認定NPO法人マドレボニータは設立27年目、NPO法人化から18年目を迎えました。この間、産後ケアを受ける方は増え、自治体の子育て支援も広がるなど、社会は前進しています。しかし、まだ情報にたどり着けない人も多く、産後うつなどの課題は変わらず存在しています。
私たちは産後ケア教室を続けるだけでなく、より多くの人に産後について知ってもらい、当事者以外にも支え合う輪を広げていくことが必要だと考えています。当事者だけでなく、まわりの人が産後について知り、声をかけ、支えることができる社会へ。
さらに、多胎児やひとり親など、育児に人一倍の体力が求められ、産後ケアどころではない方々にも「産後ケアバトン制度」を通じて支援を届けてきました。これまでに1,300人以上へ産後ケアを届けています。
啓発は息の長い活動、産後ケアプログラムの提供はいま目の前の産後家庭を支える活動。
どちらも、すべての家族がすこやかに子育てをスタートできる社会にしていくための種まきです。
知る人が増えれば、子どもたちの健やかな成長にもつながります。すぐに結果が見えなくても、必要なことだから続ける——それが私たちの使命です。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
2025-06-12 08:46
産後20年の今だからこそマドレが生み出す場の力を深く感じています🔴私たちからのメッセージ🔴

マドレボニータのインストラクター&スタッフが日替わりで、マドレボニータの活動に対する思いを綴っていきたいと思います。
トップバッターは共同代表の山本から!ぜひお読みください。
🔴私が今もここにいる理由✨
今年の春、長女が20歳になりました。
20年前、夜泣きする娘を抱え、真っ暗な寝室で「もう朝なんて来ないかも」「私の人生、終わっちゃうのかな」と途方に暮れていた日のことを、今でも鮮明に覚えています。
でも、大変なのは産後だけじゃありませんでした。子育ては常に「今」が一番大変で、その質が変わっていくだけ。正直、今もまだその渦中にいます(笑)。
そんな日々を、楽しみながら乗り越えてこられたのは、マドレボニータで学んだ体力づくりとセルフケア、自分に「本当はどうしたい?」と問い続ける習慣、そしてそっと寄り添ってくれる仲間がいたから。
そして何より、一番近くの夫と、子育ても仕事も人生も、ともに悩み、考え続けてこられたからです。
産後からは遠ざかっても、産後20年の今だからこそマドレボニータが生み出す場の力を深く感じています。だから私はこれからも、ここにいたいのです。
マドレボニータ共同代表 山本裕子
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マドレボニータはこれからもすべての母と産後家庭が安心とつながりのある産後を迎え、誰もが尊厳を大事にできる社会をめざして活動してまいります。
この息の長い活動を続け、さらに広げていくために、マンスリーサポーターとして支えてください。
あなたの支えが、未来の産後ケアを変えていきます。
月のご支援額は500円から。
ぜひ、「マドレ応援団」としての応援をお待ちしております。