2025年11月にフィリピン中部を襲った台風ティノ(25号)。
NPOハロハロでは現在、人々の生活の復興を重視して取り組みを続けています。
今回被災したセブ及びボホール両事業地で10年以上、社会的経済的に弱い立場にある人々と現地NGOや住民グループをたちあげ活動してきた経緯を活かし、現場にいる人々が必要とする取り組みを自分たちの力で展開する復興支援を行います。
2026-04-05 18:26
台風ティノに被災したあの日 ~ジョセリンさんの声~
2025年11月の台風ティノから約半年。
今でもセブ事業地の多くの方々が、仮設のテント村で不安定な生活を続けています。
今回は、タリサイ市ドゥムログ村で被災し、現在もテント村で避難生活を送るジョセリンさんの声をお届けします。
台風が来ることを知ったジョセリンさんは、500ペソ分の食料を買い込みました。台風の前夜には、タリサイ市の小学校へ避難。そこから長く過酷な避難生活が始まりました。
最初の避難所となった小学校での生活は、3ヶ月に及びました。命の安全は守られたものの、常につきまとう食料不足の不安。水不足やトイレの詰まり、扇風機もない風通しの悪い環境にも耐える日々でした。その後、村役場へ移動して3週間を過ごしましたが、状況はさらに悪化。人が密集した空間では衛生状態が悪く、水不足やトイレの問題がありました。
そして2月8日、現在の「テント村」へと移りました。
到着したときは泥だらけで、最初の夜は電気も通っていませんでした。水は濁っており、洗濯には使えても料理には使えません。日中のテント内はとても暑く、反対に夜はひどく冷え込みます。
夫のジミーさんは、台風後1ヶ月間も仕事がなくなり、一家は救援物資を頼るしかありませんでした。学校も避難所として使用されていたため、2週間にわたって休校となりました。
約半年経つ現在の状況は、4月下旬の報告レポートをお待ちください。

