現代芸術教室アートイズは、単なる上手い・下手の造形や、決まった作品を作れるようになることを目指す教室ではありません。
現代アートのプロセスを用いて、
＜目の前の”ものごと”を深く観察し、捉える力＞
＜子どもが本来持っている創造力・想像力＞
を養うことを目指した子どものためのワークショップです。
作品の完成よりも、何かをつくり出そうとする「取り組み」や「過程（プロセス）」を大切にしながら、
「創造し、表現することはこんなにも楽しいことなんだ」
と小さな子どもたちの原体験を育てるように、大切に運営しています。
残念ながら、子どもたちが時間的余裕をもって、じっくりと何かを観察し、自分らしい観点・視点・価値観を育てる時間やプログラムは、現在の教育過程にはそう多く存在しません。
ですが、多種作用な情報にあふれる現代は”絶対的な正解”のない時代。こうした自分らしい感性を持って、自分の正解を導き、それをまず自分が認めてあげられる力が大切です。
現代芸術アートイズのワークショップでの体験を通して、心の安定感や、土台・軸となるものを育ててきた過去の卒業生には、辛いときにはアートに触れ、自分と向き合い、心を整え、また日常へ戻っていく方もいらっしゃいます。
子どもたちに、しなやかさ、本当の自信やたくましさを育てる芸術の取り組みを応援してください。
周りの大人も自分らしく生きることを大切に
アートイズでは、講師である大人が失敗したり、上手く出来ない姿を、こどもたちに見せることを大事にしています。そんなとき、子どもたちは大人を助けてくれています。
出来ないこと、苦手なことがあるのが人間。
大人から自分という人間をそのまま表現して、子どもたちとその場を一緒に創り上げるパートナーになる。子どもは、大人に守られるだけの存在ではなく、自分の世界を構築する力のある存在です。
子どもも大人も対等であるという、理想の社会をワークショップの中で表現しています。
活動内容の詳細、実績について
現代芸術教室アートイズは、2014年に青森県の八戸市で開講し、これまで300回を超えるワークショップを開催してきました。
2023年より佐賀県に拠点をうつし、NPO法人 NAGOMI MINDのアートプログラムとして月に一度地元でのワークショップを開催しています。
おかげさまで募集開始後、すぐに満席になる回がほとんどです。より多くの方に、また、より多くの地域でアートイズの活動を届けていくために、活動資金を必要としています
寄付の使い道について
いただいた寄付は、
・ワークショップのための素材
・協力スタッフの人件費
・活動回数や、活動エリアをより拡大していくための資金
として、大切に活用させていただきます。
子どもたちにアートの力を通して、生きる力を届けていくこと。子どもとともに、周りの大人にも”自分らしさ”を豊かにしていけるような活動を続けて行きたいと思っています。
皆様の温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
