
D×Pが運営するユキサキチャットでは、現在、日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金を受けている18〜25歳の方に、ごはんセット30食分×6ヶ月間を無料でお届けするプロジェクトを進めています。
このプロジェクトは昨年も実施し、今年も実施することとしました。
今回の募集では、先日締切を終了しましたが、今年は350名以上からの応募があり、昨年を大きく上回る2,5倍以上の応募となりました。
プロジェクトの背景
主食である米の価格高騰や、ガス代・光熱費などの値上げなどが続いており、暮らしに深刻な打撃を与えています。
これまでユキサキチャットでは、経済的な困難を抱えつつも奨学金を利用し、大学などの高等教育に通っている学生などに対してオンラインでの面談を行なった上で、ごはんがもらえる食糧支援や現金の給付を行なってきました。
その中でスピード感を持って支援を届けることの必要性も感じており、このプロジェクトでは、面談を行なわない代わりに、給付型奨学金の証明書類等を提出してもらうことで、よりスピーディに食糧支援を行なっていきます。

このプロジェクトは昨年も実施し、124名に3ヶ月間、ごはんセットを届けていきました。
3ヶ月間の発送終了後に行なったアンケートを通して、若者の変化が見られました。
生活状況の改善について
「よくなった」が33%、「すこしよくなった」が55.3%で、88.3%の人が生活状況がよくなったと回答しています。

ごはんを食べないことがある若者の割合が特に、朝食に置いて改善された
週の半分以上、朝食を食べない人の割合が、約48%から約40%に減少しました。
若者の声
若者からは様々な声が届きました。
「心が少し豊かになったと思う」
「食料品を買いに行く負担が軽減、焦りや不安も軽減した」
「食事が届くのはすごく支になった」
「ご飯のことを気にせず、しんどい時は作らなくていいという安心感で勉強に集中出来ました」
私たちがこれまで支援してきた学生の多くは、その後、進学したり就職したりして、次の一歩を踏み出しています。だからこそ、その一歩につながる「いま」を支える支援が必要です。
一人でも多くの若者の「いま」を支え、希望を届けるために、私たちは取り組んでいきます。
