【スラムの奇跡が再び】イマヌエルオーケストラ、2度目の日本公演！

なぜ私が？ あの日の温もりへ、今こそ最高の「恩返し」を

はじめまして。
特定非営利活動法人（NPO法人）シャイン・フォー・ユー理事長の加古川成子です。
この度は、私たちのプロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私たちは今、バンコクのスラムで音楽を学ぶ子どもたちのオーケストラ「イマヌエルオーケストラ」を再び日本へ招き、2025年に日本公演を実現させるため、クラウドファンディングに挑戦しています。

この挑戦を成功させるため、どうか皆様に、子どもたちの渡航や日本での滞在にかかる費用の一部をご支援いただけないでしょうか。

なぜ、私がこれほどまでにこの公演の実現に情熱を注ぐのか。
それは、タイのクロントイ・スラムの人々から受けた、生涯忘れられない温もりへの「恩返し」をしたいという、消えることのない想いがあるからです。

決して裕福とは言えないスラムの人たちが日本の被災地を支援

阪神・淡路大震災、そして東日本大震災。
日本が打ちひしがれていたあの時、遠く離れたタイのスラムの人々が、自分たちの生活も苦しい中で、私たちのために義援金を集めてくれました。

そのニュースに触れた時の衝撃と感謝は、今も鮮明に胸に焼き付いています。

「いつか、必ずこのご恩をお返ししたい」

その一心でたどり着いたのが、音楽を通じた支援でした。
そして、子どもたちが日本の舞台で輝き、未来への希望を掴むこの日本公演こそが、あの日の温もりへの最高の「恩返し」になると、私は固く信じています。

皆様のご支援が、子どもたちの夢を、そして私たちの恩返しの物語を現実のものにします。
どうかご協力をお願いいたします。

ゴミの山から生まれた、奇跡のオーケストラ

「ほほえみの国」タイ。
しかしその笑顔の裏には、国内に2000カ所近くあると言われるスラムの存在があります。
なかでもクロントイ・スラムは、"バンコク最大のスラム街"・"犯罪や麻薬の温床"とさえ呼ばれ、人々が近寄りがたい場所でした。

転機が訪れたのは2000年。
一人のノルウェー人宣教師が、クロントイ・スラムの子どもたちに無料で音楽を教え始めました。
それが「イマヌエルオーケストラ」の始まりです。

宣教師の帰国後も、日本企業などからの支援を受け、今では70名以上の子どもたちが音楽を学ぶまでに成長。

2019年にはタイ政府から「財団法人Music for Life」として認可されるなど、その活動はタイ国内でも大きな注目を集めています。

「どうせ僕なんて…」自信を失くした子どもたちが、音楽と出会って変わったこと

スラムに蔓延するドラッグや犯罪、周りからの差別や偏見の言葉は、子どもたちから「生まれてきてよかった」という自尊心さえも奪っていきます。

しかし、イマヌエルオーケストラの子どもたちは違います。
楽器を手にし、仲間と音を合わせ、人前で演奏する。
その成功体験が、彼らの内に眠っていた誇りを呼び覚まします。

練習後の輝く瞳、仲間と笑い合う声。
音楽は、自堕落な人生への誘惑を断ち切り、明日を生きる力を与えてくれるのです。

夢をかたちに！皆様の支援が起こした2023年初来日公演の軌跡

私たちの活動は、決して夢物語ではありません。
皆様からの温かいご支援に支えられ、一歩ずつ、しかし着実に未来をかたちにしてきました。

その最大のハイライトが、2018年の支援開始から5年越しの夢であった、2023年のイマヌエルオーケストラ初来日公演です。

クラウドファンディングをはじめ、本当に多くの方々からのご支援をいただき、16名のオーケストラメンバーが初めて日本の地を踏むことができました。

約2週間にわたる日本ツアーでは、各地でコンサートや学校交流イベントを実施。
満員の会場で鳴り響いた万雷の拍手は、今でも私たちの胸を熱くします。

何より素晴らしかったのは、子どもたちの変化です。

初めての海外、初めて見る日本の景色、そして何よりも、自分たちの奏でる音楽に真剣に耳を傾け、温かい拍手を送ってくれる日本の聴衆の存在。
日本の同世代の子どもたちと音楽を通じて言葉の壁を越えて笑い合った経験。

そのすべてが、スラムという限られた世界しか知らなかった彼らの心を解き放ち、「自分はやればできるんだ」「世界はこんなにも広く、優しさに満ちているんだ」という、何物にも代えがたい自信と希望を授けてくれました。

