
9月16日(土)
7:30頃
活動開始。震源地となったアトラス山脈内の山間部の村(Amerzgan,Isli)に支援が届いておらず、物資支援を希望されているとの情報を受け、昨日購入した物資と共にその村へ移動を開始。
12:30頃
山間部の村(Amerzgan,Isli)に到着。村は1,000人ほどの集落で、山間部からの大きな落石もあり、多くの家屋が破壊されている状況が確認された。地震の際の落石の影響で、集落内ほぼすべての家屋の屋根が破壊されているような状況であった。医療ニーズに関しては数日経過しているためかほぼ認めないが、国から支援のテント、食事の配布などもなく、集落では地面にマットだけで寝ており、支援の格差があることを確認。
村長に挨拶し、支援物資を配布することに対して感謝の意をいただいた。TMATで準備した毛布、洋服、靴下などの支援物資を配布し、同地域内の別集落でも同様の支援物資の配布を行った。
15:00頃
支援を終了し、Amerzgan村を出発。
19:00
マラケシュ到着。市内にあるNGO「CHILDHOOD HOPE」のオフィスを訪問し責任者のMo Ka氏と面談。このNGOは普段子供の支援を行っている団体だが、現在は今回の地震を受けて被災地域への物資支援を中心に活動しているとのこと。TMATの活動紹介を行ったのち、今後の連携について協議。同団体は海外団体から寄付金などの支援を受けられる許可をモロッコ当局から受けており、TMATとの連携について前向きな回答を頂いた。今後継続的にこの団体を通じた支援を検討していくこととした。
面談終了後、本日の活動は終了となった。
先遣隊の現地での活動は、明日17日(日)が最後となり、夕方に出国する予定。明日は、現地協力者との最終的なミーティングなどを行う予定。