さわかみオペラ芸術振興財団
公益社団法人

南魚沼に、歌と人のあたたかさが響き続ける未来を―合唱団うたのみと創る、南魚沼の“愛”の物語―

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支援総額
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目標金額 1,500,000
サポーター
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募集開始前
2025年07月18日 10時00分 から
豪雪地帯・新潟県南魚沼市は、その雪が育む豊かな自然と風土により、米・野菜・酒造り・織物など、多彩な文化を受け継いできました。 そんな地に、2023年、南魚沼市と周辺地域の有志によって「南魚沼オペラ合唱団うたのみ」が誕生。地域に根ざしたオペラ文化の芽が、いま、着実に育ち始めています。 「魚沼を合唱の街に!」を合言葉に活動する合唱団は、これまでに「カルメン」「椿姫」といった名作に挑戦し、地域の皆さまと共に感動を分かち合ってきました。そして今年、2025年はドニゼッティ作曲の傑作オペラ『愛の妙薬』全幕原語上演に挑みます! ひとり一人の団員が声を重ね、心を合わせて舞台を創る姿は、観る人の胸を打ち、南魚沼に「音楽のある日常」を根づかせてくれると信じています。 この挑戦を応援し、共に盛り上げてくださる仲間を募集しています。また、ぜひ10月11日(土)、南魚沼市民会館での本公演に足をお運びいただき、私たちの「愛の妙薬」を体感してください。 みなさまからの温かいご支援、心よりお待ちしております。

はじめに

公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団は、「オペラ文化を日本に根づかせ、地域から日本を元気にする」という理念のもと、全国各地でオペラ公演を展開しています。
地域の方々にオペラを観客として楽しむだけに留まらず、参加して公演をつくり上げる楽しさと感動を味わっていただけることが当財団の公演の特徴の一つです。
オペラを上演する各地で地域合唱団を結成し、地元の方々が自ら舞台に立つことで、文化と人のつながりを生み出しています。
現在、多くの地域で笑顔と感動の輪が広がりつつあります。
雪深い新潟県南魚沼市では、2023年に地域の有志が集まり「南魚沼オペラ合唱団うたのみ」が誕生しました。年齢も経験も異なるメンバーが集い、互いに励まし合いながら歌声を重ねる 、そんな姿が、地域に新たな風を吹き込んでいます。
合唱団結成3年目の2025年は、イタリアオペラの名作『愛の妙薬』に挑みます。

新潟県南魚沼市とは?

新潟県中越地方に位置する南魚沼市は、人口およそ5万2千人。日本有数の豪雪地帯として知られ、冬には2メートルを超える積雪も珍しくありません。2004年「平成の大合併」によって周辺の町と合併し、現在の南魚沼市が誕生しました。
この地が全国的に知られる理由のひとつは、何といっても「魚沼産コシヒカリ」。昼夜の寒暖差、雪解け水に恵まれた土壌、そして農家の丁寧な手仕事が生み出すお米は、「日本一おいしい」と称される品質を誇ります。
また、八海山・鶴齢・髙千代といった銘酒もこの地から生まれ、全国の酒通を魅了しています。豊かな自然と水が育む南魚沼の恵みは、米や酒だけにとどまらず、四季折々の野菜や果物にも息づいています。
「雪国だから夏も涼しい」と思われがちですが、実は南魚沼は内陸の盆地。夏の昼間はぐっと気温が上がりますが、夕方には涼しい風が吹き抜ける……そんな寒暖差が、農作物をよりおいしく育ててくれるのです。
山と田んぼと人の営みが調和したこのまちで、オペラという新たな文化が根を張り、少しずつ花を咲かせ始めています。

