「BICHIKU-BOKU プロジェクト」をはじめた理由
【日本の国土の約70%を占める森林】
その森林面積全体の「40%」は、戦後に木材を確保するために、人間の手で植樹された「人工林」です。里にある山のほとんどが人工的に作られた山林と言えます。戦後の経済発展とともに、外国の木材が輸入されるようになり、日本の林業は衰退。放置される人工林が増え森林が荒廃し、近年、様々な弊害(森林機能低下による土砂崩れ・獣害・風倒木など)が、日本の大切な『ふる里の環境』をおびやかしています。
森林を守ることは、私たちの生活を守ることにつながります。今、この社会的問題の具体的な解決策が求められています。
日本森の十字社では、森林資源を有効に活用しながら森を整備し、今後、発生が予想される『大規模災害』への減災対策にもつながる「備蓄木プロジェクト」を推進しております。
公式HP https://bichiku-boku.jp/
「プロジェクト」課題と現在の活動内容
課題
1.一般的に森林整備の必要性が分かりにくい。
2.一般的に「災害・防災対策は国や行政が考えること」との認識がまだ高い。自助・共助の概念がまだ低い。
現在の活動内容
1.徐々に関心か高まりつつある<減災対策>に焦点を絞って活動しています。
おもに、イベントに出展して、減災への<備え>の啓発活動として【備蓄木から災害時の炊き出しで使う、薪(まき)を作るワークショップ】を行っています。普段できない貴重な体験であり、お子様にも大変好評です。イベントをきっかけに親御さんにも、私達の活動や森への関心を高めていただいております。
また、実際に専用の焚き台で「備蓄木」を焚いて、冬場の災害時に効率よく大勢の方が屋外で暖をとることができる「経験」と「必要性」を知っていただくイベントも行っています。
2.<減災対策の日常化>をスローガンに、情報をSNS(フェイスブック)でも積極的に発信しております。
フェイスブック https://www.facebook.com/morinojyuujisha/
今後の活動目標は、「企業とのパートナーシップ」
活動ビジョンである<社会的課題解決>には民間企業の力が必要不可欠です。
近年、企業を取り巻く環境でSDGs・エスディージーズ(持続可能な開発目標)という言葉が注目されています。特に世界的シェアのあるの大手の企業は、自社にどのように、このSDGsを取り入れるか模索しております。温暖化など地球環境問題が深刻化するなか、今後、どのように安心して住み続けられる地球を、次世代へ持続させるか。その責任が企業に問われているからです。「備蓄木プロジェクト」のビジョンである、森林保全・減災対策(住み続けられるまちづくり)はまさにSDGsへの取り組みになります。
今後、まずは、企業と社会的課題を共有し、啓発イベントなど「企業と協働(パートナーシップ)で開催すること」を目標に活動していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。改めて自己紹介させていただきます。一般社団法人日本森の十字社代表理事、河村ももこです。
私が、大学入学目前の2011年3月に、東北で東日本大震災が発生。テレビで観た、想像を超える光景が、自分の「未来」を真剣に考える転機となりました。入学後、被災地を訪れ、被災された方々のお話をお聞きし、大学ではサステナビリティ(持続可能性)を学びました。
卒業後、結婚を機に、里山(三重県いなべ市)に移住。都会で憧れていた田舎暮らしでしたが、想像もしていなかった『荒廃した山林や地方の現実』を知りました。
そして『今後の私たちの行動が、将来の子供たちの社会をつくりあげる』という現実を知りました。お年寄りから、私たち若い世代、どの世代も、将来への不安が多い現代社会。自分たちにできることは何だろう?そう考えていました。
そして、東日本大震災からちょうど8年後の2019年3月に、非営利の法人「一般社団法人日本森の十字社」を設立し、「備蓄木プロジェクト」を立ち上げ、大学で学んだ『持続可能な社会』に向けて挑戦しています。
慣れないことばかりで、不安なこともたくさんありますが、地域の方や他の団体の方と協力して、いろいろ勉強しながら頑張って活動しています。今後も、活動を維持し、一層充実させるために是非、あなた様の温かいご支援をお待ちしています。
一般社団法人日本森の十字社
代表理事 河村ももこ
これまでの「備蓄木」プロジェクトへのご支援(クラウドファンディング含む)主な使途実績
・馬搬(材木搬出)実演・見学会開催費用 25万円
・備蓄木焚き台(試作品)10万円
・備蓄木保管棚(試作品)15万円
・PR用のチラシ1000枚 4万円
・日本森の十字社PR用動画の制作費(撮影費・編集費)15万円 (you tubeで公開中)
You Tubeチャンネル https://youtu.be/-cIi-3EhPQo
・備蓄木保管棚(設置用)の制作費 15万円(制作費の一部に充てました)
今後、頂いたご寄付(都度寄付)の使い道
・イベント会場等で配布するチラシの制作費
・活動を周知させるための動画制作費・動画広告費
定期的に動画制作し動画チャンネルの充実を図ります
・イベント出展費用
・活動維持費(HP維持管理費など)
固定金額による寄付募集となります。
梅サポーター(1,000円)竹サポーター(3,000円)松サポータ(5,000円)
檜サポーター(10,000円)備蓄木サポーター(30,000円)
『檜サポーター・備蓄木サポーター』の方は、HP上でお名前(希望ネーム)を『プロジェクトサポーター』として記載させていただきます。(希望者のみ) メッセージ欄でお知らせください。
■寄附金の活用報告は年に一度、 公式HPでご報告させていただきます。
■現段階では、当団体は「寄付金控除対象団体」ではありません。今後活動の領域を広げて非営利の「認定」を取得予定です。
■ 活動を継続的にご支援していただける『継続寄付プロジェクトサポーター』も募集予定です。
「都度寄付プロジェクトサポーター」になって応援していただける方、一番上のサポーターになるボタンからお手続きをお願いいたします。
ボタンをクリックするだけでは寄付にならないのでご安心ください。