浄住寺とは
浄住寺(京都市西京区山田開キ町9)は嵯峨天皇の勅願寺(天台宗)として810年に創建されます。1261年に叡尊(真言律宗)が中興開山となり律宗寺院として寺勢を伸ばしますが、南北朝の戦乱で荒廃。1689年に鉄牛禅師(黄檗宗)を招いて再興、350余年を経て今日に至っています。
黄檗の宗風を宣揚すべく布教活動(坐禅体験)に務め、またシニアの健康体操や町内子供会、小学校の坐禅会など、幅広い交流の受け皿として境内、堂宇を提供し地域活動に貢献しています。

貴重な文化財を後世につなげるために
今回は、浄住寺における寿塔修理の費用を募るプロジェクトです。
浄住寺の寿塔は京都市の有形文化財に指定され、その補助と有志のお心に助けられながら維持しており、文化の発展と地域に貢献できるお寺を目標に日々、努力をしております。しかし近年、老朽化が著しく早急な対応が必要な状態にあります。
「文化財を守ることは、未来の世代へ歴史をつなぐこと」
どうか、この歴史ある寺院を未来へつなぐための一助となっていただければ幸いです。
皆様の温かいご支援を、個々よりお願い申し上げます。

本プロジェクトの概要
- 修理工事時期:令和7年6月~11月
- 目標金額:100万円
- 資金使途:浄住寺における寿塔修理
<ご支援の前にお読みください>
- 本プロジェクトは、寄付総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、事業内容の見直しや目標金額分を自己負担するなどして、事業を実施します。
- いただいたご寄付のうち、30%は京都市が行う文化財保護施策及び事務費等に充当します。
- 取得する個人情報は、Arts Aid KYOTO(文化財保護)の事業目的、事業範囲の中でのみ使用します。
- 浄住寺からお礼状(京都市外在住の個人の方についてはお礼の品)を差し上げるため、個人情報保護法第69条第2項第1号に基づき、「住所」「氏名」「電話番号」「寄付額」「メールアドレス」を情報提供いたします。(お礼状、お礼の品を希望されない(浄住寺への情報提供を希望されない)場合は備考欄に「情報提供を希望しない」旨を記載ください。)
- 本プロジェクトが中止となった場合、それまでにお寄せいただいた寄付金は、京都市の基金に積み立て、京都市が実施する文化財保護施策に活用させていただきます。
お礼状とお礼の品について
お礼状
ご寄付いただいたすべての個人の方、企業の方にお礼状をお送りさせていただきます。
お礼の品(京都市外在住の個人の方のみ)
京都市外にお住まいの個人の方には寄付額に応じて以下のとおりお礼の品をご用意いたします。企業の方、京都市内在住の個人の方についても以下の設定額から選択いただきご寄付ください。(お礼の品については対象外となります。)
- A 5,000円:特別御朱印1枚(8種類より選択)
- B 10,000円:特別御朱印2枚(8種類より選択)
- C 30,000円:早朝坐禅とお茶体験(日時は改めてご相談)
- D 50,000円:座禅体験と精進料理、御朱印帳(全種類入り)
- E 100,000円:銘板付き紅葉を境内に植樹、御朱印帳(全種類入り)
Arts Aid KYOTO(文化財保護・事業認定型)について
京都市では、大切な文化財を後世へつなぐため、令和4年9月から「Arts Aid KYOTO」(京都市 連携・協働型文化芸術支援制度)の支援対象に、文化財の保護のための事業を追加しました。
事業認定型は、寄付金等の7割を文化財所有者等が行う文化財保護事業への支援に、3割を基金に積み立て、本市が行う文化財保護施策(京都市指定・登録文化財への修理等助成など)に活用します。

ご寄付のメリット① 税制上の優遇措置を受けられます。
京都市に対するご寄付は、個人の方からの場合はふるさと納税、企業の方からの場合は企業版ふるさと納税の対象となります。
個人の方 ふるさと納税
京都市へふるさと納税(寄付)をすると、確定申告を行うことで、その納税額のうち2,000円を超える部分について、原則として所得税及び個人住民税から全額が控除されます。
- 控除される金額には、収入や家族構成に応じて一定の上限があります。
- 京都市内にお住まいの方からの寄付についても、ふるさと納税制度による税額控除は可能です。
- 確定申告が不要な給与所得者等について、所定の条件を満たしている場合、ふるさと納税ワンストップ特例制度の利用により、確定申告なしに寄付金控除申請を行うことができます。希望された方には申請書の様式等を送付いたします。
※ふるさと納税の詳細については、こちらをご確認ください。
企業の方 企業版ふるさと納税
令和2年度の改正により、税の軽減効果が寄付額の最大約9割(改定前は6割)となり、企業の負担がさらに軽減され、これまで以上に利用しやすい制度となりました。
- 1回あたり10万円以上の寄付が対象となります。
- 本社が京都市に所在する法人の寄付は対象外となります。ただし、本社が京都市内に所在する企業も、寄付の全額を損金算入できますので、寄付額の約3割の税が軽減されます。
- 寄付を行うことの代償として経済的な利益を受けることは禁止されています。
※企業版ふるさと納税の詳細については、こちらをご確認ください。
ご寄付のメリット② 表彰制度があります。(条件あり)
一定金額以上の寄付をいただいた方に対しては表彰制度があります。該当する方には後日、京都市からご連絡いたします。
京都市における篤志者表彰
京都市では、本市に多額のご寄付をしていただいた方に対し、市長が篤志者として表彰する取組を行っています。
- 100万円以上のご寄付をいただいた方を対象としています。(京都市篤志者表彰規則による)
- 表彰は原則として、京都市最大の式典の一つ、京都市自治記念式典(10月15日)において執り行います。
国からの紺綬褒章
京都市へのご寄付は、金額などに応じて、国の栄典制度である「紺綬褒章」の対象となります。
- 公益のために私財(個人500万円以上・法人1,000万円以上)を寄付した方が対象です。
- 褒章の対象となるご寄付をくださった方が希望される場合において、京都市から国に申請し、審査・授与されるものです。
※紺綬褒章の詳細についてはこちらをご覧ください。
お問い合わせ
京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化財保護課 Arts Aid KYOTO担当
住所:〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488
TEL:075-222-3130、FAX:075-213-3366、メール:bunkahogo-kihu@city.kyoto.lg.jp