おてらおやつクラブのひろがり
おてらおやつクラブの活動は、2013年に大阪で起きた母子餓死事件をきっかけに始まりました。
「この飽食の時代、フードロスの時代に、食べるものがなく尊い命が失われるなんて…」
事件を知り、いてもたってもいられなくなった代表・松島靖朗は、寺院にお供えされたお菓子などの「おそなえ」を、地域の支援団体を通じて子どもたちへ「おすそわけ」する活動をはじめました。

奈良の小さなお寺から始まったこの取り組みは、NPO法人の活動として、今では全国2,300以上の寺院、1,000以上の支援団体へとひろがり、20,000世帯以上のひとり親家庭を支える大きなネットワークとなっています。
コロナ禍には、助けを求める家庭の数は1年間で約4倍(351世帯 → 1,720世帯 / 2020年3月から2021年3月)に急増し、それに対応すべく、全国の寺院から家庭へ直接「おすそわけ」を届ける「匿名配送」の仕組みを導入しました。

ひとり親家庭を支える「匿名配送」の仕組みをつくり、維持してきたのは、地元・奈良の学生たちの存在です。ITの力で全国の家庭へ匿名でプライバシーを守りながら「おすそわけ」を届けるシステムを築いてくれました。彼らの尽力により私たちの活動はいっそう広がり、全国の家庭が「匿名ならではの程よい距離感での支援」を受け取れるようになり、多くの家庭の孤立に寄り添うことができたのです。
「おすそわけ」を受け取った家庭の声をご紹介します。



私たちが直面する課題
おてらおやつクラブを支えるシステムは、学生たちが主体となり、開発・運用されてきました。しかし、先輩の卒業など世代交代を重ねる中で、その体制は変化し、これまでの運営を維持することが困難な状況になっています。複数の担当者が引き継ぎながら改善を重ねてきた結果、システム全体が複雑になってきました。
たとえば、ページが表示されないトラブルが発生した際、その原因の特定に時間がかかるようになっています。また、セキュリティ対応の修正を行うと、どこに影響が及ぶのか把握しきれず、対応後に不具合が発生して元に戻す、といったことも起きています。これにより、たすけての声を上げた家庭とつながることが出来なかったり、おすそわけが届くまでに時間がかかるケースが増えてきました。
勉学と両立しながら関わってくれている現在の学生メンバーたちで、この運営を維持していくことは、この年度末までが限界と想定しています。
このままでは、今つながっている20,000世帯以上の家庭だけでなく、これから「たすけて」と声を上げようとする家庭にも、おすそわけを届けることができなくなります。
新たなシステムへの移行なしに、今の支援規模を維持することはできません。
このプロジェクトは、その前に打てる、最後の手です。

システム開発運用を新しいパートナーとともに
私たちは、支援活動の基盤となるシステムとその運用体制を、作り直す決断をしました。
非営利組織の活動を支えるシステム開発に精通した「リタワークス株式会社」さまとパートナーシップを結び、将来の保守・運用、拡張まで見据えた基幹システムを開発します。
20,000世帯以上の家庭とのつながりを維持していくことに加え、これまで「たすけて」と声を上げられなかった家庭へのアプローチにも一緒に取り組んでいきます。
この先も「おすそわけ」を届け続けるために
今回、この危機に向き合うにあたり、私たちは改めてなぜこの活動を続けていくのか問い直しました。
活動の原点には、社会とつながることができず「助けて」と言えないまま孤立のなかで命を落とした母子の存在があります。ふたりは生活に困窮し、社会からも孤立し、支援にたどりつくことができませんでした。
二度とこのような悲劇が起こらないように、私たちが向き合うべきは、「声を上げられない人に、どうすれば支援を届けることができるか」という問いです。
「おてらおやつクラブになら助けてと言える」、そんな可能性と選択肢を一つでも多く社会の中に増やしていくための挑戦です。
目指すのは、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」共助社会
勇気を出して「助けて」と言えば、誰かとつながることができる。
その体験が積み重なることで、「誰かを頼ってもよい」という感覚が、社会の当たり前になる。
私たちが目指すのは、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」と思える共助社会です。