2023年の感動の輪は、さらに大きな奇跡へと繋がる

2025年2月。
なんと、日本を代表するプロ・オーケストラ、東京交響楽団の楽団員の皆様が、バンコク公演を控える多忙なスケジュールの合間を縫って、クロントイ・スラムまで会いに来てくださったのです。

この交流は、2023年の来日公演がきっかけとなって生まれたご縁でした。

スラムの小さな教会で行われた合同練習では、子どもたちは世界トップレベルの演奏家を前に、最初は緊張しながらも、真剣な眼差しでその音色に聴き入っていました。

プロの先生方から直接、表現の方法などを丁寧に教えていただくと、子どもたちの演奏は、まるで魔法にかかったかのように、みるみるうちに生き生きとした素晴らしいものに変わっていったのです。

言葉の壁を越え、音楽だけで心が通じ合う。
その時間は、子どもたちにとって一生忘れることのできない、夢のような体験となりました。

この素晴らしい経験を経て、子どもたちの音楽レベルが向上したことはもちろん、「もっと上手くなりたい」「次の日本公演では、もっと成長した姿を見せたい」という想いは、かつてないほど高まっています。

そして、なんと2025年の日本公演では東京交響楽団との共演が決定しました！

今回の2025年日本公演は、その確かな実績と経験の上に立つ、未来への新たな一歩です。
あの奇跡の続きを、ぜひ皆様と一緒に実現させてください。

ご支援金の使い道：子どもたちの夢を日本へ届けるために

日本公演には総額1,300万円が必要です。
今回のクラウドファンディングでは、その第一歩として目標金額400万円を目指します。

皆様からのご支援は、子どもたちの夢を日本へ届けるための大切な資金として、責任をもって活用させていただきます。

• 航空運賃：2,500,000円 （夢の舞台へ羽ばたくための翼です）
• 国内移動費用：3,750,000円 （日本の様々な景色と人々の温かさに触れるための足となります）
• 宿泊費：2,500,000円 （安心して練習に打ち込み、最高の演奏を届けるための大切な休息場所です）
• 食費：500,000円 （子どもたちの元気な笑顔と音色を支える源です）
• 会場費：500,000円 （感動のハーモニーを響かせるための舞台です）
• チャリティイベント経費：250,000円 （日本の皆様との交流を深めるための費用です）
• その他運営費（楽器レンタル等）：2,000,000円
• 広告宣伝費：500,000円
• 海外旅行保険・パスポート取得費：150,000円
• 渡航のための検査、薬代：50,000円
• ユニフォーム制作費：125,000円
• その他：175,000円

皆様からの400万円のご支援で、まず子どもたちの日本への渡航と、日本での活動基盤（移動・宿泊の一部）を確保できます。
夢への力強い第一歩を、どうか後押ししてください！

リターンについて

・応援コース
・チケットコース
・アーリーチェックインコース
・特典演奏／訪問ツアーコース
・スポンサー／プラチナスポンサーコース

をご用意しております。
日本公演のチケットを含むコースもございますので、会場にお越しになられる方はぜひそちらをご検討くださいませ。
（東京交響楽団との共演の公演チケットコースもございます。）

私の夢は、スラムを「音楽の街」に変えること

タイの公立学校には、音楽の授業がほとんどありません。
音楽家として生きてきた私にとって、それは大きな衝撃でした。

このオーケストラの最大の目標は、子どもたちをただ麻薬から遠ざけることだけではありません。
音楽を通して、「世界はスラムだけじゃない。君たちには無限の可能性があるんだ」と伝えることです。

2023年の来日公演は、彼らにとってまさに世界が広がる体験でした。
日本の聴衆からの温かい拍手、同世代の子どもたちとの交流。
そのすべてが、彼らの心を大きく成長させました。

過酷な環境でも光を見つけ、ひたむきに努力を続ける子どもたちに、新たなステージへの一歩として、今回も日本の地を踏ませてあげたい。
この経験は、彼らの才能をさらに開花させ、未来への大きな翼となるはずです。

あなたと一緒にこの奇跡のハーモニーを奏でさせてください

この挑戦は、私たちだけでは決して成し遂げられません。
あなたのご支援が、スラムに生まれた一人の子どもの人生を変え、未来に希望の光を灯します。

そして、かつて私たちが受け取った温かい心を、「恩返し」という美しいハーモニーに変えてタイに届けることができます。

タイと日本の未来に、希望の音色を一緒に響かせていただけませんか。
このハーモニーの続きを、どうか、あなたと一緒に奏でさせてください。

温かいご支援を、心よりお待ちしております。