
共同アーティスティック・ディレクターのメッセージ
いつもKYOTO EXPERIMENTを応援していただき、ありがとうございます。
今年度で4回目となる「KEXサポーター」の募集を開始します。継続で、あるいは新たに、ご寄付を通じたサポーターとして参加いただけることを、心より願っています。
2023年にこの制度を始めて以来、3年間でのべ415名のみなさまから、総額870万円ものご支援をいただきました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。
昨年度のフェスティバルでは、京都で芸術大学を卒業したアーティストたちが、新たな表現へと大きく踏み出す姿を見ることができました。思考を深め、試行錯誤を重ねながら作品を育てていく営みは、効率や即時性だけでは測れない価値を持っています。
歴史的にみても本当に新しい表現は、最初からその価値が広く理解されるわけではありません。何になるかわからない状態のまま、時間をかけて育っていくものだと思います。サポーターとしてKYOTO EXPERIMENTに寄付をしていただくことは、完成された価値ではなく、その「まだ輪郭の定まっていない時間」に伴走していただくことなのだと感じています。一方で、近年の財政的にこのフェスティバルを安定して維持していくことには困難が伴っています。それがこのサポーター制度を創設したきっかけでもありますが、とりわけ今年度は予算獲得において不慮の事態が発生したことと、イランでの戦争をはじめとした世界情勢により予算の見通しが不透明であることなど、厳しい状況が続いています。
みなさまからのご寄付は、実験的な表現が生まれ続ける場を支え、次の挑戦を可能にする大きな力になっています。フェスティバルをともに育てる仲間として、ご参加いただければ嬉しく思います。どうぞ、KEXサポーターとしてこのフェスティバルをお支えいただけますよう、お願い申し上げます。
KYOTO EXPERIMENT 共同アーティスティック・ディレクター
川崎陽子 塚原悠也

「KEXサポーター」について
「KEXサポーター」は寄付(京都市へのふるさと納税の仕組みを活用)を通じてフェスティバルをご支援いただく仕組みです。2023年のスタート以来、3年間でのべ415名のみなさまにご登録いただきました。
「観る」だけではなく、「参加する」フェスティバルへ。KYOTO EXPERIMENTでは、作品を鑑賞する場にとどまらず、アーティストや観客、地域の人々が出会い、新しい視点や対話が生まれる“コミュニティの場づくり”にも力を入れてきました。2025年からはその“場づくり”を「KEXサポーター」においても展開しています。
「KEXサポーター」には、KYOTO EXPERIMENTを身近に応援してほしい、という思いがあります。フェスティバル体験をより深く分かち合うための交流の場や、サポーターのみなさまと一緒につくる限定イベントなどを通して、フェスティバルを運営するメンバーとサポーター、そしてサポーター同士のつながりを育み、豊かな観客文化をみなさまと一緒につくっていきたいと考えています。
KYOTO EXPERIMENTは、サポーターのみなさまとともに、文化芸術の未来をひらいていくフェスティバルでありたいと願っています。

KYOTO EXPERIMENTが目指すもの
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、2010年から続く国際舞台芸術祭です。国内外の先鋭的なアーティストを迎え、演劇、ダンス、音楽、美術、デザインなど、ジャンルを横断した実験的な舞台作品を紹介しています。「EXPERIMENT=実験」という名の通り、未知のものや、まだ名前のついていない感覚と出会う場をつくってきました。
【KYOTO EXPERIMENTの独自性】
☞ 2010年に京都でスタートした国際舞台芸術祭。首都圏以外で開催しているにも関わらず、国内における最大規模の国際舞台芸術祭に成長。訪れたいフェスティバルとして世界中から注目されている。
☞ 今しか見られない、国内外の先鋭的なアーティストによる作品の観劇体験ができる。
☞ これまで開催した16回の累計来場者は延べ430,344名。また、市内の74会場を活用し、235作品、188名/組のアーティスト、880名のボランティアがフェスティバルに関わった。
☞ 歴史と文化が息づく「京都」という街で、新しい表現や実験的な試みを促し、地域のアーティストと海外のアーティストが出会う機会を創出。また、若い世代が舞台芸術に触れる機会を育む。
☞ 京都の公立/民間の劇場やアートセンターなどの5つの団体が協力し、企画・運営する公共性の高い芸術祭。京都の文化芸術を豊かにする土壌を耕している。
☞ 海外団体との協働により国際的なネットワークを形成し、日本と海外のアートシーンを結ぶハブとして継続的な役割を果たしている。当フェスティバルでは新作製作にも積極的に取り組み、これまでに製作した80作品は、15カ国・35都市以上で上演された。