ご支援の使い道
目標 500万円 ——「届け続ける」を守る
新しい基幹システムを導入し、この先も止まらずに動き続ける「おすそわけの基盤」をつくります。皆さまからいただいたご支援は、「たすけて」と「たすけたい」の間にある壁を取り除くための資金として、主に次の取り組みに活用させていただきます。
- より簡単・迅速におすそわけを送ることができるシステム設計
- 継続的なおすそわけを支えるシステムの開発(支援の基盤となる仕組みづくり)
- 家庭からのおすそわけ受け取りの声の収集・分析(支援の質を向上)
具体的には以下のアプローチで新システムを導入していきます。
- 現行システムの機能・プログラムのチェック
- ユーザーである寺院・団体・家庭へのヒアリング
- 新しい基幹システムの設計・仕様検討
- 新しい基幹システムの開発・テスト
- 年内にテストリリース、年度内に正式運用開始
代表からのメッセージ
「届けたいのに、届けられない。」その現実を変えるために、私たちは、仕組みそのものを未来へ続く形へと進化させます。
あなたの支援が、ひとり親家庭にとって「必要なときに届く支え」になります。

おてらおやつクラブのロゴマークに込めた思い。子どもの顔と手を差し伸べる誰かの手。ロゴを見たあなたに手を差し伸べてほしいので、手を差し伸べる方には顔がありません。見えない存在に支えられている、仏さまのまなざし、優しさも込めています。人はいつなんどき、助けられる側に回るかわからない。真ん中の子どもは、いつかのあなたかもしれません。
これから先の10年、20年——どこかの誰かが、そしてあなたが、「助けて」と口にしたときに、「おすそわけ」が届くようになる。
たよってうれしい、たよられてうれしい。うれしいを実感できる社会へ。
その礎をつくるこのプロジェクトに、ぜひ加わっていただけませんか?
おてらおやつクラブへの温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。
認定NPO法人 おてらおやつクラブ 代表理事 松島 靖朗
ソニー銀行さまから「おてらおやつクラブ」へのコメント
このたびは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」へのご参加、誠にありがとうございます。2025年2月に続く2回目のご参加となり、たいへん嬉しく存じます。前回のプロジェクトでは目標金額を上回るご支援が集まり、7,898世帯のひとり親家庭への「おすそわけ」のお届けにつなげられたとのご報告を受け、心より嬉しく思っています。
貴団体は、「おすそわけ」という日本に根づいた文化を現代の社会課題と結びつけ、ひとり親家庭をはじめとする支援を必要とするかたがたに「誰かを頼ってもよい」という大切な体験を届けてこられました。その活動は、支援を届けるだけでなく、人と人とのつながりを紡ぎ、社会全体で支え合う基盤を育んでいる点に大きな意義があると考えています。
今回のプロジェクトでは、これまでお寺を中心に築いてきた支援のしくみを社会全体へと広げるため、システム基盤づくりに挑戦されています。支援を一過性のものとせず、必要な時に必要なかたへ継続的に届けていくための重要な取組であると考えています。
ソニー銀行はGIVING for SDGsを通じて、社会課題の解決に本質的に向き合い、持続可能なしくみづくりに挑戦する団体の皆さまを応援しています。本プロジェクトが「共助」の輪を広げ、子どもの貧困という社会課題に対する理解と行動が、社会全体へと広がっていくことを願っています。
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額 NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透および NPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
▼GIVING for SDGs特設サイト
https://congrant.com/jp/corp/s...
▼ソニー銀行のウェブサイト
https://sonybank.jp/?cid=cf_gf...
▼ソニー銀行 ご家族・ご友人紹介プログラム
https://sonybank.jp/campaign/i...
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