このプロジェクトは「Wings of Women powered by あすか製薬」の認定プロジェクトです。
「Wings of Women powered by あすか製薬」では、あすか製薬が広報・PRサポートを支援することで、社会課題の解決に取り組む市民団体の資金調達を応援します。あすか製薬は本プロジェクト等を通じて、ステークホルダーと協働しながら、持続可能な社会の実現に向けて地域社会の発展に貢献してまいります。
▼Wings of Women powered by あすか製薬特設サイト
https://congrant.com/jp/wingso...
▼あすか製薬ウェブサイト
https://www.aska-pharma.co.jp/
▼女性のための健康ラボMint⁺(あすか製薬運営サイト)
https://www.aska-pharma.co.jp/...
活動・団体の紹介
特定非営利活動法人子宮頸がんを考える市民の会は、2004年から活動を続ける日本で最も歴史ある子宮頸がん啓発団体です。市民目線で声を上げ、制度を変え、若年層に増える子宮頸がんの予防・啓発活動を行い、検診受診率向上及びHPVワクチンに対する科学的な理解促進を目指しています。
https://love49.org/company

活動の背景、社会課題について
子宮頸がんは20〜30代の若年層で増加傾向にあり、日本人女性の約80人に1人が罹患します。ワクチンと検診で予防できる唯一のがんですが、日本の検診受診率は先進国最低レベルに留まります。正しい知識不足と低受診率の大きな要因であり、多くの女性が子宮を失い、亡くなる現状を変えることが喫緊の課題です。

活動内容の詳細、実績について
毎年4月9日を「子宮の日」に制定し、2009年より「LOVE49(しきゅう)全国アクション」を実施。全国80か所以上 で1,500名超のボランティアと共に、8万部超のニュースレターなどを配布し、検診とHPVワクチン接種の重要性を訴えています。

さらに、この問題に共感した多くの人と予防知識を体系的に広めるため、子宮頸がん予防検定(ティールブルーリボン アドバイザー検定)を2026年6月に実施するためにクラウドファンディングを実施します。
理事長 今野良(自治医科大学名誉教授)メッセージ
2024年度から、20年という歴史のある本会の理事長を務めさせていただいている今野良です。
私と子宮頸がんの出会いは、今から40年前、大学を卒業して間もなく、地方の初期研修で出会った進行期の70歳代女性でした。当時のその病院には放射線治療機器があり指導医の下、初めて放射線治療に携わり、その患者さんは途中の合併症で苦労しながらも回復し、退院することが出来ました。放射線治療の有効性を実感する経験でした。
ほどなくして、今度は極度にやせ細った60歳代の女性が運ばれてきました。意識はあり、会話はできるものの、自分では動けず食事も摂れないさまです。家族は放射線治療を希望しましたが、指導医は「体力が無く、却って命を縮めかねないから、緩和ケアを」と提案しましたが、受け入れられず、一日だけトライしてみると、もう翌日からベッドに起き上がることもできません。本人からは「立派な病院に連れてきてもらい、治療も受けさせてもらった」、これ以上は望まないという希望が伝えられ、皆が納得し支持療法だけとしましたが、3日後には息を生きとりました。
この経験が、私が産婦人科医として婦人科がんを専攻しようという動機になり、一方で、子宮頸がん検診を普及させようと思わせました。
時は流れ、いまは子宮頸がんの原因がHPV(ヒトパピローマウイルス)であることが解明され、感染防止ワクチンが開発され、検診には従来からの細胞診に替えて、高感度のHPV検査が導入されました。今のこの状況では、前述の二人のような子宮頸がん患者は存在しないのが当たり前のはずなのです。
ところが、実際には3000-4000人の患者さんが死亡し、10000人以上が新たに子宮頸がんに罹患しており、さらに増加を続けています。検診の受診率は40%程度で、HPVワクチンの接種率は定期が40%、キャッチアップが20%程度です。このままの状況では、WHOが提唱する2100年までの世界における子宮頸がん征圧(人口10万人名当たりの罹患率4人未満)に、日本は到達することができません。ほとんどの低・中所得国でも達成可能であるにも拘らず、日本だけ最悲劇国になる可能性が高いです。どうすればそこから脱却できるのでしょうが?
その解決が私たちの課題です。
さて、4月9日は「子宮頸がんを予防する日、子宮の日」として皆さんに覚えていただき、各地で子宮頸がん予防のためのイベントやキャンペーンが実施されます。なかでも、頼りがいがあるのは、細胞診断のプロである細胞検査士の皆さんのご協力である街角のキャンペーンです。本当にご苦労様です。毎年感謝しております。市民の皆様はこの機会にぜひ、子宮頸がんのことを検査士さんに尋ねてみてください。HPV検査の検診が普及すると、その後の精密検査として行われる細胞診の意義と検査士の地位は格段に向上します。
そのほかにも、事務局では3月4日の「国際HPV啓発Day」のウェビナーや、日本とアジアパシフィック地域女性の子宮頸がんへの取り組み調査と成果報告・記者会見、各自治体へのアンケート実施と後日の報告会などを実施しております。各地においては、これからも工夫を凝らした独自の取り組みが予定されています。
ただ、長年活動をしてきて、私たちだけの力では限界があることも感じています。今回、多くの人たちに子宮頸がん予防について「的確」で「自信」を持ってアドバイスできる人材を育成していきたいとの想いから子宮頸がん予防検定(ティールブルーリボンアドバイザー検定)企画が立ち上がりました。
是非、皆様に立ち上げから御支援頂き、6月には検定を受検して頂き、子宮頸がん予防を勧める人になって頂きたいと思っています。私たちの現在と将来の健康と命を守るために!
NPO子宮頸がんを考える市民の会 理事長 今野良
寄付金の使い道について
子宮頸がん予防検定(ティールブルーリボン アドバイザー検定)事業の立ち上げまでの事業費、広報費、外部協力者への謝金、事務局人件費に充てられます。
金額5,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
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