2025年3月28日日本時間午後3時20分頃(現地時間午後0時50分頃)ミャンマー中部を震源とするマグニチュード(M)7.7の大規模な地震が発生しました。
TMATは地震発生直後から情報収集を開始。4月15日に医師2名を現地へ派遣。4月16日~21日の6日間で医療支援活動を実施しました。
医療支援は現地パートナーへ引き継いでまいりましたが、依然として被災地域には様々な支援が必要な状況です。引き続きTMATは現地パートナーと連携を図りながら必要な物資の提供等を行ってまいります。
TMATはこれまでにも、2008年5月ミャンマー・サイクロン災害でも医療支援活動を行っています。
皆様からの温かいご支援ご協力をお待ちしております。
2025-04-21 11:54
第5報(4月19日活動報告)

本日より訪問診療を開始
7:30
宿舎にて本日の活動について全体ミーティングを実施。その後車両にて活動サイトに移動
8:15頃
現地パートナーとともに、テントサイトのセッティングを行い、診療準備を行う。
8:30
診療開始
午前中
ミャンマーの要人がザガインを訪問するとのことで、道路が一時封鎖。そのため受診者数も一時減少していたが、数時間後には封鎖も解除され、患者の受診数も増加傾向にあった。
災害に関連する脊髄損傷の患者の受診あり、セカンドオピニオンを希望され、受診となり、地元総合病院へ紹介。また同様に災害関連での大腿骨転子部骨折の患者も地元総合病院へ手術目的に紹介となった。
午後
他地域に住む住民より、支援依頼を受ける。合田医師は物資調達兼ねて現地パートナー看護師とともに外出。その際、避難所や受診に来れない住民へ訪問診療を実施。また、拠点では妊婦の検査希望などの患者も増加傾向にあり、超音波で心拍の確認を行い、感慨深い場面が見られた。
14:30
診療を終了とし、サイトでの再度ミーティングを実施。宿舎へもどり、本日の活動は終了とした。
本日41名の診療を行い、内9名は訪問診療を行った。
診療内容としては災害関連による受診が半数ほど見受けられる状況。明日も訪問診療を含め診療を実施する。
事務局(以下現地時間)
10:00頃
ヤンゴンに到着。Barefoot Docters Myanmarのコアメンバーと合流し、ミーティングを実施。現在の活動状況や今後の方針について協議。
明日は6:00ヤンゴン発のフライトでマンダレーへ向かい、TMAT活動メンバーと合流する予定。

