「こども宅食」とは?
こども宅食が今、各地で必要な理由
困窮や虐待リスクなど様々な困りごとを抱える家庭の孤立が深刻化しています。
こうした家庭では、本来必要な支援につながれないうちに、課題が積み重なり、様々な生き辛さをこどもに長期的に負わせてしまうことにつながります。
行政や既存の支援(拠点型や申請手続きなど利用者を「待つ」ことを前提とした福祉事業)ではこうした家庭を発見しづらく、継続的な見守りを行うことも難しくあります。
これを解決する支援が「こども宅食」です。支援者側から子育て家庭に出向き、自然な形で定期的な接点を持ちます。これまでの福祉事業にはない、民間ならではの柔軟性を持った新たな取組みです。

あなたの寄付で、できること(啓発・ロビー・モデル作り)
各地で民間団体が「こども宅食」の支援活動を継続するためには、国・自治体からの予算措置が不可欠です。全国の自治体の未だ2割でしか予算がついておらず、国・自治体へのロビーイングは「こども宅食」普及における最重要課題です。
その前提として、「こども宅食」のように「支援者側から出向く」支援の必要性が、地域の福祉行政で理解されきっていないことも課題です。弊会は、「支援を必要とする親子」の実像に基づいて周知・啓発活動をしっかり行っていきます。
また「こども宅食」の支援の実践においては、行政を含む専門支援や子ども食堂・学習支援室など地域の様々な支援活動と連携し、孤立した親子を一緒に支えていくことが必要です。佐賀市をモデルケースとしながら、各地の地域の包括的な支援体制づくりに貢献しています。

代表理事 原水より
物価高騰が家庭を直撃しています。苦しい状況を誰にも言えず、周囲からも気づかれず、孤立してしまう親子が増えています。虐待やヤングケアラーの問題は、孤立状況が先鋭化し、表出したものと私たちは考えます。
私たちには、支援を必要な親子に届ける力が、もっともっと、必要です。
「こども宅食」は、誰にも頼れず孤立してしまう親子に、一軒一軒食品を届けます。
食のお届けをきっかけに、地域の人と親子が少しずつつながりを育み、やがて「頼っていいんだ」と思える。そんな社会を目指しています。。
私自身、障害のある方々を支える現場からキャリアをスタートしました。支援にたどり着けず苦しむ人を前に、「なぜもっと早く手を差し伸べられなかったのか」と問い続けてきました。だからこそ、「こども宅食」が全国に広がれば、助けを求められずにいる親子を救えると信じています。
その実現のためには、皆さまのご支援が欠かせません。どうか一人でも多くの親子の隣に「ぬくもり」を届けるために、こども宅食応援団の活動を共に支えていただければ幸いです。

代表理事 保育士・社会福祉士



