
週末にはAshoka Japan Fellows 選出発表会が開催され、マドレ理事メンバーや長きにわたり活動を応援くださっているみなさまとお祝いに駆けつけました。
▼アショカ公式サイト
https://www.ashoka.org/ja-jp
アショカ・フェローには以下の5つの選考基準があり、
1.新しい視点から生まれた発想 New Idea
2.創造性+想像力 Creativity
3.アントレプレナー精神+気質 Entrepreneurial Quality
4.拡散性および模倣可能性 Social Impact of Idea
5.人となり Ethicar Fiber
その選考プロセスは幾度にもわたるインタビューや審査会など非常に、丁寧にデザインされています。
特に私は【4.拡散性および模倣可能性 Social Impact of Idea】についてとても考えさせられる想いでした。
Scalabilityという言葉でも表現されていましたが、社会課題解決のためのモデルを作り、オープンソースにして模倣されていくことで、何千、何万、何億もの人が幸せになる社会を作る。
社会活動をする一立場として、正直、知恵を絞り、時間も情熱もかけて創り上げたものがマネされていくのは悔しいし、辛い。でもそんなパーソナルな感情を超え、社会課題を生み出すシステム自体を変え、文化や意識をも変革させる。
今回の通り、世界的にも評価されたマドレボニータの活動を継承した者として、改めて胸に刻みたい在り方でした。
印象的だったのは、マコさんの発表時間に、マコさんがこれまで関わってくださったみなさんを次々と壇上にお呼びして、おひとりおひとりの想いをお話いただいたこと。
みなさん、マドレに対する想いが熱くて強くて、むしろマコさんが話すより長いくらいでした!
でもその場面こそが、多くの方に支援していただいたマドレらしく、そんなマコさんだからこそ応援したい!と多くの方が関わってくださり、こんなにも栄えあるムーブメントになったのだと感じました。
マコさんがたった一人で活動を始めた、「産後ケア」という概念すらなかった時代から27年という月日が経ち、「産後ケア」が当たり前になりつつあります。それでもまだ産後うつや子どもの虐待という悲しいニュースが後を絶ちません。
今回の選出を機に、改めて、マドレボニータの提唱する「自らが”取り組む”産後ケア」の意義や必要性を、イベントやライブを通して発信していきます!またご案内させていただきますのでお楽しみにお待ちください!