Relightが取り組む「見えない」ホームレス問題
日本には路上ではなくネットカフェなどで不安定な生活をしている
「見えない」ホームレス状態の人がいます。
事情があって家族に頼れない、家や携帯がなくて仕事が見つからない、過去に滞納歴があって家を借りられない…など、さまざまな課題を抱えているため、自力で生活を立て直すのは困難です。
また、生活苦から追い詰められて闇バイトや自死を選んでしまうこともあります。

表面的な支援では終わらせない。Relightが取り組む生活の土台づくり
Relightでは株式会社として約5年間、生活が不安定な方に住まいと仕事を提供してきました。
全国からのお問い合わせは累計約18,000件、毎月200件ほど相談をいただいています。
また、早期退職をせずに就労できた人数は約1,000人、入居をして生活を立て直せた人数は約50人を超えました。
それと同時に、生活再建を一緒に進めていくうえで彼らが抱えているたくさんの困難がわかりました。

住まいや仕事といった「ハード面」の支援だけでは、生活を立て直すことが難しいケースが少なくありません。
それでも、相談に来てくださった方に何もお力になれないという状況は、とても悔しく感じていました。
そのため、これまで本業のかたわら、役所の制度をご案内したり、生活相談に応じたりと、できる限りのサポートを続けてきました。
そうしたなかで、支援が功を奏し、生活の再建に成功したケースも多くありました。
「より根本的な再出発を支えるためには、私たちが提供できるアプローチは多いほうが良い」と確信し、NPO法人Relightを設立するに至りました。
私たちは、以下の3つを柱に据えて、生活の土台からの安定をめざす支援に取り組んでいます。
- 必要な人が確実に公的支援につながること
- 住まいに安心して住み続けられるように、仕事だけでなく生活面まで継続的にサポートすること
- 不安定な暮らしを繰り返さないよう、家計相談を通じて金融リテラシーを高めること
相談に来られた方の実際の声
「母のこと、借金のこと、誰にも言えなかった。でも、話せたことで、心が少し軽くなりました。」

「死にたいと思っていたけど、もう少し頑張ってみようと思えました。」
「これからは自分の人生を大切にしていきたいです。」

Relightの活動を、一緒に支えてください
誰しも、人生が思いがけない方向に転がることがあります。
家族の問題、職場でのハラスメント、病気やケガ、借金。
一度歯車が狂えば、住まいや仕事、人間関係まで失ってしまう。
私たちRelightには、そんな人たちが「もう終わりかもしれない」と
最後の相談に来ます。
でも、住まいがあり、仕事があり、誰かの支えがあるだけで、
人は何度でもやり直せるんです。
彼らにとっての、その最初の支えが、あなたの寄付です。
誰もが人生を諦めずに済む社会へ。
私たちと一緒に、その土台をつくっていきませんか?
やりなおせるを、あたりまえに。~理事長の想い~
はじめまして、NPO法人Relight代表の市川です。
日本には、路上ではなくネットカフェや友人宅を転々としながら生活している「見えないホームレス状態」の人たちが多く存在しています。
住まいを失い、仕事を失い、頼れる家族もなく、社会の中で孤立してしまっている
──そんな現実が、身近なところにあります。
私たちRelightは、「住まい」「仕事」といった目に見える支援にとどまらず、
公的制度への接続や、家計相談を通じた金融リテラシーの向上など、生活の土台からの再建をサポートしています。
大切にしているのは、「単発的な支援」ではなく、「自分らしい人生を取り戻すための長期的な支援」です。
どんな過去があっても、やり直せる社会であってほしい。
Relightという名前には、人生に再び明かりを灯す──そんな思いを込めています。
困難のなかにある人が、自分の人生を取り戻していく。
その歩みに、私たちは伴走していきます。
私たちだけではなく、みんなで一緒に誰もがやり直せる社会をつくっていきましょう。
ぜひ、応援・ご参加のほどよろしくお願いいたします。
NPO法人Relight
理事長 市川 加奈