南魚沼オペラ合唱団うたのみについて

「魚沼を合唱の街に!」を合言葉に、2023年に誕生した地域発のオペラ合唱団です。南魚沼市を中心に、魚沼・十日町・湯沢・小千谷・長岡など周辺地域からも仲間が集まり、現在は小学生から70代まで、幅広い世代の約40名が在籍しています。
団員の半数以上は合唱未経験からのスタート。それでも皆が声を出し、音を合わせ、ひとつの舞台を目指して懸命に稽古を重ねています。年齢も経験も越えて、地域の人びとが“ともに歌い、ともに創る”その姿は、まさに南魚沼らしいオペラのかたち。
プロのソリストやスタッフと並び舞台に立つという特別な経験は、団員一人ひとりの人生を豊かにし、地域に文化の種をまいていきます。
その歌声が、南魚沼に新しい風を吹き込むと、私たちは信じています。

南魚沼オペラ合唱団うたのみ 団長よりご挨拶


「人生が変わった!」

複数の団員が口にする言葉です。
オペラを始めて、家と職場以外の第3の居場所ができたことで、生活に張りが生まれています。イタリア語の歌や演技など、今までの人生で経験のなく決して簡単なものではないですが、みなさん生き生きとお稽古に励んでおります。

「感動して涙が出た!」

「オペラは初めて観たが、こんなに面白いとは!」


公演を観に来ていただいたお客さまからいただいた言葉です。
なかなか地方で観ることができない本格的なオペラ。しかも知り合いがプロに混ざってステージに上がっている。お客様は感動や勇気を受け取ってくださっています。

南魚沼でオペラ公演を続けることで、沢山の方々に喜びが生まれていると実感しております。もっともっと盛り上げていきたいのですが、オペラ公演には多額の費用がかかります。
なるべくチケット代を抑えたまま、公演のクオリティを上げ続けていくためには、皆様のお力が必要です。

一緒にこの南魚沼を盛り上げていけるようご協力をお願いいたします!

南魚沼オペラ合唱団うたのみ
団長 上村良樹


公演概要(2025年)

オペラ「愛の妙薬」南魚沼公演


開催日程
2025年10月11日(土)開場13:15 開演14:00 
会場

南魚沼市民会館 大ホール(新潟県南魚沼市六日町865番地)
演目

オペラ「愛の妙薬」
作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
全2幕/原語上演/日本語字幕付き

主催

南魚沼オペラ実行委員会
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
後援
南魚沼市
南魚沼市教育委員会
公益財団法人南魚沼市文化スポーツ振興公社
新潟日報社

公演サイト:https://sawakami-opera.org/stage/national/20251011.html

出演者などの詳細についてはウェブサイトよりご確認をお願いします。

演奏には、南魚沼市を拠点に幅広い音楽活動を行い、「南魚沼市交流大使」としても活躍している電子オルガン奏者の橘光一さんを迎えます。橘さんの手足から紡ぎだされる豊かなシンフォニックサウンドが物語を盛り上げます。


南魚沼に新しい芸術文化を根付かせるために

2024年、南魚沼オペラ合唱団「うたのみ」は初めての全幕公演『椿姫』を成功させ、地域に新たな感動を届けました。
あの舞台の熱気と感動を胸に、団員たちは次なる挑戦――2025年10月のオペラ『愛の妙薬』に向けて、日々稽古に励んでいます。
「もっとレベルアップしたい」「一人でも多くの人にオペラの魅力を伝えたい」
そんな想いが団員の中に自然と芽生え、歌の力とともに、地域とのつながりも着実に広がってきました。
『うたのみ』は、まだ結成間もない合唱団ではありますが、団員同士の交流はますます活発に。ピアニストとのコラボコンサートの開催や、学校・地域イベントでのミニパフォーマンスなど、オペラ公演以外の場でも活動の輪を広げています。
歌が、まちと人とをつなぐツールとなり、少しずつ“文化の根”をこの南魚沼に下ろし始めています。
私たちが目指すのは、単なる一回きりの舞台ではありません。
この活動を通じて、芸術の力が地域に根づき、笑顔や誇りが生まれる――そんな持続可能な文化の土壌づくりです。
そしてもうひとつ大切にしているのが、未来を担う子どもたちの存在です。
本物のオペラに触れる体験は、きっと彼らの心に深く残り、創造力や感性を育むはず。
地域の子どもたちに、舞台の裏側を見せたり、プロの演奏家と触れ合える場をつくったりと、「芸術を身近に感じられる機会づくり」も積極的に行っています。
私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。
南魚沼に、歌と人のあたたかさが響き続ける未来を――
どうか、あなたもこの一歩にご参加ください。


