子どもの貧困問題を解決したい

日本の子どもは、改善は見られず依然として7人に1人が貧困状態です。
また、ひとり親家庭の相対的貧困率は約5割にのぼり、苦しい状態です。
コロナ禍の影響は深刻で、ひとり親家庭をとりまく状況は更に悪化しています。

そんな家庭を助けるために、行政の支援やこどもの居場所を作るこども食堂など、色々な支援を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
なぜ、「こども宅食」が必要なのでしょう。
それは、つらい状態にいても声を上げられず、自ら助けを求められない親子がいるからです。

こども食堂からに行くのをためらってしまう親もいます。
収入減に繋がるため、平日の仕事を休んで手続きや支援の場に行くことが難しい親もいます。
自ら助けを求めることは、実は結構大変な事なのです。

そのような家庭を支援をするために「こども宅食」が生まれました。アウトリーチ型のこども宅食は、窓口に出向いてするような面倒な手続きはありません。
条件を満たせば、ラインで申込みするだけで迅速に支援が可能となります。
いま、全国でこども宅食の輪が広がっています。

※「こども宅食」は、認定NPO法人フローレンスが開始した支援活動です。

「千葉こども宅食プロジェクト」とは？

千葉市在住の経済的に困窮しているひとり親家庭へ、食品のお届けをきっかけに安心できるつながりを作り、様々な支援に繋いでいくアウトリーチ型（※）の支援活動です。（※助けを求めるのを待つのではなく、こちらから働きかけること）
NPO BRIGHTは、2021年から千葉を拠点にこの活動を行っています。

現在、千葉市内の138世帯を支援していますが、こども宅食を希望する家庭は毎月増えている状況です。現在は拠点の千葉県若葉区を対象としていますが、より活動範囲を広げ、多くのご家庭に継続的な支援ができるよう、皆様からのご支援・ご協力をお願い致します。（2024年1月時点）

ご支援の使い道

皆さまからのご寄付は、主に食材の購入費と配送費、事務所の運営費として使用させて頂きます。

お届けする食品は、フードロス品として寄付いただいたものの他、食品のバランスを考えて足りないものなどは購入もしています。お届けする配送費もかかるため、多額のお金が必要となります。困難を抱えた家庭に継続的な支援を行うため、是非継続的なご支援をお願いいたします。
千葉こども宅食プロジェクトは、皆さまからのご支援で成り立っています。

※NPO BRIGHTは任意団体のため、寄付金控除の対象にはなりません。

より多くの笑顔がみられますように

NPO BRIGHTのページを拝見いただきありがとうございます。
代表増淵の申します。
私自身も2人の子供を持つシングルマザーです。
日本のひとり親を取り巻く状況は結構大変で経済的困難に直面した時、もっと身近な支援はないものかと考えたものです。

とにかく、ひとり親は忙しいのです。支援の手続きをする為に、平日仕事を半日休みをもらって行くことも容易ではありません。
こども宅食の取り組みを知った時、なんと素晴らしい取り組みなのかと思いました。
簡単な申し込みで迅速に食品を届けてくれる事は、勿論うれしいのですが、ひとり親を孤独にしないつながりを作る取り組みと知って、更に嬉しくなりました。

このような取り組みを、私も広めたい！微力だけど始めたい！
と周りを巻き込んで始めた「千葉こども宅食プロジェクト」です。
ぜひ、皆様も一緒に巻き込まれて、ご支援をお願い致します。

たくさんの小さな力が集まれば、大きな支援の輪ができると信じております。

NPO BRIGHT
代表　増淵佳奈子