経緯
すだちの木はNPO法人あいだが運営する、埼玉県にある自立援助ホームです。15歳以上概ね20歳前後の、本来養育すべき保護者と住むことができない若者が、自活の準備をするために暮らしていて、ここから仕事に行ったり、学校に行ったりしています。すだちの木は定員が6名の女子寮で、現在5名の女の子が暮らしています。その子たちは、いずれも虐待、養育拒否、非行、死別などを経験しています。
昨年、一人の入居者のお父様がお亡くなりになりました。孤独死でした。遺児は1月に18歳になったばかりです。その子にとって唯一、児童相談所を通じてのみとはいえ、やりとりができていた親族でした。お写真も残っていません。父親の遺体は、当時故人が住んでいた、県外の自治体によって火葬され、お骨が保管されていますが、もう半年過ぎると合祀されます(土に戻されてしまいます)。お骨を引き取り、手を合わせることができる近所のお寺に納めるため、厚かましくも、皆様のご協力を頼みにすることとしました。
必要経費
自治体が建替えた火葬費用を納めないと、お骨を引き取ることができません。自治体からは16万円強と聞かされています。引き取りにゆく往復の費用も合わせ、17万円と計算します。
その子が熊谷の自立援助ホームにいる期間、お骨を保管してくださるお寺にお納めする費用次年度定時制高校の3年生になるため、のこり2年とすると、年間1万円、計2万円と計算しています(正確な金額はこれから交渉します)。
すだちの木の中に手を合わせる簡易な仏壇を設ける。およそ1万円でDIY。上記の計算で、20万円を考えています。これ以上の金額は求めませんし、ネクストゴールも設けません。
支援メニューとリターン
1,000円のメニューと5,000円以上の2つのメニューを作ります。2つだけです。
自立心の妨げにもなるかもしれませんので多過ぎる金額は必要ありません。期間内に目標を達成したらプロジェクトを終了させるかもしれません。また、目標金額に達しなくても、本プロジェクトは実施いたします。
経過は報告いたしますが、リターンはありません。ご了承の上、暖かなご支援をお願いいたします。
なぜクラファンか
身寄りがなくなってしまっている子に、世の中は捨てたもんじゃないということを伝えたい。自分を応援しているのは、制度や仕事でやっている人だけではないのだから。それがこのプロジェクトの出発点であり、目指すところです。
世の中を良くすることには、それほど興味がありません。もう日本は十分に洗練された成熟した社会で通常私たちは自分が社会にすることよりもしてもらうことのほうがはるかに多い。ただし、そのことに人が気づくこと、実感することには興味があります。
また、実は、彼女らを支援していることに、光栄さを感じています。そのお裾分けでもあります。
最後に
日本社会は誰もが誰かの役に立つことを目指している、自分のことなんか放っておいて人のことをしている人がとっても多い、なんと素敵な社会です。願わくば、それがより充満して、この子たちの下にも届いてほしいと思っています。遠からずこの子たちも人の役に立つ側に立つので。
あいだみつをの詩のタイトルにこんなものがあります。NPO法人あいだが大事にしている、素敵な言葉です。
奪いあえば足らぬ、分けあえば余
る。
最後まで読んでくださって、誠にありがとうございました。
皆様の暖かな、圧倒的な、僕の厚かましさよりも厚いご支援を、ぜひよろしくお願いいたします。



