
5月12日(月)は、ほぼ1日かけて、本堂ならびに庫裏等の耐震診断にかかる調査を行っていただきました。
調査をお願いしたのは、「阪神文化財建造物研究会」様。(https://npohanbunken.sakura.ne.jp/wp/)
この日は、11名のメンバーの方がお越しになって調査いただきました。
本堂の登録有形文化財の登録申請に際してもご助力をいただいた団体様です。
登録後の調査で、耐震診断もできるというお話があり、費用の見積もりや、長西の方法等の相談を経て、お願いをすることになり、この日の調査となりました。
本堂ならび庫裏の外壁・内壁や柱の太さ、屋根裏から床下まで、隅から隅まで調査、採寸いただきました。
本堂も床に傾きがあったり、以前の地震(大阪北部地震)で壁が崩れたままになっているところなどもあります。今後、修繕や耐震工事など、末永く維持するために必要な方策を考える上でも必要なことと考え、今回の事業に到りました。
今年度は調査の年と位置付け、総代会に諮った予算案の中でも耐震診断事業を提案し承認いただきました。
古い木造の、特殊なつくりをしている本堂だけあって、耐震診断の予算も決して安いものではありませんし、またこの先の工事となれば、さらに何倍・何十倍を超える費用が掛かってくるかもしれません。 すべてのことが万全にできないかもしれませんが、守られてきた本堂をできる限りながく大事に守っていく方策を考えたいと思っています。
【本堂の護持にご協力お願いします】
西正寺では、本堂の護持・社会活動のために、ウェブを通じたご寄付をお願いする仕組みも活用しています。よろしければ、こちらも併せてご覧いただけましたら大変ありがく存じます。
西正寺の護持・活動に応援をお願いします
https://congrant.com/project/saishoji/6778
(執筆:住職)