急速な社会情勢の変化の中で求められる「寄付」のチカラ
近年の社会情勢の急速な変化により、地域課題はかつてないほど多様化・複雑化しています。
孤立、教育格差、経済的不安、担い手不足――それぞれが絡み合い、単純な支援では解決できない状況が広がっています。
一方で、行政や民間の制度や仕組みが変わるには一般に数年単位の時間がかかることもあり、制度や既存の支援の対象からこぼれ落ちる「ハザマ」も拡大しています。
自由度高く、柔軟かつ迅速に対応が求められるいまこそ、これまで以上にNPOなど民間組織の多様なチャレンジやそれを支える「寄付」のチカラが重要となっています。
コミュニティ財団として感じている課題
みんつくでは、設立当初から、寄付を原資にした助成事業「事業指定助成プログラム(割り勘で夢をかなえよう!)」「みんつく冠基金・社会変革基金」と、「地域円卓会議」の3つの仕組みを中心に、+1セミナーやShare会議、ツクる日など、状況にあわせて助成や機会を活用いただけるように様々な仕組み・機会を提供しています。
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【みんつく活動事例】
例えば、「みんつく冠基金・社会変革基金」では、その時々のニーズに合わせた活動に活用しやすくなるよう、基金によっては4半期毎の公募なども行っています。
また、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の際には、発災直後に被災地支援寄付基金「ももたろう基金」を設置し、初期には申請から48時間で助成決定、資金使途もニーズに応じて幅広く設定するなど、コミュニティ財団としてスピード感と柔軟性を意識した助成設計・運営を行い、第10回日本ファンドレイジング大賞も受賞しました(最終成果:寄付額49,155,309円、助成決定100事業(第14期まで公募実施))

そのほか、過去の助成では、団体の事業ステップに合わせた助成・機会を提案し、フェーズに合わせて活用いただくことで、団体や事業が発展していった事例もあります。
例えば、認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷさんは、団体の成長ステージにあわせて、みんつく割り勘事業で寄付募集を行い、その後全国規模の助成獲得に向けた事業組成のためのShare会議開催などを行いました。現在はその成果もあり、居場所事業は常設となり、また地域の福祉人による緩やかなチーム「くらしき支援LABO」の事務局としても活動をするなど、展開が拡大しています。

※認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ 理事長の安藤さんは、3月29日(日)に開催予定のみんつくフォーラムにもご登壇いただく予定です!
https://blog.canpan.info/mintukuokayama/archive/745
また、一般社団法人 子どもソーシャルワークセンターつばささんでは、はじめは任意団体(大学のサークル活動)で倉敷トワイライトホームを運営する学生さんの思いからみんつくへ相談に来られて、Share会議などで事業計画策定や仲間集めなどからはじめました。その後、みんつく割り勘事業での寄付募集なども活用して活動を発展させ、現在の「子どもソーシャルワークセンターつばさ」を設立。団体の組織基盤強化にみんつく冠基金の助成も活用いただきました。
現在は、地域の子ども・若者支援団体等をつなぐハブ機能を果たしています。

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しかし、急速に変化する社会情勢の中、従来型のシンプルな助成だけでは複雑な地域課題に十分に応えることが難しくなっていると感じる場面も増えてきました。
助成する側と受ける側の単なる助成ではなく、地域の団体や行政、企業、住民など、様々なステークホルダーとのつながりを今まで以上に強化し、一緒に課題に向き合うことが必要であると感じています。
地域資源をつなぐ市民コミュニティ財団として、今後はより地域課題を深掘りし、多様な助成メニューの設計や、団体間の連携による包括的な支援が求められており、そのための土台として組織体制を整えることが急務となっています。
つなぐ!つたえる!シェアをする!機能強化
本プロジェクトでは、みんつくのキーワードでもある「つなぐ、つたえる、シェアをする」機能の強化を図るため、コミュニティ財団としての体制強化や情報発信強化を行います。
○ 「つなぐ」機能の強化 【交流の機会や接点を増やします!】
9の日事業(+1セミナー、Share会議、ツクる日)を強化し、団体や寄付者との交流の場や、企業のSDGs担当者の交流など地域課題を共有し、一緒に考える機会を拡充します。

