この活動を始めた理由
2007 年の夏、市内の小学生2 名が高知県の四万十川で亡くなるという事故が発生しました。ホントに近くの小学校で、自分の所属している市教育委員会のイベントでした。新聞の1面でそのことを知り、涙が止まらなかったことを覚えています。僕はもともとカヤックをとことんやっていて、水辺で「ライフジャケット」が必要なことを痛感していたし、自分の学校では「ライフジャケット」を準備し、安心していた矢先でした。もっと市内の人に知らせていれば・・・、もっと大きな声で叫んでいれば・・・と自分を責めました。 その事故をキッカケにボクは腹をくくりました。とにかく伝えていくってこと。

活動を始めて、この夏で19年になります。これまでひたすら「ライフジャケット」のことを伝える活動を続けてきました。とにかくできることを1つひとつ、やれることをやれるだけやってきました。でも、残念ながら悲しい事故は、毎年起こってしまっています。とことんがんばってきたのですが、まだまだ「ライフジャケット」は当たり前になっていません。これまでひたすら活動を続けてきましたが、これからも変わらず活動を続けていきます。全国で「ライフジャケット」が当たり前になり、防ぐことができる水難事故を防ぎ、子どもたちの命を守ることができるようになるまで…とことんがんばりたいと思っています。
香川県での「ライフジャケット」の動き
令和4年から、香川県教育委員会さんが「ライフジャケット推進事業」(令和7年度からは「学校における水難事故防止教育推進事業」)に取り組んでくださっています。県教委が「ライフジャケットレンタルステーション」を開設し、学校や園、子ども会等に貸し出しをしてくださっています。そして、学校での水泳授業での「ライフジャケット着用体験」を推進し、「香川県の子どもたちが必ず『ライフジャケット』のことを学べるようにしたい…」と熱い気持ちでがんばってくださっています。

「子どもたちにライジャケを!」に賛同いただいた企業さんや、みなさんに思いっきり協力していただいた2025年の春のクラウドファンディングでの寄贈によって、県内17市町のうち16市町で「ライフジャケットレンタルステーション」を開設していただいています。残り1つの直島町では、全児童分以上のライフジャケットを準備していただけているので、まだ十分とは言えないですが、すべての市町で「ライフジャケット」が準備できる環境が整いつつあります。
その結果、水辺の安全に関わる指導者の皆さんからも、県内で「ライフジャケット」についての意識が広がってきていることを感じる…という声が届きはじめています。注目すべきは、香川県警察本部の資料「子どもを水辺の事故から守ろう」(令和7年)で、令和5年、6年と水難事故がゼロだったことが報告されています。県が取り組んでくださったことで、県内に「ライフジャケット」の意識が広がっていることを実感しています。
香川の熱が全国へ…!
そして、今、香川県の取り組みが評価され、全国の自治体で「ライフジャケット」が導入されはじめています。みなさんのご協力をいただき、クラウドファンディングで「ライフジャケット」を寄贈した自治体でも、着実に「ライフジャケット」についての取り組みが展開されていて、着用の意識が広がってきている…という報告をいただいています。この動きの中で確信したことは、「自治体が『ライフジャケット』を準備し、誰もが当たり前に手に取れる環境を整えること」が、結果として最大の啓発になるということ。

それぞれの行政や担当者の「意識」や「心がけ」という不確実なものに委ねるのではなく、当たり前に「ライフジャケット」が準備できる環境が整うことで、子どもたちの命を守ることができる…確信しています。
だんだんと応援していただける方が増えてきていて、少しずつ活動が広がっていている今、もう1段階ギアを上げて、全国に「ライフジャケット」を広げたい…と考えています。今だからこそ、NPO法人として活動をスタートさせることで、日本中、そして世界中の子どもたちを守る環境を整える動きをとことん広げていく…ってことに腹をくくりました。
これまでの動きでは限界…。お力を貸してください。
NPO法人の設立をする大きな理由は、もう1つあります。それは、正直言うと、活動が限界を迎えている…ということです。これまで、なかなか成果が出ない中、本当に長い間たくさんのみなさんに応援いただいたおかげで、だんだんと活動が全国に広がっていることを実感しています。全国各地から講演に呼ばれることがあったり、全国の自治体への「ライフジャケット」の動きのサポートをしたりする時間も増えてきました。

