活動・団体の紹介
NPO法人Link toは「人と人のつながりを大切に」の想いの元、2024年7月に設立しました。人と人がつながることで、活動の輪が広がり、様々な課題を解決することにつながります。
私たちは特に、人とペットが本来あるべき、暮らしやすい社会を実現するために様々な活動を行っています。動物病院グループ(https://jpb-co.com/)とも提携することで、より幅広いエリアで活動を広めていきます。
活動の背景、社会課題について
・ペット防災の啓蒙:地震など、災害大国である日本において、人もペットも防災時の準備は欠かせません。災害が起きた時に、一緒に避難所へ連れていくべきか、それともどこかに預けるべきかなど、臨機応変に判断することが必要となります。私たちは、そういった緊急時に備え、ペットとの災害時のシュミレーションや備蓄しておくべき物など、様々なイベントを通じて防災の重要性を啓蒙していきます。
・保護犬猫の譲渡推進:最近では、テレビなどで保護犬猫が取り上げられる機会が増えてきており、保護犬猫に関する認知は高まってきました。一方で、殺処分がいまだに行われている現状もあります。これからさらに認知度を高めるために、私たちは、様々な動物病院や団体様と提携して、保護犬猫の譲渡推進や避妊去勢支援を行っていきます。
・人の健康寿命延伸:ペットと人が暮らすことにより、様々なメリットがあります。例えば、高齢者がペットと一緒に暮らすことにより認知症になりにくくなるという研究結果などが最近では発表されています。また、ペットと一緒に仕事をすることで、仕事の生産性が上がる、風通しの良い会議ができる、社内コミュニケーションが増加するなど、働いている人にもポジティブな影響がうまれてきます。私たちは、様々な団体様と提携して、ペットと人が一緒に暮らすことにより、人の健康寿命の延伸にも貢献していきます。
・子供と動物の触れ合い推進:様々なイベントに参加することで、子どもと動物の触れ合いを増やし、相手を思いやる気持ちを育んでいきます。また、触れ合いを増やすと同時に、保護犬猫の現状についても知ってもらうことで、いのちの大切さについても学べる環境を増やしていきます。
・動物介在教育の推進:子どもとペットの触れ合うことの1番のメリットは情操教育の育みといえます。つまり、人の痛みが分かる、想像力が膨らむ、正しい倫理観を身につけるなど、人として正しく成長することができます。また、動物介在研修も海外では普及しており、私たちは、様々な団体様と協力して動物介在教育や動物介在研修を広げていきます。
・若者の自立支援:引きこもりや不登校など、様々な理由で生きづらさを抱え、居場所が見つからない若者や子どもは少なくありません。私たちは、動物との触れ合いを通じて、社会と安心できるつながりをもってもらい、1人でも多くの若者が自律し、活躍できるようになることを応援していきます。
・元野犬の飼育推進:野犬は怖い。そういう印象を持っている方も少なくないと思います。野犬も一緒に生活していけば、徐々に人に寄り添ってきますし、可愛い一面も沢山あります。また、とても賢い子が多く、飼い主も正しい知識を身につけ、きちんと社会化すれば、一緒に暮らすことができます。野犬も、ペットを飼育する際の選択肢の1つとして認知されるように活動していきます。
・犬の社会化推進:私たちは、犬を飼育したら責任をもって最後まで一緒に暮らさなければなりません。その中で、非常に大事になるのが、犬の社会化です。変な吠え癖や噛み癖を付けない、人に慣れるなどきちんとトレーニングを行うことが、人と動物が一緒に暮らしやすい環境を創るための第一歩です。犬の社会化を広めていくことで、人と動物がどこでも一緒に出かけることのできる社会を作っていきます。
・ペットの終生飼養推進:ペットの終生飼養は、高齢化社会の日本で、ひとつの課題となりつつあります。私たちは、様々な企業様や団体様とつながり、万が一、ペットが残されてしまった場合でも、残されたペットが幸せに過ごせるような仕組みを作ることで、安心してペットを飼育できる社会を実現していきます。
活動内容の詳細、実績について
2024年7月:設立
2024年8月:老犬ホームスマイルフラワーにて「スマフェス」主催
2024年9月:イオンモール名古屋茶屋(愛知県名古屋市)にて行われた、大和ハウスグループ・大東建託グループ様主催の防災イベント「だい・ぼう・けん」へ出展
2024年11月:アムール動物病院(https://amour.jpbvet.com/)及び老犬ホームスマイルフラワー(https://roukenhome.com/)にて保護犬活動を開始
2025年2月:ほんだ動物病院(https://jpbvet.com/)にて譲渡会を開催予定
代表者メッセージ
NPO法人Link to代表の張本です。私は、大学卒業後は動物病院の獣医師として、そして独立後、院長として病院運営を行ってきました。病院も順調に成長し、後輩も育ってきた中、このまま病院運営だけを行っていくことだけが自分のやるべきことなのか?と自問自答するようになりました。そんな時に思い出したことは、小さい頃に飼っていたゴールデンレトリバーのジャックです。ジャックは私に様々な想い出を作ってくれ、私の人生に大きな影響をもたらしてくれました。日本のペット業界にはまだまだ改善できることが沢山あります。その課題解決には私1人の力では不可能であり、当法人に関わる沢山の方と一緒に「人とペットが本来あるべき、暮らしやすい社会」を目指していきたいと思います。
寄付金の使い道について
・法人運営のための人件費・設備改修費
・保護犬猫の食事・備品・医療費
・保護犬猫施設を全国で作るための資金