日本棋院創立100周年記念募金のお願い
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
日本棋院は大正13年7月17日に大倉喜七郎氏(日本棋院名誉総裁)の呼びかけにより、本因坊家、方円社、裨聖会らが1つにまとまる、いわゆる碁界大同によって産声をあげました。
以来、定款にございます「我が国の国技であり伝統文化である棋道の継承発展及び内外への普及振興を図るとともに、棋士の健全な育成を行い、囲碁を通して文化の向上に資すること」を目的に掲げ、日々様々な形で、普及活動および棋道研鑽に励んで参りました。そして令和6年7月17日に弊院は創立100周年を迎えることとなります。これはひとえに囲碁ファン並びに関係者の皆様による長年のご支援の賜物であると日本棋院一同、深く感謝申し上げます。
さて、節目となる年を迎えるにあたり、弊院は「Make History ~さらなる100年に向けて~」をかけ声に、日本棋院創立100周年記念事業をスタートいたします。つきましては、この記念事業をご支援いただくための「日本棋院創立100周年記念募金」を設けることとさせていただきました。
ご寄付いただきました募金は「日本囲碁界強化プラン」、「囲碁人口増加プラン」、「囲碁オンラインサービス・デジタル化対応プラン」を三本柱とした次の100年の基盤となる新たな活動のための資金とさせていただきます。
特に日本囲碁界を盛り上げていくために、日本各地域との連携を目指す女子プロリーグ団体戦の創設と継続に力を入れていきたいと考えております。この新たな団体戦を契機に囲碁の普及活動の拡充・整備を進め、囲碁ファンから強く切望されている世界戦優勝を狙える棋士が輩出できる環境作りも構築していきます。
“囲碁文化の継承”という弊院の使命と、次の100年に向けたさらなる発展の為には、囲碁界に関わるすべての皆さまのご協力が不可欠となりますので、どうかお力添えをいただきたく、ご支援を心よりお願い申し上げます。
令和4年7月
公益財団法人日本棋院 総 裁 今井 敬
理事長 小林 覚
日本棋院創立100周年記念募金の使途
- 日本囲碁界強化プラン
- 女子プロリーグ創設
- ナショナルチーム強化活動支援
- 院生の育成と強化支援
- 囲碁人口増加プラン
- 未就学児への囲碁普及
- 学校教育機関の囲碁授業・講座(正課・非正課授業等)支援
- 入門、初級者、子ども大会、女性大会の拡充
- 海外との囲碁交流支援
- 囲碁オンラインサービス・デジタル化対応プラン
- YouTube(日本棋院囲碁チャンネル)拡充支援
- 囲碁アプリ開発支援
- オンライン講座・指導碁の環境支援
- 囲碁コンテンツデジタル化対応
※ その他囲碁普及にかかわる事業
公益財団法人への寄付者の税制優遇
公益財団法人日本棋院は、「我が国の国技であり伝統文化である棋道の継承発展及び内外への普及振興を図るとともに、棋士の健全な育成を行い、囲碁を通して文化の向上に資すること」を目的として、棋戦事業、囲碁対局環境の提供、囲碁指導、囲碁大会の開催、囲碁関係情報の提供などの囲碁普及事業を行っています。
当財団は、内閣府の認定を受け、平成23年4月1日をもって、従来の財団法人から「公益財団法人」へと移行いたしました。
囲碁普及事業は、各事業に伴う収入と寄付金によって賄われていますが、公益財団法人へ移行したことに伴い、当財団への寄付は、税制上の優遇措置が受けられます。
※3000円未満の方には領収書を発行いたしません。あらかじめご了承ください。