○ 「つたえる」機能の強化 【ソーシャルライターの拡大とHP更新】
地域で起きている課題や取り組みを社会に届けるため、ソーシャルライターの拡大やみんつくホームページの見直しなど、情報発信体制を強化していきます。
○ 「シェアする」機能の強化【学びの環境を考える】
一つの団体だけでは解決できない課題を、団体や行政、企業、個人など多様な主体が連携し、それぞれの強みを活かして地域全体で解決する力を高める仕組みを構築します(コレクティブインパクト)。
2026年度から様々な環境の子どもたちの学ぶ環境を支える取り組みを進めます。
「はじめの一歩を応援」
~助成事業の常時募集随時助成の開始~
みんつくでは現在、団体のスモールチャレンジを応援するため、一部の冠基金・社会変革基金を対象に四半期毎の公募を行っていますが、2026年度からは常時助成募集に変更予定です。
これにより、団体の皆さまがいつでも挑戦できる体制を整え、はじめの一歩を踏み出しやすい環境づくりを行っていきます。
専門家連携および体制強化
組織間連携の推進を図り、特に学びの支援環境の整備に取り組んでいくとともに、岡山県内の小学生全員が1度は美術館に訪れる社会を目指すハロー!ミュージアムプロジェクト(実施主体:(公財)福武教育文化振興財団)を推進していきます。
あわせて、みんつく内部でも、運営体制の見直し(役員・スタッフの役割の明確化や関わる人材の整備)や、業務効率化のための環境整備(PC等機器の整備)など、地域の課題に迅速に対応するための持続可能な運営体制を整えます。
また、公益信託制度の改正や遺贈寄付の増加など公益事業を支える仕組みや環境も大きく変化しています。こうした仕組みを効果的に活用できるように専門スタッフの配置や専門家との連携などサポート体制を整えていきます。
今回いただいたご寄付は、「みんつく応援基金」へのご寄付として、上記事業を推進するための活動費等に充てさせていただきます。
みんつくの運営は皆様からの寄付に支えられています。
2026年度は、PCなどの設備の更新やHPの見直し、また多様な機会を増やし、専門家や他団体との連携を進めていきたいと考えております。 これらを実現するためには約300万円が必要であり、今回のクラウドファンディングではその内、主に上半期で必要な100万円のご寄付を募りたいと思っております。
体制強化・機能強化を実現するために、ぜひ寄付で応援してください。

(2025年3月29日 みんつくフォーラム)
多様な主体で連携し、社会の変化に迅速に対応できる地域へ
みんつくが地域のハブ機能として、地域課題の発掘や深掘り、情報発信を行い、多様な主体による連携体制を構築していくことで、社会情勢の変化に応じて制度の「ハザマ」や柔軟に対応できる地域、「みんなの何とかしたいをカタチにする」ことができる地域づくりを目指します。
寄付が当たり前の選択肢となり、その寄付の力で地域課題やニーズに対して迅速に挑戦・実践することで、モデルづくりを行い、行政や民間の制度改正などを後押しする(早める)ことができ、急速に変化する社会情勢の中でますます寄付の可能性が広がっていく、そんな循環を生み出していきたいと考えています。
本プロジェクトは「基盤強化」が目的であり、寄付募集期間終了後も、「みんなでつくる」事業であると考えています。
短期間で直接的な成果が見えにくいという難しさはありますが、今後みなさまにより一層、関わっていただける接点づくりや情報発信をしていくためのきっかけにできればと思っております。
なお、本寄付募集はAll-in方式で実施しております。
いただいたご寄付は、目標金額の達成の有無に関わらず、本事業目的に沿って活用させていただきます。
みんなでつくるハブ機能!
誰もが安心して暮らせる地域を、一緒につくりましょう!
2012年9月に、530名以上の方からのご寄付413万3千円をもとに設立したみんつくは、これまで13年間、皆さまのご寄付やご参画に支えられ、活動を続けてくることができました。
これからも、時代の変化に対応できる地域づくりを目指して、地域資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の循環を促進する地域のハブとして、より一層機能できるよう体制を強化しながら取り組んでまいりたいと思います。
この度改めて、みなさまと一緒にこれからの地域のこと、みんつくのことを考えるきっかけとして、短期間(約3週間)ではありますがクラウドファンディングという形での寄付募集を実施させていただきます。
どうか、目まぐるしく変化する時代に対応できる地域を一緒につくってきましょう!
ご参画のほどよろしくお願いいたします。

(2025年9月28日 みんつく13周年記念式典)
※みんつくは税額控除対象の公益法人であるため、当財団へのご寄付につきましては、寄付金控除等の税制優遇が受けられます。
金額32,900円 |
金額10,000円 |
金額10,000円 |
金額50,000円 |
金額100,000円 |
金額32,900円 |
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金額50,000円 |
金額100,000円 |

