京都市
地方自治体

幕末の歴史の舞台でもある茶室、有待庵の移築に御協力いただけませんか?

大久保利通と岩倉具視らの明治維新に関わる密談の場所といわれる「有待庵」。 当時の大久保邸には、岩倉具視のほか西郷隆盛も足を運んだというエピソードが残っており、大久保利通の日記等から、「薩長間の連絡」や「王政復古の密儀」の場として使われた、歴史的な価値のある建物です。 解体直前だった有待庵の現存が令和元年に確認され、京都市が所有者から寄附を受けました。その後、関係者の御協力もいただきながら移築や保存に向けた作業や検討を進めてきており、この度、大久保利通の盟友であった岩倉具視の旧宅である、国指定史跡「岩倉具視幽棲旧宅」の敷地内に発見当時の状態で移築することとなりました。 皆様の御支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

大久保利通の茶室「有待庵」の移築について

プロジェクト立ち上げの背景

 京都市では、令和元年5月10日に京都市上京区石薬師通寺町東入南側敷地の大久保利通旧邸(石薬師邸)跡の個人住宅の建て替えに伴い、大久保利通の茶室「有待庵」が解体される予定であることを歴史研究家・原田良子氏(故人)から連絡を受けて把握しました。その後関係者での現地確認を行うとともに、原田氏や国際日本文化研究センター教授・磯田道史の御助言等も受けた結果、「有待庵」を保存すべきと判断しました。当時の所有者から「有待庵」の部材を御寄附いただけたこともあり、京都市では部材を移送・保管のうえ、移築に向けて必要な検討を開始しました。

 これまで、移築に必要な設計や移築先の検討を行うとともに、移築に向けた腐朽度合の確認や根継作業を関係者と協働して行ってきており、いよいよ移築を行うことができる状況になりました。

 そこで、京都市では、この大切な建物を将来にわたって守り継ぐために、大久保利通と旧知の仲であった岩倉具視が隠棲していた国指定史跡「岩倉具視幽棲旧宅」を移築先とするプロジェクトを立ち上げ、なるべく多くのみなさんから支援をいただけるように、法人・個人の寄附を募ることとしました。

本プロジェクトの概要

・目標金額 1,000万円  

・資金使途 大久保利通の茶室「有待庵」の移築に係る費用

お礼の品について(京都市外在住の個人の方のみ)

京都市外にお住まいの個人の方及び2万円以上のご寄付をいただいた方のみに以下のとおりお礼の品をご用意いたします。                   

〇 有待庵の移築先である国指定史跡「岩倉具視幽棲旧宅」に1回入場できる招待券を2枚

<注意事項>                                                    招待券は令和9年3月末日までにご利用ください。                        施設の開場日にご利用いただけます。                              一度のご寄付でお送りする招待券は2枚が上限です。

寄付方法

クレジットカード・銀行振込で寄付

  1. 本ページ上部「寄付をする」をクリックして決済方法を選択し、金額と申込者情報を入力してください。※銀行振込を選択された場合の振込手数料は寄付者様のご負担でお願いします。
  2. 入金を確認次第、「寄附受領証明書」及びワンストップ特例制度に係る申請書類を送付します。
  3. 「寄附受領証明書」とともに税の申告をお願いします。又はワンストップ特例制度をご利用ください。

寄付申出書で寄付

※寄付申出書のダウンロードはこちら

  1. 「寄付申出書」に必要事項を記入し、郵便、FAX又はメールにより提出してください。
  2. 本市から納付書を送付します。
  3. 入金を確認次第、「寄附金受領証明書」及びワンストップ特例制度に係る申請書類を送付します。
  4. 「寄附金受領証明書」とともに税の申告をお願いします。又はワンストップ特例制度をご利用ください。

ご寄付のメリット① 税制上の優遇措置を受けられます。

京都市に対するご寄付は、個人の方からの場合はふるさと納税、企業の方からの場合は企業版ふるさと納税の対象となります。

個人の方 ふるさと納税

京都市へふるさと納税(寄付)をすると、確定申告を行うことで、その納税額のうち2,000円を超える部分について、原則として所得税及び個人住民税から全額が控除されます。

  • 控除される金額には、収入や家族構成に応じて一定の上限があります。
  • 京都市内にお住まいの方からの寄付についても、ふるさと納税制度による税額控除は可能です。
  • 確定申告が不要な給与所得者等について、所定の条件を満たしている場合、ふるさと納税ワンストップ特例制度の利用により、確定申告なしに寄付金控除申請を行うことができます。希望された方には申請書の様式等を送付いたします。

※ふるさと納税の詳細については、こちらをご確認ください。

企業の方 企業版ふるさと納税

令和2年度の改正により、税の軽減効果が寄付額の最大約9割(改定前は6割)となり、企業の負担がさらに軽減され、これまで以上に利用しやすい制度となりました。

  • 1回あたり10万円以上の寄付が対象となります。
  • 本社が京都市に所在する法人の寄付は対象外となります。ただし、本社が京都市内に所在する企業も、寄付の全額を損金算入できますので、寄付額の約3割の税が軽減されます。
  • 寄付を行うことの代償として経済的な利益を受けることは禁止されています。

※企業版ふるさと納税の詳細については、こちらをご確認ください。

ご寄付のメリット② 表彰制度があります。(条件あり)

一定金額以上の寄付をいただいた方に対しては表彰制度があります。

該当する方には後日、京都市からご連絡いたします。

京都市における篤志者表彰

京都市では、本市に多額のご寄付をしていただいた方に対し、市長が篤志者として表彰する取組を行っています。

  • 100万円以上のご寄付をいただいた方を対象としています。(京都市篤志者表彰規則による)
  • 表彰は原則として、京都市最大の式典の一つ、京都市自治記念式典(10月15日)において執り 行います。

国からの紺綬褒章

京都市へのご寄付は、金額などに応じて、国の栄典制度である「紺綬褒章」の対象となります。

  • 公益のために私財(個人500万円以上・法人1,000万円以上)を寄付した方が対象です。
  • 褒章の対象となるご寄付をくださった方が希望される場合において、京都市から国に申請し、審査・授与されるものです。
  • 紺綬褒章の詳細についてはこちらをご覧ください。

お問い合わせ

京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化財保護課

住所:〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488

TEL:075-222-3130、FAX:075-213-3366、メール:bunka-hogo@city.kyoto.lg.jp

団体情報
このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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