NPO法人 One for all All for one

誰もが生き生きと過ごせる居場所を

img-cover
img-cover
img-cover
NPO法人 One for all All for oneの代表理事をしております深川です。  私は6年間、福祉施設や介護施設で勤務してきました。  「障がい・福祉・介護」に対する枠組みを用いていることにより、逆にサービス内容や質がその枠組みの範囲内でとどまってしまうことを痛感することが多数ありました。もちろん、枠組みは枠組みとして必要なものです。  しかし、私はその枠組みや線引きをなくしたうえでインクルージョンの考えを持ち、家庭的なぬくもりを大切にし、互いに寄り添い合いたいという想いを抱きはじめました。  当法人は熊本を中心に自立支援事業として生活困難な方へ居場所の提供(支援型シェルター事業)や就労困難者に対する支援、緊急一時保護、生活相談支援、生活困窮者支援など様々なお困りの方の相談援助、地域交流のひとつとして地域食堂やカルチャースクール、イベント開催等を行っております。

活動・団体の紹介

 熊本を中心にNPO法人One for all All for oneは、自立支援事業、生活困難な方へ居場所の提供や就労困難者に対する支援、自立支援、緊急一時保護、生活相談支援、生活困窮者支援など様々なお困りの方の相談援助等を行っております。

<事業(活動)内容>

【自立支援・緊急一時保護事業】

・民間シェルター(宇土市・宇城市)

・支援型シェルター(宇土市・宇城市)

・支援型シェアハウス(宇土市)

・緊急時の一時的な受け入れ(宇土市・宇城市)

 【生活相談支援事業】

・生活の困りごと相談受付

・利用できる制度やサービスの検討

・働く場の提供やサポート 

<地域福祉活動>

・地域福祉総合支援事業(益城町・宇土市)

・制度外(保険外)サービス

・子ども食堂や地域食堂

・カルチャースクール

・イベント開催   など

活動の背景、社会課題について

 当法人はボランティア活動からスタートしました。

 イベント(地域・子ども食堂)開催やボランティア活動を重ねていく中で、高齢者の方より買い物に行きたくても行けない、病院に行くにも自分でどうにかしないといけない、庭の手入れをしたいが自分たちだけでは難しい(主に力仕事になると)、定期的にイベントを開催してほしい、また高齢者のご家族からは介護認定を受けていなくてもデイサービスのように通えるところがあるといいとのお声が…

 さらにはお子様がいらっしゃるご家族からは放課後の預かりの場や宿題をさせてもらえるような場所を作ってほしい、仕事が終わるまで子どもが寂しくないように過ごせる場所や時間を作ってほしい、障がいの有無問わずに預かってもらえる場所があるといいなどとの声も…

 特に高齢者ご本人やご家族、子育て中のお母さまやお孫さんのお世話をされている祖父母様からのご意見やお尋ねが職員との会話の中で多く感じられています。

活動内容の詳細、実績について

地域食堂、子ども食堂の開催(益城町)

自立支援事業や生活困窮者支援事業(益城町・宇土市・宇城市)

就労につなげるための相談援助(益城町・宇土市・宇城市)

日常生活での困りごとへの相談援助(益城町・宇土市・宇城市)

支援型シェルター(アパート)(宇土市・宇城市)

支援型シェアハウス(戸建て)(宇土市)

利用者さま、入居者さまへの引越し片付け、部屋掃除、買い物支援、食事支援、通院付き添い支援などといった制度外(自費)サービス(益城町・宇土市・宇城市)

などを行っています。 

 2023年は県内外からの支援型シェルター利用者受け入要請があり、緊急一時保護にも対応してきました。

代表者メッセージ

 NPO法人 One for all All for oneの代表理事をしております深川です。

 私は6年間、福祉施設や介護施設で勤務してきましたが、国が「障がい・福祉・介護」に対する保護の枠組みを用いることにより、逆にサービス内容や質がその枠組みの範囲内でとどまってしまうことを痛感することが多数ありました。もちろん、枠組みは枠組みとして必要なものです。しかし、私はその枠組みや線引きをなくしたうえでインクルージョンの考えを持ち、家庭的なぬくもりを大切にし、互いに寄り添い合いたいという想いを抱きはじめました。

 また、福祉施設において、障がいを持つ利用者さん本人への支援を基本として施設は寄り添いますが、そこには保護者さまや、ご兄弟といった御家族への支援も必要不可欠であり、制度や線引きを超えたところに必要な支援も実際の問題として存在することを痛感したこともあります。児童福祉施設勤務中、利用児童が触法行為をしようとする場面に多々遭遇し、その理由を問うと「あったかいご飯が食べたかった」「お母さんがおらんけん俺が弟たちにご飯ば食べさせてやりたかった」などと話すのです。

 その時、サービスに枠組みを付さず、どんなハンデやリスクも問わず、様々な線引きもせず、誰もが自分らしく生き生きと生きられる基盤作りとして、安心して暮らせる我が家のような場所作りに取り組みたい、ひとりひとりの居場所の一つとなる『生活の場』を提供しながら、さらに閉ざされた空間にとどまらず、イベントや講座開催などを通して地域交流の機会を設け、地域社会への参加を後押しする『開かれた場』の提供も行っていきたいと痛感しました。

 そのような実情があり、活動や事業に取り組む背景となっています。

 皆さまのお力添えが必要です。

 ご理解と幅広いご支援を何卒よろし くお願いいたします。

寄付金の使い道について

 NPO法人One for all All for oneが行うさまざまな活動は、ボランティアの熱意とこれをご支援くださる方のご芳志により成り立っています。

 この活動を今後も継続していくためには、資金の確保が重要な課題となっています。

 各種の事業を更に充実させるためにも、多数の皆様からのご理解とご協力をお願い申し上げます。 

 なお、いただいた大切なご寄付はしっかりと管理し、当法人が実施するさまざまな事業運営のために使用させていただきます。

 活動報告は法人ホームページ等を通して、随時皆様にお伝えしてまいります。

 当法人のサービスを必要とされる方々への新たな受け入れ施設(個室)を増加させること、それにより、現在共同生活場所しか提供できていない現状を改善し、家族連れなど幅広い利用者を受け入れられるようにすること、それに伴って、家電など最低限度の生活必需品を整備することなど利用者さまに一定の生活基盤を用意し、文化的な生活を送ってもらうことは、社会復帰の意欲増加や就労、教育の機会に触れるきっかけになると考えており、そのために、TV、冷蔵庫、洗濯機、ガス器具、炊飯器、エアコンなど生活するうえで真に必要となる設備を整備していきたいと思います。

 また、将来的には対象者の幅を広げていきたいこともあり、地域の方、高齢者、障がい者、子どもに対する手厚い支援を行い、事業の幅を広げていきたいと思っております。

団体情報
NPO法人 One for all All for one
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。