一方で、活動が広がっていくことはうれしい反面、各地からの問い合わせへの対応や助言等にどんどんと日々の時間を取られたり、動けば動くほど必要経費がかかってきたりするようになってきました。正直言うと、今までのやり方では、活動が前に進まなくなってきているのが現状です。活動を広げたい…という思いと、限界を迎えている…という気持ちの狭間での活動の継続はもう限界です。
そして、だんだんと広がってきたからこそ…なのですが、任意団体だということがネックになって、講演等のご依頼がいただけなかったり、助成金がご寄付がいただけなかったり…ということが起こりはじめています。このことからも、法人となることで、信用ある活動であることを示すことができれば、日本全体の動きをさらに前に進められるはず…と確信しています。
ここから先は、最後に大きなハードルを乗り越える必要がある場面が訪れる…と予想しています。これまでは1人でやれるだけのことをとことんやってきました。だけど、これから先は、みなさんからの力をいただいくことで、大きなハードルをなんとか乗り越えたいと考えています。
この動きが、子どもたちの命を守る「ライフジャケット」のことをとことん全国に広げ、起こってしまうかも知れない悲しい事故を防ぎ、子どもたちの命を守ることにつなげたい…と本気で思っています。どうか、みなさんお力を貸してください!
寄付募集について
NPO法人の設立は、2027年1月を目標にしています。設立までの期間も活動は続きますので設立までにいただいたご寄付は、現在の活動からの法人設立までのスムーズな移行のために活用させていただきます。設立後のご寄付については、法人の運営費用として活用をさせていただきます。
そして、NPO法人の立ち上げと当時に「認定特定非営利活動法人」を目指します。「認定特定非営利活動法人」の認定のための基準の1つ(パブリックサポートテスト)に「その年度中、年間3000円以上の寄付者が年間平均100名以上」というものがあり、その基準のクリアを目標にしたいと思います。2028年12月末の時点で、年間3000円以上の100名の「トナカイさん(賛助会員)」を集めることが目標です!どうかお力を貸してください!
年間の合計が3000円以上になるので、単発寄付でも、毎月寄付でも、年間寄付でも、合計が3000円以上になると基準としてカウントされます。ぜひご協力よろしくお願いします!
「トナカイクラブ」もスタート!
そして、これまでなかなかうまく運営ができていなかったのですが、コングラントさんでは、サポートいただいているみなさんにメールで連絡ができる機能があり、この機能を利用して、みなさんと情報交換をしながら、活動を進めていきたいと思っています。

ご寄付いただいた「トナカイさん」のみなさんのことを「トナカイクラブ」と呼ばせていただき、定期的にメールと音声配信(stand.fm)で活動についてご報告させていただきます。オフ会など、みなさんでの交流も考えています。ぜひ一緒にがんばりましょう!
これまでの活動&受賞歴
・MJCマリン賞「安全環境部門」 受賞 (2014年)
・日本キャンプ協会・第25回キャンプミーティング「MIP 賞」受賞(2021 年)
・JOLA(ジャパンアウトドアリーダーズアワード)2022 優秀賞&特別賞受賞(2022年)
・高松キワニスクラブ・第44回「社会公益者賞」受賞(2024年)
これまで「ライジャケサンタ」として、数千着の「ライフジャケット」を”ライジャケサンタ”として、子どもたちにプレゼントしてきました。これまで2度のクラウドファンディングで、1度目は3年前に全国8県に430着と、31道府県に1114冊の絵本「かっぱのふうちゃん」を寄贈しました。そして2度目は去年に28市町に603着の「ライフジャケット」を寄贈しました。
代表:ライジャケサンタ・森重裕二 プロフィール

カヌーや渓流釣りなど水辺での遊びに親しむ。2019年春、約20年続けた小学校教諭を退職し、現在は庵治石細目「松原等石材店」3代目。修行の傍ら「ライフジャケット」のことを伝えるために日々活動中。Voicy「みんなで子どもを守るラジオ!」パーソナリティ。2022年に絵本「かっぱのふうちゃん」(子どもの未来社)発刊。3人の息子たちと遊ぶことが一番の楽しみ。
「子どもたちにライジャケを!」http://lifejacket-santa.com/
「庵治石細目『松原等石材店』」http://ajistone-hitoshi.com/

