１万箇所を超えたこども食堂の「いま」を見える化したい。あなたの力が社会を動かす！

支援総額

3,482,000円

116%

目標金額 3,000,000円

ネクストゴール 5,000,000円

サポーター

301人

終了しました

2025年06月16日 23時59分まで

募集終了

子どもはもちろん、すべての人が歩いていける範囲に、こども食堂という地域の居場所があたりまえに存在する世の中をつくりたいーー私たち「むすびえ」は、こう願って、全国のこども食堂の皆さまとともに活動を続けてきました。全国で「10,867箇所」まで確認できているこども食堂は、誰にとっても身近で気軽に立ち寄れる居場所ーーそんな社会に、こども食堂に関わる皆さんのご尽力により少しずつ近づいています。こども食堂は、地域の人々がそれぞれの思いや工夫をもって立ち上げたボランティア活動です。その自発性と多様性から、こども食堂ごとに抱える運営上の課題は多様であり、そのため、できるだけ多くのこども食堂運営者の方からお声をいただくことがとても大切になっています。私たちは、こども食堂の課題と可能性を、数字はもちろん、現場からの声とともに社会に届け、より多くの共感を得ていきたいと願っています。また、こども食堂が地域に広がっていく中で、地域や子どもたち、人々にはどんな変化があるのかということも明らかにしていきたいと思います。そこで、このたび、私たちは全国調査を実施します。調査を通じてこども食堂の現状と課題を明らかにし、その結果を各種の施策や提言につなげ、誰もが安心して足を運べる地域の居場所である「こども食堂」を応援するために、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

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活動報告

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応援コメント

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2025-06-03 10:00

#20　こども食堂で出会うエピソードから見えること～参加する子ども、関わる大人の変化とは～

こども食堂は食べるだけじゃない？どんな場所なの？こども食堂の運営者の皆さんが語ってくれた「こども食堂で出会った忘れられないエピソード」から、こども食堂でどんな変化が起こっているのかに注目しました。

むすびえでは、「こども食堂で起こっていること」を見える化すべく、こども食堂で出会ったエピソードを共有する公開ワークショップを行い、各地でこども食堂を支える地域ネットワーク団体と共に発信してきました。2022年度から2024年度までの3年間に渡り実施したワークショップで語られた、100件以上のエピソードを重ね合わせて分析することで、こども食堂ではどんな変化が起こっているのかを明らかにすることを試みました。

まず、誰に変化が起こっているのでしょうか。変化の主体としては、子どもと大人がほぼ同数という結果となりました。こども食堂を通じた変化のエピソードでは、子どもだけではなく、大人も主人公になっていることが分かります。

では、どんな変化が起こっているのでしょうか。変化の中身を見てみると、「安心できる居場所ができた」「いろんな人とのつながりができた」という「居場所・交流の変化」に加えて、「つながりを通した問題解決」「支援の循環」「活躍の場の発見」「進みたい道の発見」などに分類でき、こども食堂が「次の一歩」を支える場となっていることが分かりました。