海の資源を守り、世界に平和の学びを広げる——対馬発のフライングディスクが結ぶ未来
私たちなかよし学園は、Dolphin Papa合同会社と連携し、対馬に漂着した海洋プラスチックを再生原料100%のフライングディスクへと生まれ変わらせる取り組みを通じて、環境教育と平和教育をつなぐ実践を進めています。対馬市の公開情報でも、Dolphin Papa合同会社は「対馬海洋プラ100%」フライングディスクの設計・製造者として紹介されており、代表の森脇崇氏は元・世界アルティメット選手権大会日本代表として、競技と普及の両面に取り組んでいます。
なかよし学園では、これまで南スーダン、シリア、カンボジア、ルワンダにおいて、Dolphin Papaが生産する対馬海洋プラスチックリサイクルのフライングディスクを活用したアルティメット授業を展開してきました。海のごみを教材に変え、スポーツを通して「協力」「尊重」「平和的な問題解決」を学ぶこの実践は、単なる物資提供ではなく、世界の子どもたちに未来への参加感を届ける教育プログラムです。なかよし学園の既存紹介ページでも、この協働は「環境学習×アルティメット」の授業として位置づけられています。

取り組みの背景——海洋プラスチックを“捨てられる資源”で終わらせない
対馬市のSDGsパートナーズ交流会の案内では、Dolphin Papa合同会社の出展テーマは、「海に『浮遊』する海洋プラスチックを、空に『浮遊』するフライングディスクに変えて笑顔を生むワークショップ」と明記されています。これは、環境課題を単なる啓発で終わらせず、実際に触れ、投げ、体感しながら学ぶ設計思想をよく表しています。
また、Dolphin Papaは、使えなくなった競技用ディスクや海洋プラスチックを再資源化し、「DOLPHINPAPADISC」として再生する挑戦も進めてきました。READYFORの終了報告では、2025年3月23日に募集終了、56人の支援で53万円を集め、公認申請等に25万円、回収費用等に28万円を充当したことが記されています。さらに、世界的公認「PDGA公認」も取得できていたこと、そして対馬由来の「DOLPHINPAPADISC TSUSHIMA」の活用拡大を進めていることも報告されています。
こうした動きは、環境保全、地域資源循環、競技普及、教育活用を一つのプロダクトで接続するものであり、地域発のCSV実践として非常に示唆的です。対馬市の公開情報でも、Dolphin Papa合同会社は、海洋プラ再生原料100%フライングディスクの設計デザイン・製造販売、イベントの企画・開催・運営に取り組む企業として位置づけられています。

なかよし学園との協働——PEACEアルティメットとして世界へ
なかよし学園は、この対馬発のフライングディスクを、世界各地の教育現場で「PEACEアルティメット」として活用してきました。アルティメットは、審判に依存せず、選手同士の対話と自律によってゲームを成立させるスポーツです。その根底には、相手を尊重し、ルールを守り、対話で解決するという価値観があります。なかよし学園の既存ページでも、こうした競技特性を生かして、環境行動と平和の学びを直結させる探究型授業として紹介されています。
私たちはこのディスクを用い、海ごみの問題を知る → リサイクルの仕組みを理解する → 実際に身体を動かして協力し合うという流れで授業を構成してきました。南スーダンやシリアのような困難な状況にある地域でも、子どもたちがディスクを追い、笑顔になり、仲間と声を掛け合う姿は、平和教育の本質を示しています。海の資源を守る行動が、争わずにつながる力を育てる。Dolphin Papaとの協働は、そのことを具体的に証明してきました。

この協働が生み出す価値
1.環境課題を“遠い問題”にしない
海洋プラスチックは、数字や映像だけでは実感しにくい課題です。しかし、それがフライングディスクとなって手元に届くことで、子どもたちは「ごみが資源に変わる」ことを自分事として理解できます。対馬市の紹介でも、Dolphin Papaのワークショップは、試作品への意見収集や投げる体験を通じて参加者の感想を集める設計になっており、体験型の学びが重視されています。
2.スポーツを通じて平和を学べる
アルティメットは、勝敗だけではなく、フェアプレーと相互尊重を大切にする競技です。なかよし学園が海外で実施してきた授業では、この競技性が、紛争や分断を経験した子どもたちにとって「対話して関わる」練習の場になっています。Dolphin Papaのディスクは、環境教育の教材であると同時に、平和教育の入口にもなっています。
3.地域発の資源循環が世界の希望につながる
対馬の海岸に漂着したプラスチックが、南スーダン、シリア、カンボジア、ルワンダの子どもたちの学びに変わる。この循環は、単なる再利用ではありません。地域の課題解決が、国境を越えて平和構築に接続するという、新しいパートナーシップの形です。Dolphin Papaが対馬市のSDGs文脈の中で紹介され、なかよし学園の既存ページでも「教育×環境×スポーツの三位一体モデル」と表現されているのは、この協働の本質を示しています。
代表メッセージ
Dolphin Papa合同会社との出会いは、私たちに「海を守ること」と「平和をつくること」は別々ではないと教えてくれました。
対馬に流れ着いた海洋プラスチックが、世界の子どもたちの手の中でフライングディスクとなり、笑顔と対話を生み出していく。そこには、環境問題を解決する力だけでなく、人と人とをつなぎ直す力があります。
なかよし学園はこれからも、Dolphin Papaとともに、海の資源を守りながら、世界に平和の学びを広げる実践を続けていきます。地域から生まれた知恵と行動が、世界の希望になる。そのことを、これからも教育の現場で証明していきます。

Dolphin Papa合同会社は、海を守り、世界平和をつくるパートナーです
Dolphin Papa合同会社は、対馬の海洋プラスチックという地域課題に真正面から向き合い、それをフライングディスクという希望のプロダクトに変えてきました。そして、なかよし学園はその価値を、世界の教育現場へと届けてきました。
海に浮かぶ課題を、空を飛ぶ希望へ。
この協働は、環境と平和の両方に向き合う、これからの時代のパートナーシップのかたちです。



