私たちは能登半島地震の支援として「やさしや足湯隊」を結成しました。足湯ボランティアは、阪神・淡路大震災の際にKOBEで始まり、全国に広まった活動です。タライにお湯を張って足をつけ、被災者の方の手に触れ、さすることにより様々なつぶやきが聞こえてきます。
世代を超えて活動できる、それが足湯ボランティアです。足湯につかりのんびりした空間を作ることで、疲れやストレスを少しでも解消していただきたい。現在は、神戸だけでなく全国の学生、若者も各被災地で足湯を実施しており、令和6年能登半島地震の支援にも駆けつけています。何かしたいと思っている学生・若者とこの想いを共有し、共に活動していきます。
皆様からいただいたお金は学生・若者が活動する際の交通費・消耗品費として使わせていただきます。みなさまの温かいご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
【現在、第37次足湯隊(12/12~12/15)まで、延べ90人が活動しました】
2026-01-07 21:06
やさしや足湯隊レポートNo.26
やさしや足湯隊です。昨年は2024年に引き続き、足湯隊に本当にたくさんの方々が参加してくださいました。現在はひと月に1回の派遣ですが、訪れると「待っていたよ~」と足湯での交流を楽しみにされている方々も増えていて嬉しく思います。
地震から2年が経過し、人によって復旧・復興のペースが異なるなかで、「この人にだったら気もちを言えるかも」と足湯では様々なこぼれ落ちる「つぶやき」が聴こえてきます。足湯隊のレポートでは記録した「つぶやき」の一部を紹介しています。「つぶやき」から能登の現状や災害について考えてみませんか?今回は2025年11月1日から11月3日にグリコユニオンのボランティアさんたちと行われた足湯の「つぶやき」です。
今回の足湯は中島町第一団地仮設住宅と稲屋町第一団地仮設住宅で行いました。グリコユニオンのみなさまからお菓子の提供やカレーの炊き出しもしていただき、足湯に来られた方々からは笑顔がこぼれました。
足湯で聴こえてきた「つぶやき」を一部紹介します。
「仮設住宅での暮らし」
・今は息子と2人暮らししているが、部屋が狭くて困る。夜中にトイレに起きて、足を踏んだりなどして、たまにケンカする。仮設は暮らしは不便なことが多いねぇ(80代女性)
・最近、足先が冷たくなって寒いから温めてもらって嬉しい。しばらくして、この仮設に入り1年5ヶ月くらいたつが、やはり仮設は不便だねぇ。部屋は狭く、扉はすべてカーテンだから音が気になることがあるねぇ(80代女性)
・毎日畑に行って野菜を作ってるんですよ。今は白菜や大根などができています。仮設住宅は生活するにはとても狭く、寝ているところの横に荷物が山積みになっています(80代男性)
・自分は市役所に勤めているが、最近両親とこの仮設に入ってきました。市役所勤務だから、仮設に入るのを実は遠慮していました。しかし、最近仮設に空きがある事を知り、お世話になることを決心してきました。自宅は半壊のため、なかなか公費解体に至らなかったが、やっと解体認定を受けれたので、仮設に入ることができました。(60代女性)。
「足湯」
・こういうイベントをやってもなかなかここまで来られる方は少ない。でもこういうイベントをやってもらえると心が楽になるからうれしい。(60代女性)
「家」
・自宅はここから7〜8キロぐらいの山奥。家は直したが水が通らない、10月ぐらいに通ると聞いてたが遅れている。(70代男性)
・家が全開でもう解体してしまいました。でも土地は残っているので、毎日そこの草刈りだとか場所を見に行っています。その土地に行くと少し安心します。いずれはそこのエリアに戻りたいけれども、そこに再度家を建てて生活するのは難しいと感じています。一人暮らしと言う点がとてもこの先心配なことになります。(40代女性)
「災害・戦争」
・日本はいい国だなあと思う。器やお箸も支給してもらって。同じ時期にガザのニュースを見て、日本はなんていい国なんだろうと思った。ありがたい。(80代女性)
いつも足湯隊を応援してくださっている皆様ありがとうございます!2026年も初めてでも、何度でも、足湯ボランティアの活動に参加して、一緒に能登のことを考える仲間が増えればいいな、と思います。
(学生スタッフ 島村)