私たちは、このフェスティバルを単なる「公演事業」ではなく、舞台芸術を通して人と人が出会い、対話し、社会や未来について考えるための場だと考えています。アーティスト、観客、地域、そして世界がゆるやかにつながり、新しい視点や価値観が生まれていく。その積み重ねが、文化芸術、ひいては社会の未来を支える土壌になると信じています。
各地で紛争や分断が続き、世界が混迷を深める今だからこそ、文化交流を絶やしてはいけない。困難な社会状況のなかでも、KYOTO EXPERIMENTは国際的な交流を続けてきました。異なる背景や文化を持つ人々が同じ場を共有し、ともに考える時間は、社会にとって欠かせないものだと思うからです。
「未知のもの」に出会うこと。
まだわからないものを、すぐに答えにせず、想像し続けること。
そのための余白を社会のなかに残していくこと。
それこそが、KYOTO EXPERIMENTが大切にしていることです。
近年のKYOTO EXPERIMENTの財政状況は不安定ながらも、辛うじて運営を続けてまいりました。さらに今年は、今後の継続に関わりかねないほど、非常に厳しい状況です。最初にお伝えした通り、いまや「KEXサポーター」はKYOTO EXPERIMENTにとって、運営基盤のひとつであり、なくてはならない存在です。
私たちと共にフェスティバルを支えていただく柱のひとつとして、多くのみなさまに「KEXサポーター」へのご参加をお願いしたいと思っています。
KYOTO EXPERIMENTの継続と未来のために、ぜひKEXサポーターへのご登録を、よろしくお願いいたします。

KYOTO EXPERIMENTにまつわるお金のこと
●他のクラウドファンディングよりお得なの?
KEXサポーター制度は、京都市へのふるさと納税の仕組みを利用しており、税の控除があります。実質2,000円の負担で招待チケットの特典を受け取ることができる場合も!
(給与収入や家族構成などによって控除額は変わります)
詳しくは「サポーターになると節税効果も!」の項目へ。
●なぜ厳しい経済状況なの?
主な理由には、
①京都市の負担金が以前と比べて減少したこと
②国際交流に係る助成金が減少したこと(昨年比で約1000万円減額)。
③海外からの招聘アーティストに係る経費(国際航空運賃、国際輸送)の増大、インバウンドの影響による宿泊費の高騰、国内の物価高騰に伴う材料費・人件費が増大していること。
が挙げられます。円安の影響により、海外アーティストの上演料などの外貨建て経費も増加し続けています。
フェスティバルをとりまく経済状況:
・海外アーティストの来日公演に係る費用が1.5倍
コロナ前の2019年の実績と比べて、2025年にはおよそ1.5倍となっています(同規模・同地域からの海外招聘アーティストの公演で比較)。また、ユーロ建ての上演料におけるレートも約1.5倍と増加しました(2019年:1ユーロ=125円程度→2026年:1ユーロ=185円)
・国際渡航費・国際輸送費の増大アメリカによるホルムズ海峡封鎖や紛争等の影響を受け、国際渡航費・国際輸送費が増大しています。ヨーロッパからの渡航費は、コロナ前は1名あたり15万円程度で手配できていましたが、現在は25万円程度かそれ以上を見込む必要があります。その他の地域からの渡航費も、コロナ前と比較するとおおよそ1.5倍程度になっています。船による舞台セット等の国際輸送費についても、紛争の影響で遠回りのルートになるケースが多く、経費が格段に増大しています。
・アーティストの宿泊費が倍増コロナ前は1泊1万円程度で手配できていましたが、現在はインバウンド需要の回復やホテルの運営コストの上昇などの影響により、宿泊費は2倍程度になっています。
・人件費が増大物価高騰の影響により、国内の人件費も増大しています。
●チケット料金を上げないの?
KYOTO EXPERIMENTは将来を担う若い世代が舞台鑑賞の機会を持てる環境を保つことを大切にしています。若い世代が芸術に触れる機会を失えば文化芸術の未来は途絶えてしまいます。また、チケット料金を上げることはフェスティバルの公共性を損ない、人々の観劇の機会を狭めてしまうことになります。
近年の物価高騰は舞台芸術業界全体にも及んでおり、公演のチケット料金は年々値上がりしています。その一方で、KYOTO EXPERIMENTはチケット料金を安価に抑える努力をしてきました。特にユース(25歳以下)・学生料金と高校生以下料金は、以前からの水準を維持しています。
私たちはチケット価格を大きく引き上げることなく、このフェスティバルを未来へつないでいきたいと考えています。
●KEXサポーター資金の使い道は?
サポーター制度によってご支援いただいた資金は、フェスティバル開催の経費として大切に使わせていただきます。
【目標金額300万円】
・国際移動にかかる交通費:170万円
・宿泊費:120万円
・Congrant手数料および事務局運営費:10万円
これらの経費へのご支援が、フェスティバルの持続可能性を高め、チケット代を安価に維持し、そして若い世代が良質な作品に触れる機会を守ることにもつながっていきます。

