日本国内において新型コロナウイルス感染症の影響を受けて困難を抱える人を対象とした支援です。これまでの当たり前が揺らぎ、暮らしの基盤が不安定になった方が、ここ鹿児島にも大勢いらっしゃいます。今回影響を受けた様々な立場の方を応援する取り組みに対して、助成を行います。
受領をした寄付金は、鹿児島天文館総合研究所Ten-Labが地域事情を踏まえて、基金設置団体である公益財団法人地域創造基金さなぶりと連携して企画し、公益財団法人地域創造基金さなぶりが実施する、支援事業に活用されます。
※寄附金から寄附の募集にかかる事務手数料(決済手数料を含む)20%をひかせていただきます
「学校給食唯一の栄養バランスのとれた食事」という子どもたちがいます。新型コロナウィルス感染症が拡大し、休校が続き給食が無くなったことで、十分なをとれない状態が続いています。また、非正規雇用者やひとり親家庭の中には、雇い止めにあったり、子どもの休校等によって働きに出られなくなるなど、働く場を失って収入が途絶え、その結果家賃が払えず住まいも失うなど、経済的に追い詰められた状態の人たちもいます。地域の中に安心して食事できる環境をつくろうと頑張る方々への支援を行います。
■想定される活動例
・子供食堂の運営など
経済的な困窮や生活への不安から心身の調子を崩し、うつ状態に陥ったり、自ら命を絶つ人が出ることも懸念されます。また、会合やイベント・娯楽は中止、外出が制限され発散する場もなく家にこもる時間が増えたことは、感染拡大の不安と相まって、人々のストレスを増大させます。家族間のストレスから暴力的なコミュニケーションをとってしまうことや、そういった状況でのSOSが一層出しにくくなっていることが懸念されています。こういった生きづらさに襲われている人たちに、ひとりで抱え込まず、不安も希望も分かち合えるよう、相談活動や居場所づくりなどを行う団体への支援を行います。
■想定される活動例
・うつ・自殺相談などSOSキャッチ・ホットライン相談活動
・DV・虐待などの相談活動・シェルター運営
・孤立予防のための居場所運営・見守りや安否確認 など
さまざまな障害がある人や高齢者にも、新型コロナウイルス感染症のまん延は大きな影響を与えています。感染拡大防止のための通所施設の休業や利用自粛により、自宅待機を余儀なくされ、施設に通うことで和らいでいた症状や維持していた機能が低下したりします。介護する家族のケアも必要です。
また、外国にルーツを持つ人など、支援が必要な人に十分に情報が届いていない状態も指摘されています。こうした特別な配慮が必要な人たちのSOSを埋もれさせないために、見守り活動や相談活動などを行う団体への支援を行います。
■想定される活動例
・障害者や高齢者などの在宅での過ごし方支援や見守り活動
・介護を必要とする本人や家族のSOSキャッチ・ホットライン相談活動
・外国にルーツを持つ人などへの情報提供・相談活動
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。