子どもや家族、支援にかかわる人たちが、必要な情報にたどり着けるように。
Webサイト「子ども情報ステーション」は、2015年の開設以来、子どもたちへのメッセージや精神疾患に関する情報、ダウンロードして使える実践的なツールなどを、イラストとともにやわらかく届けてきました。直近1年間(2023.10~2024.9)では、およそ48万人の方にご利用いただいています。
このたび、より見やすく使いやすくなるよう、1年かけてサイトを全面リニューアルしました。
1000ページを超える情報量の多いサイトです。
リニューアル作業は、当初の予定よりも大幅に時間を要しました。作業を進めるなかで、この先も膨大なコンテンツを管理し、改良・拡充しながらサイト運営を続けていくには、想定以上の時間と労力が必要だと実感しています。
リニューアルは、あくまでひとつの通過点です。
これからも安定して情報発信の場を守り続けていくためには、みなさまの継続的なサポートが必要です。
今回のキャンペーンでは、月1,000円から活動を支えてくださる継続寄付者(マンスリーサポーター)30名を目標に募集しています。
「このサイトが、必要な人に、必要なときに届きつづけるように」。あなたの力を貸していただけると幸いです。
2025-06-15 19:19
チアキのイチオシページ

キャンペーンへの応援をありがとうございます。
子ども情報ステーションの制作担当。全てのイラストを描いているチアキから、イチオシページを紹介します。
チアキのピックアップページは「子ども向けページ」です。
サイトのトップページで言うと、最初に目に入る場所にいる2つのアイコンです。
小学生のみなさんへ」と「中高生のみなさんへ」

これらのページは、親が精神疾患などの病気をかかえている子どもたちへ向けたページで、本で言うと『生きる冒険地図』(学苑社,2019)が元ネタになっています。
この本は、家のなかがいろんな事情で落ち着かないとき、子どもの生きる工夫と知恵を盛りこんだイラストブック。精神科クリニックで出会った子どもたちといっしょに考えたこと、子ども時代の自分が工夫していたことが詰まっています。

「5 こんなときどうしよう?(ごはん、学校の準備、家のこと)」
というコーナーを、サイトリニューアルにあわせて新たに書きました。
ちょっと文章が長いですが、「こんなことを思ってるのは、自分だけじゃないねんな」と思ってくれたら嬉しいです。
家族へのきもちも複雑になる年代... まず、どんなきもちも、ごくごく当然のこと、とそういうメッセージが伝わったら嬉しいです。
ページは、構成を大幅に見直し、内容もかなり作り直しました。文章量が多いですが、知りたいこと、目に留まったところを見てもらえたらと思います。

ページのなかで、気に入っているイラストです。
テーマ別ページの「親や家族のこと」に登場します。
家族の病気はあるけど、病気は病気、自分の人生を歩める、そういう応援をしたいと思っています。
*
大人の人へ
こんなことで困っている子どもたちがいることを知ってほしいです。子どもに向けたページですが、大人の人も読んでもらいたいです。
*
新しくなった「子ども情報ステーション」をどうぞよろしくお願いします。チアキ