尾瀬保護財団に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
かつて尾瀬では、オーバーユース(過剰利用)が深刻な問題となり、訪れた多くの登山者の意図しない行動によって自然が破壊され、ごみが散乱し、混雑が発生しました。
そのような中、1995年に誕生した尾瀬保護財団は、尾瀬を守るためにさまざまな問題の解決に努めてきました。現在、かつてのようなオーバーユースは見られなくなりましたが、これからも尾瀬と人間が共生していくためには、美しい尾瀬の魅力と脆さを伝え、持続可能な方法で尾瀬を楽しんでいくことが重要です。
これからも尾瀬保護財団が絶え間なく活動を続けていくために、皆さまからの温かいご支援をお願いします。
※ページの最後に「ご寄付にあたっての連絡事項」を記載しておりますので、必ずご一読ください。
2024-08-06 14:19
特定外来生物「オオハンゴンソウ」の除去作業を行いました!
オオハンゴンソウは、黄色い花を咲かせる北アメリカ原産の植物で、日本の生態系などに被害を及ぼすものとして、外来生物法で「特定外来生物」に指定されています。強い生命力と繁殖力をもち、在来植物など他の生物に悪影響を及ぼすことが問題となっています。
尾瀬国立公園周辺では、登山口に至る車道沿いで生育が確認されており、尾瀬保護財団では尾瀬への侵入を未然に防ぐため、関係者やボランティアの皆様と連携した水際対策を実施しています。
7月27日は、福島県檜枝岐村・小沢平口において、地元関係者やボランティアの皆様と連携してオオハンゴンソウの除去作業を行いました。昨年より駆除する量が減り、活動を続けている成果が感じられました。
これからも尾瀬の貴重な自然を守るため、活動を続けていきます。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。