団体紹介
福山市で初の労働者協同組合「みんなの暮らし研究所」設立
〜市民による新しい“はたらく”のかたち、中間支援の担い手として始動〜
このたび、私たちは新たに「労働者協同組合 みんなの暮らし研究所」を設立することとなりました。
地域の市民活動支援・まちづくり等のコーディネートを担ってきたメンバーが、今後の持続可能な活動のあり方を模索する中で選んだのが、労働者協同組合法に基づく法人制度です。福山市では今回が初めての設立となります。
労働者協同組合(ワーカーズコープ)は、組合員が出資し、経営に参加し、協同して事業を行う働き方です。私たちは「自分たちのまちは自分たちでつくろう」と思える人が地域に増えていくことを目指し、引き続きまちの中で必要とされる「人と人」「活動と活動」をつなぐ中間支援の役割を果たしていきたいと思います。

【設立の特徴】
- 広島県福山市で初めての労働者協同組合
- 市民活動支援、まちづくり等のコーディネートをする中間支援組織
- 組合員(メンバー)全員が対等に意思決定に参画する「協同労働」のスタイル
コンセプト
「よりよい暮らしを自分たちでつくるには?」という問いを共に考え、まちで実践するチームとして、多様な人たちが出会い、それぞれの生き方から学び合える場づくりを通して、自らまちで活動する人を増やしていこうとしています。
【立ち上げの経緯】
福山市まちづくりサポートセンターの元スタッフ(ひろしまNPOセンター)を中心につくる、新たな中間支援組織。3年間(2022.4月~2025.3月)の運営受託期間を経て、引き続き思い描いていた「つくりたい未来」を実現するために民間で新たに立ち上げる。理念にも沿う新たな働き方「協同労働」という仕組みを福山で初めて取り入れ、運営する。
また、同スタッフを中心に運営を行う市民活動「iti neighbors(イチネイバーズ)」事務局も担い、活動継続する。
事業内容
以下の5つの柱で事業を展開する。
① 拠点運営
・machi__BA(仮):まちの関係案内所の運営
② 活動支援・コーディネート
・iti neighbors:「やってみたい」を応援するコミュニティ
・学びの場づくり:講演会・勉強会などの企画運営
・ネットワークづくり・アドボカシー:地域・行政・福祉などをつなぐ政策提言や横断連
③ 対話の場づくり
・つれのうてNIGHT地域版:夜の対話イベントの地域展開
・WCCをつくるワークショップ:困りごとの可視化と支援カタログづくり支援
④ 情報発信
・メディア運営:ウェブメディアやSNS等を活用した地域活動・当事者の声の発信
⑤ 協同労働の啓発
・労働者協同組合立ち上げ支援:協同労働という働き方を周知したり、労働者協同組合を立ち上げたい方への支援をする
これまでの実績
【事業受託】
福山市まちづくりサポートセンター運営業務受託(2022年4月~2025年3月)
【自主事業】
コミュニティ本棚運営/遊び場づくり/こたつ部屋コミュニティ活動/中国山地トークイベント/イチの日MTG/居場所づくりと本のある場所トークイベント/子どもがまんなかトークイベント/zineのつくり方講座/コミュニティコーピング/つれのうてNIGHT(対話の場)/itiで水遊び/BOOK & DIALOG (読書会)/宮前のフィールドワーク土産酒/Whole Crisis Catalog をつくる。-福山版ー/SDGs de 地方創生/レモネードスタンド(どりフェス)出店 など
【講演等】
FUKUYAMA VOICE(2023年)[瀬戸]
イチセトミライミーティング(2024年)[瀬戸]
福山市立大学都市経営学部「都市社会実践演習Ⅱ」ヒアリング対応(2024)[瀬戸]




発起人メンバー
中尾 圭・桒田嵩平・坂本佳世・瀬戸房子・藤井奈苗・三浦孝子






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