2024年(第2回目)オペラ「椿姫」全幕上演

2024年、「南魚沼オペラ合唱団うたのみ」は第2回目の本公演として、ヴェルディ作曲の名作『椿姫』に挑みました。
これまでにない“全幕上演”という本格的な形式での公演に、団員たちは不安と期待を抱えながら1年間の稽古に臨みました。
合唱未経験だったメンバーも多い中、ひとり一人が声と心を重ね、プロのソリストや指揮者・演出家とともに、ひとつの舞台をつくりあげる日々。
その努力の結晶は、2024年11月、南魚沼市民会館での本番にて美しく花開き、観客の皆さまからは大きな拍手と感動の声をいただきました。
「歌の力ってすごい」「まさか地元でこんなオペラが観られるなんて」
そんな声が、舞台の裏でも響いていました。
この経験は、合唱団にとって大きな自信と絆となり、南魚沼にオペラ文化が根付きはじめている手応えを感じる公演となりました。
そして次なる挑戦は、2025年オペラ『愛の妙薬』全幕上演へと続いていきます。

南魚沼市市制施行20周年記念 オペラ「椿姫」南魚沼公演
2024年11月23日(土)南魚沼市民会館 大ホール

<観劇レポート>
オペラ「椿姫」の観劇レポートは、こちら


公演に足を運んでくださった方からのコメント

  • 合唱団うたのみのレベルの高さに、鳥肌が立った。すばらしかった。それぞれが仕事、学校がある日々、練習に励んだと思われますが、こんな高いレベルに到達するのはかなりの練習量と気持ちがあった事でしょう。本当にすばらしかったです。感動をありがとうございました。オペラ、大好きになりました。
  • 生の舞台で鑑賞するのは本当に感動し、人間の声の無限の可能性に毎回驚かされます。今回の舞台もソリストの方々の歌声が会場いっぱいにひびき、合唱団の方々との息の合った演出が素晴らしかったです。また、エレクトーン1台でオケを再現できる事が、オペラを地方でもできる可能性を広げてくれると思います。
  • 喜多方、酒蔵オペラ合唱団の一員として「椿姫」に参加させていただいたので、舞台の観客として今日は存分に楽しみました。ソリストたちのすばらしい歌声に酔い、合唱は心の中で共に歌いながらとてもすばらしい至福の時間でした。

寄付金の使い道について

当財団が定める定款第4 条の公益目的事業に基づき「募集特定寄附金」として、適正な募集経費を控除した残額の総額を南魚沼オペラ及び南魚沼でのオペラの普及のために使用します。
今プロジェクトでは目標金額を150万円に設定し、ご寄付を小道具費、照明費、舞台スタッフ費、出演料、旅費等に使用します。
[寄付金募集要項]


寄付金額と特典

寄付金額により、以下の特典をご用意しております。

※複数回、ご寄付をいただいた場合は、最終的な寄付総額で特典をご用意致します。


南魚沼オペラ実行委員 委員長よりご挨拶

新潟県南魚沼市――
日本一の豪雪地帯であり、日本一の米どころ。豊かな自然、美味しいお米とお酒、そして温かい人々に囲まれた、人口約5万人のまちです。
けれど、このまちにはもうひとつ、大切な「宝物」が必要だと、私たちは感じていました。

