認定NPO法人日本都市計画家協会逃げ地図研究会では、「逃げ地図®」の表記方法、ワークショップ手法の普及啓発と品質の確保に向けて、ワークショップファシリテーター及び指導者の登録を行っています。逃げ地図は株式会社 日建設計の登録商標です。
逃げ地図研究会の紹介
逃げ地図研究会(会長:山本俊哉・明治大学教授)は、2023年4月19日の「地図の日」に認定NPO法人日本都市計画家協会(JSURP)の研究会の一つとして設立されました。
逃げ地図研究会の構成員は、10年ほど前から逃げ地図づくりの基本手法やマニュアルなどを開発してきた「逃げ地図プロジェクトチーム」のメンバーに加え、防災研究者や教育関係者、地図会社や保険会社などが新た参画し、防災とまちづくり関係者が相互に連携する体制が構築されています。
活動内容と目的
この研究会は、多様な災害からの逃げ地図づくりのマニュアルや実践事例、まちづくりへの展開方法などを搭載したWEBサイトを構築するとともに、逃げ地図づくりのグループワークを担う「防災逃げ地図士」を認証・登録するなどして、逃げ地図づくりを通したリスクコミュニケーションを全国的に広げることを目的としています。
防災逃げ地図士について
逃げ地図づくりの担い手の養成と適正な品質の確保のため、「防災逃げ地図士」の認定・登録制度を創設しました。防災逃げ地図士には以下3つの段階が設定されています。
3級防災逃げ地図士:逃げ地図づくりの意義や方法を理解した普及啓発者
2級防災逃げ地図士:逃げ地図づくりワークショップ(WS)のファシリテイター
1級防災逃げ地図士:逃げ地図づくりWSのファシリテイターを養成する講師
収益の使い道
収益は、逃げ地図の普及と担い手の養成のために活用されます。