まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会
NPO法人

人も動物も幸せに♪静岡県中部で、犬猫の保護活動に取り組む「しだはいワンニャンの会」のサポーター募集♪

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「しだはい」とは、志太郡・榛原郡の略称で、平成の大合併以前は静岡県中部で広く呼ばれる呼称でした。そのいわゆる「しだはい地区」に位置する焼津市・藤枝市を中心に、動物の保護活動を行うのが【NPO法人まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会】です。 私たちが活動を始めた2010年頃と比べて、動物愛護に関する意識はだいぶ変わり、保護活動に対する理解も深まってきました。 しかし、外で産まれたり棄てられる猫はまだまだ多く、加えて高齢者や多頭飼育の崩壊による保護などは逆に増加しています。 私たちは、そのような犬猫を保護し譲渡する活動、外にいるノラ猫を減らすTNR活動、そして不幸な動物を生み出さないような広報活動を行っています。 また静岡県は東南海地震の想定区域であり、大きな被害が予想されています。「いま危機にある命」を救いながら、「これから危機にさらされる命」を少しでも減らすための、周知活動も行っています。 地域になくてはならないけれど、ボランティアがやるしかないこと。 継続するためには、皆様のサポートが不可欠です。

団体の紹介

■2010年、焼津市内で個人で保護猫活動していた数名が知り合い、任意団体「まち・人・くらし・焼津ワンニャンの会」を設立 。
■2017年NPO法人化(2019~2024年の間は認定NPO法人)、団体名を「焼津」から「しだはい」に変更。
■会員数15名(2025年)、焼津市のTNR事業に協力、また独自のTNR(地域猫)活動も行っています。
■シェルターは運営せず、会員が自宅にて保護を行っています。また都合で動物の保護ができない会員もおりますが、各自ができる範囲で運営に関わっています。無理せず持続可能な活動を目指しています。

活動の背景、社会課題について

【殺処分数と保護数】
犬猫の殺処分は年々減っていますが、これは保健所が一般市民や業者からの受け取りを拒否できるようになったことが大きな要因です。拒否された犬猫の保護と譲渡には全国の動物保護団体が関わっており、善意で行っているとはいえ、時間的にも金銭的にも大きな負担となっています。

【動物保護活動の認知】
坂上忍さんや杉本彩さんなど、知名度のある方が活動に取り組んでいることなどもあり、保護動物に対する認知は徐々にではありますが広まっています。しかし譲渡できるよりも多くの犬猫を保護せざるを得ない状況は変わりません。
不幸な動物たちを減らすためには、ブリーダーの無計画な乱繁殖、適正な行政指導のないままのペットショップ経営、一般飼養者が不妊・去勢手術をしないまま多頭飼育に陥るケース、一般消費者の衝動買い、地域の飼い主のいない猫の対策など、社会全体の問題として考えていく必要があります。

【高齢者問題】
近年とくに増えている相談が、「一人暮らしの親が亡くなったので、飼っていた犬猫を引き取って欲しい」という家族からの相談、「担当の高齢者が入院したので、猫をすぐに保護してほしい」というケアマネさんからの相談です。多頭飼育やゴミ屋敷化している例も多く、ボランティアが対応するには負荷の高い問題です。
また当会では過去に高齢ブリーダーの死亡による多頭飼育崩壊(柴犬20頭・30頭、甲斐犬24頭)も経験してきました。こちらも体力の低下に伴い、世話や掃除が全くできていない状況になりがちです。
いつ崩壊してもおかしくない業者や家庭がいくつもあると保健所からは聞いており、行政を含めて何らかの対応を事前に取っていただかないと、ボランティアに任せきりの現状は解消していきません。

活動内容の詳細、実績について

【保護譲渡活動】
捨てられたり、外で産まれたり、飼い主のいなくなった動物を保護し、新しい飼い主を探す活動。譲渡のためには病気の治療、ノミダニ寄生虫の駆除、人馴れさせるなど労力がかかります。また無責任な飼い主に譲渡させないため、審査やお試し飼育などのハードルもあります。毎月イオン焼津店や動物病院で譲渡会を開催しています。年間50~100匹の犬猫を譲渡しています。

【地域猫活動】
地域の猫好きな住民たちの協力によって世話され、管理されている猫のこと。無責任な餌やりではなく、避妊去勢手術を行った上で、猫との共存をはかりつつ、自然にノラ猫が減少していくことを目的としています。当会では焼津市や藤枝市、および保健所と協力してノラ猫の不妊手術と、地域住民の取り組みをサポートしています。年間50~100匹程度のTNRを行っています。

【広報活動】
保護団体から譲り受けるという選択肢を広めるため、様々な形で市民にアピールしています。イオン焼津店周年祭での写真展、チャリティーライブ、地域イベントやお祭りへの出展、市民活動センターでのパネル展示、ラジオ出演、映画上映&講演会開催、やいづ議会だよりへのインタビュー掲載など。

【啓発・教育活動】
次世代にこの問題を残さないため、特に若者向けの教育活動に力を入れています。商業施設での子供向け講演会、小学校での特別授業(動物福祉、防災)、焼津市青少年ボランティアの受け入れ、焼津藤枝の全小中学校へ遺棄防止ポスターの掲示など。

代表者メッセージ

地域に住む多くの方がペットの問題で困ったときに、ネットで調べて「ワンニャンの会」に相談してきます。「ノラ猫で困っているけどどうしたらいいですか?」「子猫を保護したけど引き取ってくれませんか?」「高齢者がペットを残して入院したけど譲渡先を探してくれませんか?」などなど。

でも実は自分の住む地域に、信頼できる保護団体があることは、当然ではありません。なぜならその団体はボランティアの善意で運営されているからです。身銭を切って、休日を削って、罪のない動物たちを助けたい一心で活動しています。

寄付に限らず、どんな形でも結構です。犬猫を譲り受ける。SNSをシェアする。ペットを飼いたいと言っている知人に紹介する。ボランティアとして活動に参加する…。ぜひ何らかの形で、「ワンニャンの会」のサポーターになってください。

寄付金の使い道について

動物の保護はシェルターではなく、それぞれの会員宅で行っています。保護数に上限があるため、譲渡した分だけ新しい動物を受け入れることができます。およそ年間支出は約250万円で、その6割が治療費です。収入の75%が寄付、民間補助金が10%、譲渡者からの負担金は8%(2023年度)。詳しくはホームページの「会について」から会計報告をご覧ください。

お預かりした寄付金は以下の用途に使わせていただきます。
■保護動物の治療費(ノミダニ・寄生虫駆除、下痢・風邪など様々な治療、手術費)
■保護動物のフード(特に子猫用フード、高齢や病気猫の療養食)
■終生飼養の犬猫(高齢、持病、障害)の飼育費

団体情報
まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会
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コングラント」で作成されています。
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