それが「芸術文化を愛する土壌」です。

本格的な音楽公演に触れる機会が少なく、映画館すらないこの地で、子どもたちや若者が本物の舞台に出会う機会は限られています。
だからこそ私たちは、自分たちの手で“文化をつくる”ことを決意しました。
オペラという芸術は、一見遠い世界のものに見えるかもしれません。けれど、舞台に立つ一人ひとりの歌声や表情は、人の心をまっすぐに動かします。そしてその感動は、大人だけでなく、子どもたちの心にも確かに届くものです。
未来を生きる子どもたちに、ただ知識としてではなく、体験として「芸術の素晴らしさ」を伝えていく。
若者たちがこのまちを「帰ってきたい場所」と感じられるような、誇れる文化を育てていく。
それこそが、南魚沼に芸術文化を根付かせる本当の意義だと、私たちは信じています。
芸術は、人を育て、地域をつなぎ、未来へと続いていきます。
そのバトンを、あなたと一緒に繋いでいけたらこれ以上の喜びはありません。
どうか、この取り組みにご参加・ご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

南魚沼オペラ実行委員会
実行委員長 神保貴雄


さわかみオペラ芸術振興財団 理事長 よりご挨拶

「みんなで地域おこしオペラを楽しもう」でやってきている南魚沼公演も、あっという間に3年目を迎えました。市民の皆さんも合唱などで参加して、1年がかりで本物のオペラ舞台をつくり上げていく醍醐味、そして本番をやり終えた達成感というか充実感は格別です。

そろそろ次の段階として、さらに多くの市民による寄付参加でもって、南魚沼オペラの舞台をもっともっと豪華で立派なものにしていきませんか? それを、市民の皆さんが楽しむと同時に、県外からの観客に向けて「どうだ、われわれのオペラは!」と誇らしげに語りませんか?

公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
理事長 澤上篤人


さわかみオペラ芸術振興財団とは

当財団は、日本にオペラ文化を広めること、日本の音楽家を世界に送り出すことを事業目標とし、2014年より活動している公益財団法人です。
主な活動として、野外オペラ公演等の開催、音楽家の教育、オペラによる地域の活性化、音楽家への助成があります。
文化芸術が豊かな地域は、笑顔があります。活気があります。これからもオペラでみなさんをもっと笑顔にしたいと考えています。

公式サイト:https://sawakami-opera.org


税制上の優遇について

当財団への寄附金は、税法上の特定公益増進法人への寄附金として、個人・法人それぞれに税制上の優遇措置がございます。詳細は、所轄の税務署又は税理士などへお尋ねください。
【個人によるご寄附】
(1)所得税
控除の方法は《税額控除》と《所得控除》による方法がございます。
《税額控除》 下記算式より算出された額が、「寄附金控除」として、所得税から控除
(年中に支出した公益財団法人等に対する寄附金の合計額-2,000円)×40%=控除額
※寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
※控除額は所得税額の25%が限度となります。
《所得控除》 下記算式より算出された額が「寄附金控除」として、課税所得から控除
(年中に支出した特定寄附金の合計額-2,000円)×所得税率=控除額
※特定寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
(2)住民税
一部自治体の個人住民税についても優遇措置の対象となります。
(3)相続税
相続税についても優遇措置の対象となります。
【法人によるご寄附】
当財団への寄附金は、(1)一般の寄附金の損金算入限度額とは別枠で、(2) 特定公益増進法人に対する特別損金算入限度額以内の金額を、損金算入することが認められています。
(1)一般の寄附金にかかる損金算入限度額
(資本金等の額の合計額または出資金の額×0.25%+所得の金額×2.5%)×1/4 
(2)特定公益増進法人に対する寄附金にかかる損金算入限度額
(資本金等の額の合計額または出資金の額×0.375%+所得の金額×6.25%)×1/2

団体情報
さわかみオペラ芸術振興財団
公益社団法人
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