活動・団体の紹介
一般財団法人もりとみず基金は、高知県嶺北地域の水源域と、香川県高松市の利水域をつなぐ架け橋となる中間支援組織として設立された公益性の高い財団です。2024年1月に高知県嶺北地域の自治体と高松市の共同出資で設立され、地域の自然資源である「森(森林)」と「水(早明浦ダムの水)」の価値を将来につなぐ取り組みを進めています。嶺北地域の森林資源を活かしながら都市との連携を強化し、環境保全と地域の持続可能な発展を目指しています。
活動の背景、社会課題について
四国において、早明浦ダムは「四国の水がめ」として地域の生活・産業を支える重要な存在です。しかし、山間部の森林が過疎化・高齢化によって手入れが行き届かず荒廃が進む一方で、都市部では水資源や環境価値への意識が高まっています。こうした背景から、森林が本来持つ水源涵養機能や炭素吸収機能などの多面的な価値を最大化し、定量的に評価・活用する必要性が高まっています。嶺北地域の自然を守ることは、広域の水循環や生活基盤の安定につながるため、都市と山村双方のニーズを統合した協働の仕組みづくりが求められています。
活動内容の詳細、実績について
もりとみず基金は次のような主要な活動を展開しています:
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地域循環共生圏の創出
水源域の森と利水域の都市をつなぎ、環境と経済の好循環を目指す持続可能な地域づくりを推進しています。 -
森林の多面的機能の最大化
森林の水源涵養、炭素吸収、生物多様性保全などの機能を科学的に評価し、環境価値として可視化する取り組みを進めています。 -
新しい資金循環の仕組みづくり
ソーシャルインパクトボンド(SIB)やクラウドファンディングなどを活用し、環境保全と地域づくりへの資金循環を構築しています。 -
人材育成と教育プログラム
森林管理の専門人材や都市住民向けの交流プログラムを開催し、「森の当事者」を増やす活動を行っています。 -
交流・企業連携支援
都市部企業と地域の連携による脱炭素・環境貢献プロジェクトの支援や、都市住民向けの体験プログラムを通じて地域理解を深める取り組みも進めています。
代表者メッセージ
親愛なる皆様、 もりとみず基⾦代表理事の三好 ⼀樹です。
私たちは今、⼤きな転換点に⽴っています。気候変動、⽣物多様性の損失、資源の枯渇ーこれらの課題に直⾯する中、持続可能な社会の実現が急務となっています。そしてその鍵を握るのが、私たち⽇本の豊かな森林と、そこから⽣まれる豊かな⽔なのです。
もりとみず基⾦は、「森と⽔はひとつに」という理念のもと、⽔源域と利⽔域を結ぶ新しい絆を創造します。これは単なる環境保護の取り組みではありません。経済と環境、都市と地⽅が調和し、互いに⽀え合う新しい社会モデルの構築を⽬指す取組です。
私たちは、基⾦の活動を通じて、持続可能な森林経営と、森林の多⾯的機能を最⼤限に発揮できる仕組みづくりの実現を⽬指します。また、森林の保全を通じ、これからも⽔が安定的に育まれ、地域の暮らしと産業を⽀える未来の実現を⽬指します。そして、都市と地⽅の⼈々が交流し、互いの価値を再発⾒するそんな豊かな循環を⽣み出していきます。
この挑戦的な取り組みは、皆様⼀⼈ひとりの参加があって初めて実現します。どうか私たちの活動にご注⽬いただき、そしてぜひ⼀緒に⾏動を起こしていただければ幸いです。
森と⽔、そして私たちの未来のために、共に歩んでまいりましょう。
三好 ⼀樹 ⼀般財団法⼈もりとみず基⾦ 代表理事
寄付金の使い道について
もりとみず基金は、皆さまからのご寄付を力に、
森・川・水を未来につないでいくための取組を進めています。
- 水源地域の森林を守り、育てる取組
- 河川環境の整備や、水資源を守るための取組
- 林業を支え、山の恵みを次世代につなぐ取組
- 都市と山村地域が関わり合い、協働するための取組
- 上記の取組を支える、もりとみず基金の運営



