若松区の子ども食堂はひとつめがあそけんの「あーぶくたった」。二つ目が若松区役所の横の市民センターで活動している「おいでっちゃ」。いまだに鮮明に覚えていますが、産まれて間もない子ども食堂ネットワーク北九州の学習会でどんなふうに活動しているかを尋ねられ、担当の方があそけんのすぐ側に住んでいたので、さっそくあそけんに視察にきてもらい、市民センターでの活動がスタートしています。３つ目は、「くれかきっちん」＠boat race若松。公営競技局さんからお話をいただき、若松で子ども食堂をやっているのは実質あそけんからのだけだったので、立ち上げのお手伝いをすることに。屋号を決め、仕組みを作り、チラシを作って、近所の小学校や自治会へ説明に回り、気の遠くなるような活動準備を経て、ようやくスタート。たくさんの職員さんと、あそけんスタッフ手作りの活動としてスタートし、本当にたくさんの方々に参加していただき、支えていただき、３年ぐらいあそけんが運営していました。（今は他の団体さんが担当）4箇所目は、高須「カリス」。市民センターへの着地を目指して一年以上様々な取り組みを繰り返し、最終的には高須の小さな教会で活動が始まります。名付け親は牧師さん。神の恵み、という意味なのだそう。素敵な牧師さんと信徒さんたちに見守られながら、立派に成長しています。5箇所目はカリスより、実質の活動は先に始まっていた「ともしび」。洞北中学校のそばの小高い丘の上にある小さなお寺の境内であそけんがおでかけ「みちくさひろば」活動をさせていただいていて、その延長上で、「おてらじおたいそう」という、夏休みの朝ごはん付きラジオ体操が始まり、やがてお寺子ども食堂「ともしび」として夕ご飯を食べたり、盛大な夏祭りがあったり。

６つめ、洞北中校区の西側の地域の集会所に子ども食堂「まあ〜る」さんが誕生。ここには、あそけんのフードパントリーのお出かけを何度かさせていただいていて、自治会長さんに市役所担当者との打ち合わせに入っていただき、すぐ活動が始まりました。最近では珍しく子供会が熱心に活動をしていたエリアで、春休みには子供会さんと子どもたちへの食糧支援活動も行いました。

この秋には、7つめの「なむなむやむやむ」が若松駅前極楽寺さんで始まりました。若松高校のインターアクト部のみなさんと元気に活動しています。そして12月8つめの、若手の居場所として子ども食堂が二島イオンに誕生します。続々と誕生する子供食堂。あっちこっちに、いろんな溜まり場や居場所がふえるといいなー。若松区青葉に「ひだまり」さんもあります。若松区内の９つのうち８つの誕生と成長を見届けてきているあそけんです。もっともっと小さな子ども食堂、あっちこっちに増えるといいな。