サポーターになると節税効果も!
KEXサポーター制度は、京都市へのふるさと納税の仕組みを利用しており、個人の方からの寄付の場合はふるさと納税、企業の方からの寄付の場合は企業版ふるさと納税の対象となります。
【個人で寄付:ふるさと納税】
下記の計算式による金額が所得税額(所得税・個人住民税)から控除されます。

※寄付をした方の給与収入や家族構成などに応じた控除額の上限があります。
※全額(2,000円を除く)控除される寄付金の上限目安はこちらから確認できます。
ふるさと納税(個人)税控除のための手続き
控除を受けるためには、原則として、ふるさと納税を行った翌年に確定申告、もしくはふるさと納税ワンストップ特例制度を利用する必要があります。所轄税務署にて確定申告を行うか、ワンストップ特例制度の申請を行ってください(年末調整で申告することはできません)。
京都市が発行する寄附金受領証明書が寄付金控除の手続きに必要となりますので、確定申告等の時期まで、大切に保管してください。
※ふるさと納税(個人)の詳細については、こちらをご確認ください。
ふるさと納税ワンストップ特例制度
確定申告が不要な給与所得者等について、所定の条件を満たしている場合、ふるさと納税ワンストップ特例制度の利用により、確定申告なしに寄付金控除申請を行うことができます。申請を行った場合、所得税からの控除は行われず、全額が翌年度の住民税から減額されます。
(ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用できる方)
以下の2点を満たす場合に、ご利用いただけます。
・確定申告をする必要のない給与所得者等である(年収2,000万円以上の所得者や、医療費控除等のために確定申告が必要な場合は、確定申告で寄付金控除を申請してください)。
・1年間の寄付先が5自治体以内である。
【企業で寄付:企業版ふるさと納税】
寄付により、法人住民税など、最大で寄付額の約9割の軽減効果があります。

・1回あたり10万円以上の寄付が対象となります。
・本社が京都市に所在する法人の寄付は対象外となります。ただし、本社が京都市内に所在する企業も、寄付の全額を損金算入できますので、寄付額の約3割の税が軽減されます。
・寄付を行うことの代償として経済的な利益を受けることは禁止されています。
※企業版ふるさと納税の詳細については、こちらをご確認ください。

