Relight
NPO法人

【継続寄付】「住まい」と「仕事」を通じて、見えないホームレス状態の方の生活再建を応援したい

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日本には、路上ではなくネットカフェや友人宅を転々としながら暮らす「見えないホームレス」と呼ばれる方々がいます。 住まいがなく、携帯もなく、頼れる家族もいない。 仕事に応募するにも住所や連絡先が必要なこの社会で、再出発は決して簡単ではありません。 NPO法人Relightは、こうした生活にお困りの方に「住まい」と「仕事」の提供を中心に、生活再建の伴走支援をしています。 いただいたご寄付は、下記の活動に活用させていただきます。 ①公的支援の情報発信②生活・家計相談の対応③就労・居住支援④宿泊・食糧支援
2025-12-27 15:15
Relightより年末のご挨拶
今年も一年、Relightの活動を支えてくださり、誠にありがとうございます。 皆さまからの温かいご寄付と応援のおかげで、今年も多くの方に住まいと仕事、そして次の一歩につながる伴走支援を届けることができました。 年の瀬を迎えるにあたり、心より感謝を申し上げるとともに、活動の近況報告をお届けいたします。

①川崎での炊き出しの実施

本日、年内最後の炊き出しを、川崎の河川敷にて数団体合同で実施してきました。
思わず身体が小刻みに動いてしまうほどの寒さの中、温かいカレーや珈琲、物資の配給を行いました。

今回は、川崎の医学生の団体の皆さんが見学・体験として参加してくださいました。
「医師として働くうえで、一人ひとりの背景を理解できる人になってほしい」という思いから、参加されている当事者の方にお話を伺い、現場の空気や実情を感じていただきました。

お越しになる方は高齢の方が多いため、
「血圧測定や簡単な医療相談ができたら良いのではないか」
「自分たちにできる関わり方は何があるだろうか」
といったアイデアを出し合いました。

寒い中、本当にお疲れさまでした。
またぜひ参加していただけたら嬉しいです!

みんなで寒空の下、頑張って活動しました。
参加団体と参加者数名の集合写真。親戚のような安心感。

②居住支援と来年の新しい取り組み

12月に入り、東北にお住まいの20代の方から居住支援のご相談をいただきました。
実家暮らしではありますが家族との関係が良好ではなく、精神障害の治療をしたいけれど理解を得られない。実家に住んでいるため生活保護の申請も難しく、とりあえず東京に飛び出してしまおうかと悩みながらも、所持金がほとんどなく、不安を抱えている状況でした。

ちょうどその頃、東京都八王子市の物件オーナー様より物件提供のお申し出をいただいており、オーナー様とRelightで直接物件を借り上げさせていただけました。
ご相談から約1週間で上京・入居が決まり、生活保護の申請も一緒に行い、数日前に無事受給が決定しました。
年末年始をゆっくり安心して過ごしていただけそうです。

オーナー様をはじめ、役所の方々の迅速なご対応(通常は2週間ほどかかる審査が、今回は約1週間でした)、そしてフードバンクの方からの食材提供など、多くの方の支えがあり実現した支援でした。
今後は、まず治療に専念し、落ち着いたタイミングで仕事を始め、将来について一緒に考える。そんな長期的な関わりを築いていけたらと思っています。

なお、現在は新宿に拠点を置いていますが、入居前から入居直後までの手厚いフォロー、そして入居後は「支援する・される」という関係ではなく、少しおせっかいな地域の人として関われる関係性をどうつくれるかを検証するため、八王子エリアに絞った物件開拓や、拠点移転も検討しています。

さまざまなセクターと協力しながら、その人がその人らしく生きていけるよう、これからも伴走していきたいと考えています。

完全な個室のお部屋なのでゆっくり休めます。
クリスマスに寄付の食材でシチューを作ったと報告をいただきました。

来年もRelightは、「生きることで悩まない社会」に一歩ずつ近づくため、
住まい・仕事・関係性を切れ目なく支える仕組みづくりに取り組んでまいります。

より多くの方に支援を届けていくため、引き続き見守り、応援していただけましたら幸いです。

年末ご多忙の折ではございますが、どうかご自愛のうえ、穏やかな新年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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