思わず本気になる教材を作りたい！～きこえない人が困ることなんなん？～

こんにちは！oioiのりょーじです。
このたびは4月から始まったクラウドファンディングへの
ご支援、ご協力ありがとうございます！
クラウドファンディング終了まであと10日！
毎日進捗を見ながらドキドキして過ごしております。

さて、本日は連載第3弾！
今回は「知る」ことの大切さについてお話しします。
早速ですが、みなさんはカラーバス効果という言葉をご存知でしょうか。

カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで
それに関する情報が無意識に自分の手元に
たくさん集まるようになる現象のことを指します。
つまり、人は意識していることほど、それに関係する情報が
自分のところに舞い込んでくるようになるということです。

実はこのことを強く実感する出来事がありました。

４月から手話の授業を担当している専門学校の授業で
学生たちに「耳がきこえない人に会ったことがありますか？」
というアンケートを取ってみたところ、
「ある」と答えた人は65名中3名(5％)で
残りの62名(95％)は「ない」でした。

とても低いですよね。

ところが、授業を進めていく中で、
きこえない人と出会ったことが「ない」と答えていた
学生たちから以下のような声が届くようになりました。

＜学生たちの声＞
　・街中で手話で話している人をよく見かけるようになった。
　・テレビを見ていたら、きこえない人や手話に関する
　   ニュースに自然と関心を持つようになりました。
　・アルバイト先に来ていた常連客の中に
　    きこえない人がいることに気づいたので、
　　 手話やジェスチャー、筆談などで対応したら
　　 とても喜んでいただけたので嬉しかった。

など、授業を通して、手話について知ったことによって、
手話に関係する情報が学生たちのところに
自然と舞い込んでくるようになったということなのです。

今回、クラウドファンディングで制作する映像では、
まさにこのカラーバス効果を狙っています。

映像を通して、多くの人に
きこえない人のことを知ってもらうことができれば、
その人の元にはきこえない人に関係する情報が
自然と集まっていくようになるでしょう。
それがきこえない人への「理解」に繋がり、
自身の行動を変えるきっかけになると思うのです。

一人一人の行動が変われば、
この社会が耳がきこえない人にとっても暮らしやすい、
そんな社会に変わっていくと私たちは信じています。

ぜひ、そんな社会を実現させるためにも
本プロジェクトへご支援・ご協力をお願いいたします！！
私たちと一緒に「福祉教育」と「社会」を変えましょう！

どうぞよろしくお願いいたします！！

■バックナンバー
①「エンターテイメントは学習効果を高める！」
②「耳の聞こえない人オモロイやん！と思わず言っちゃう本/応援メッセージの紹介」