サポーター特典
KEXサポーターになると、税控除に加え、フェスティバルオリジナルバッグ(※1)のほか、公演チケットの先行販売や、公演を観劇できる招待券、会員限定のスペシャルイベントなどをお楽しみいただけます。
<個人サポーター>
| サポーターコース【寄付金額】 | 特典 |
| Sakuraサポーター【1万円】 | 基本の特典★ |
| Umeサポーター【3万円】 | ① 基本の特典★ ② オリジナルバッグ ③ KYOTO EXPERIMENT 2026 招待チケット1演目(※2) |
| Takeサポーター【5万円】 | ① 基本の特典★ ② オリジナルバッグ ③ KYOTO EXPERIMENT 2026 招待チケット2演目(※2) |
| Matsuサポーター【10万円】 | ① 基本の特典★ ② オリジナルバッグ ③ KYOTO EXPERIMENT 2026 招待チケット3演目(※2) |
<企業サポーター>
| サポーターコース【寄付金額】 | 特典 |
| Kameサポーター【10万円】 | 基本の特典★ |
| Tsuruサポーター【30万円】 | 基本の特典★ |
★基本の特典(サポーター全員対象)
- KEXサポーター会員証(一部の公演で優先入場可能)
- 公演チケット先行販売(8/4〜8/6)のご案内
- 会員限定!スペシャルパーティご招待(9月予定)
- オープニングパーティ&クロージングパーティご招待(10/3、10/25)
- ピクニックや感想シェア忘年会などの会員限定イベントご招待
- ウェブサイト・当日パンフレットにお名前の掲載(希望者のみ)
- フェスティバルの裏側を発信!会員限定 Instagramアカウントへのご招待
※1:演目招待等の特典について
演目招待及びオリジナルバッグは、京都市外在住の方のみお受取りいただけます。
※2:演目招待の手続きは寄付後、事務局からメールでご案内いたします。

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭とは?
京都発のKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」の名のもと毎年継続し、2026年で17回目を迎えます。このフェスティバルが目指しているのは、国内外の実験的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐこと。演劇、ダンス、音楽、美術、デザインなどジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、新たな可能性をひらいていきます。
KYOTO EXPERIMENTは、2004年に開始した京都芸術センターの演劇製作事業「演劇計画」を下地とし、京都芸術センターや京都造形芸術大学(当時) 舞台芸術研究センター、京都の舞台芸術シーンの中にいる有志が京都市と共に立ちあげた、生粋の「京都生まれ・京都育ち」のフェスティバルです。公共性を大事にしながら、理念に賛同してくださったみなさまの協力や支援・寄付のもと、手づくりでコツコツとここまで成長してきました。2023年には、これまでの取り組みが評価され、共同ディレクターを務める川崎陽子が第74回芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)を受賞しました。
KYOTO EXPERIMENT ウェブサイト
KYOTO EXPERIMENT公式SNS(X,Instagram)

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2026 開催概要

会期:2026年10月3日(土)〜10月25日(日)
会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか
主催:京都国際舞台芸術祭実行委員会[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)]、一般社団法人KYOTO EXPERIMENT
お問合せ
サポーター制度、KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭について
KYOTO EXPERIMENT事務局
〒604-0862 京都市中京区少将井町229-2 第7長谷ビル 6F
Tel 075-213-5839 office@kyoto-ex.jp
*事務局の営業日
6-7月・11月:平日11:00-17:00
8-10月:平日11:00-19:00(会期中は無休)
12-5月:月・火・水の11:00-17:00
ふるさと納税の仕組みを利用した寄付制度について
京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課(KYOTO EXPERIMENT担当)
〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
Tel 075-222-3119 bunka-art@city.kyoto.lg.jp
※本サイトからご支援いただいた寄付金は、
Kyoto Art Donationを通じて京都国際舞台芸術祭実行委員会に寄付されます。
<京都の文化芸術に関する寄付サイト”Kyoto Art Donation">

金額10,000円 |

金額30,000円 |

金額50,000円 |

金額100,000円 |

金額10,000円 |

金額30,000円 |

金額50,000円 |

金額100,000円 |





