茂庭台にゃんこ〜おうち見つけ隊〜とは

茂庭台の野良猫全頭のTNRを第一目標、茂庭台の野良猫全頭の保護・譲渡を最終目標とし、2021年12月から保護猫活動をしています。

TNRとは、T＝TRAP（つかまえる）、N＝NEUTER（不妊手術する）、R＝RETURN（元の場所に戻す）のこと。捕獲機などで野良猫を捕獲し、獣医さんに連れて行って避妊・去勢手術を施し、元の場所に戻すことを指します。猫の繁殖力はとても強く、1年に2～3出産し、1度におよそ5匹の子猫を生みます。不幸な命を増やさないための活動、それがTNR。TNRされた猫は耳をカットを施され、避妊・去勢手術をした目印である“さくら耳”となります。

茂庭台にゃんこ〜おうち見つけ隊〜では、TNRだけでなく、保護して譲渡する活動も行っています。ただ、保護できる猫の数には限界があるのも現実です。

少しでも多くの子に、温かいおうちが見つかりますように―。

自分にできる限りのことを日々精一杯、全ては猫のために…との思いで、日々活動を続けています。

ご挨拶

茂庭台にゃんこ〜おうち見つけ隊〜の山口です。

後述のように、TNR活動はほとんどが自費負担になります。毎回数十万単位のお金が消えてしまい、とても苦しい現状です。野良猫のTNR費用および保護猫たちの医療費などで、2023年4月の時点では約110万円の赤字になりました。※皆様からのご支援のおかげで、2024年6月時点で黒字にまで回復しました。

それでも活動を続けていくのは、人間の都合で過酷なお外の環境下で生きることを強いられ、餓死、交通事故死、病死、野生動物に食べられる、などで亡くなる不幸な命を少しでも減らしたいからです。そして、野良猫の糞尿被害などで困っている地域の住人の方にも、どうか猫を嫌わないでほしい。猫は悪者ではないということ。無責任な餌やりを無くし、しっかりとTNRを行うことで、餌やりさんと地域の住民が理解し合える地域にしていきたい。と強く思っているからです。

これからもTNR活動および、子猫や怪我をした子の保護など、活動を続けていく上で、皆さまからのご支援があると大変助かります。

茂庭台にゃんこ〜おうち見つけ隊〜へのご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

茂庭台にゃんこ〜おうち見つけ隊〜のこれまで

最初の活動は、茂庭台にあるとある住宅。「毎シーズン子猫を見かける」という情報を聞き、「避妊・去勢をしなくては！」と、そのお宅の方に声をかけました。そこのお宅では子猫を含むおよそ10匹にご飯をあげていることが判明。未避妊の猫のTNRおよび5匹の猫を保護しました。そのお宅では費用は出せないとのことで、全額私たちが負担しました。

先述の現場で、毎シーズン産まれている猫たちがどこにいくのか話を聞いたところ、「茂庭台のとある地域にたくさんの猫が行く」と知りました。現在進行形でその現場には携わっていますが、現時点（2024年7月）で約20匹のTNR、26匹の保護をしました。餌やりさんからのご寄付もいただきましたが、約9割は自己負担です。

またある時は、「茂庭台のとあるお宅で、たくさんの猫にご飯をあげている」との情報が入りました。聞くと、5、6匹はいるとのこと。しかし、カメラを仕掛けて確認したところ、11匹の猫が映っていました。結果、6匹TNR、5匹の子猫を保護することになりました。餌やりさんはお金がないとのことで、私たちの全額負担となりました。その現場にはまた未不妊猫が現れているため、今後もTNRを続けていきます。

2023年1〜12月の実績は、以下になります。

保護・・・25匹　(うち生まれた仔猫7匹、預かり猫1匹)
譲渡・・・24匹　(うち預かり猫1匹)
ＴＮＲ・・・27頭

寄付金の使い道について

皆さまからご支援いただきました寄付金の使い途については、今後のTNR費用および保護猫たちにかかる医療費（ワクチン、ウイルス検査、駆虫薬、健康診断、風邪などでの通院等）に大切に使わせていただきます。

たとえば…

500円あれば・・・１頭便検査が受けられます。
1,000円あれば・・・１頭に駆虫薬をつけてあげられます。
3,000円あれば・・・１頭に３種混合ワクチンを接種させられます。
5,000円あれば・・・１頭にエイズ白血病の検査受けさせられます。
1万円あれば・・・オス猫１頭に去勢手術を受けさせることができます。
2万円あれば・・・メス猫１頭に避妊手術を受けさせることができます。

みなさまのあたたかな支援を寄せていただけますよう、お願いいたします。