
今回ご紹介させていただくフェイフェイ君は、現在お預かりさん宅で暮らしています。
香川県から保護された元野犬の男の子です。

7兄妹で保護され、1匹だけ皮膚が弱くて顔が腫れている子がいました。


それが、フェイフェイです。
病院に通院するも皮膚が腫れている原因が分からず、どんどん酷くなるばかりでした。

4番目に行った高度医療の皮膚科専門医に診て頂いてやっと診断がつきました。
とても珍しい虚血性皮膚症という筋炎でした。

犬のアレルギー等に使用されているアポキルというお薬を服用しています。
ご存知の方はびっくりされると思いますが、アポキル16を朝2錠夜2錠と大容量の服用で、この病気はやっと良くなってきました。

今は、5軒目の病院で診て頂きながら薬でコントロールできているので安定しています。
フェイフェイの虚血性皮膚症の症状で、薬が切れると痒みや皮膚がつっぱってしまい、舐め壊しが始まるとあっという間にじゅくっとします。


ご飯は1カ月前から動物性のものを抜いています。犬関係の繋がりのご縁からライマフィーショップさんとヴァイシュラさんを紹介していただいて、ご厚意でご支援いただいているフードやサプリメント、シャンプー等を使っています。

ケアの仕方やシャンプー等についても教えて頂きながら、日々様子を見ています。
今は獣医師さんからの減薬の指示があり、今の服用量は、アポキル16を朝半錠、夜半錠。トレンタール(ペントキシフィリンのジェネリック)を朝1錠半、夜1錠半と以前より減薬しています。

フェイフェイ君の体調に合わせて獣医師さんにその都度お問い合わせしながら薬の調節をしています。

お薬も上手にウェットフードに入れてあげると上手に飲んでくれます。

ここに至るまでに、免疫をアップさせようとオゾン腸注や酸素カプセルなど良さそうなものは何でもトライしました。

医療費がかさんでしまっておりましたが、皆さまからの温かいご支援のおかげで、充分な治療を受けられており、感謝しかありません。

フェイフェイは、とても穏やかで奥ゆかしいタイプです。


小さい頃は、The野犬のかなり慎重派でした。頼りにしていた先住犬の相次ぐ死によって傷つき、外を歩けなくなってしまった時期もありました。


まだまだびっくりすることもありますが、トレーニングにより克服し、今ではだいぶ成長して頼れる兄貴になってきたと思います。

他の預かり犬2頭と共に、のんびり楽しく暮らしています。

フェイフェイちゃんが穏やかな毎日を暮らせるのは、お預かりさんの献身的なお世話と皆様からの温かいご支援により充分な治療をしてあげられているおかげです。

今後ともフェイフェイの事を応援していただけると嬉しいですm(__)m