新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛、経済活動の停滞等の影響を受け、社会的孤立が懸念される子ども、若者やその保護者への居場所づくりや学習支援、心のケアなど、緊急支援活動を実施する団体を支援するプロジェクト(泉北ニュータウン・堺市中区・南区・和泉市)です。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて困難を抱える人を対象とした団体を支援します。日常の暮らしの土台が大きく揺らぐとき、その影響を最も強く受けるのは、既に厳しい生活状況にあったり、障害や高齢、外国にルーツを持つなど、日ごろから特別な配慮が必要な人たちです。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で心身にストレスを感じている人たちのケアや、次世代を担う若者たちの学びを支えることも、とても大切です。一人で抱え込み取り返しがつかなくなる前に、社会全体で支えあおうと活動する団体に助成を行います。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
受領をした寄付金は、基金設置団体である公益財団法人地域創造基金さなぶりが、「一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団」に助成を行い、「一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団」が実施する支援事業(助成金事業)に活用されます。
※寄附金から寄附の募集・助成事業の実施にかかる事務手数料(決済手数料を含む)20%をひかせていただきます。
「一般財団法人泉北のまちと暮らしを考える財団」は、泉北まちびらき50周年事業をきっかけに市民304人が寄付を持ちより泉北初のコミュニティ財団として今年2月に設立。子どもたちを大切にするまちづくりをめざしている。
緊急事態宣言が出て学校の臨時休業が延長される中、健康・運動・生活習慣など、さまざまな形で不安が広りました。子どもたちがどんな近況にあるのかなど様子について、PTA、学校及び地域の連携にむけてアンケートを行いました。
影響の形は、休校期間中「約70%のこどもが友達と話していなかった」、約33%「こどもが朝おきられなかった」「子どもたち自身も生活リズムの乱れ」を自覚していることがわかりました。
休校期間後のアンケート調査でも「すぐには眠れない」22%、「朝起きれない/夜中に目がさめる」19%と生活リズムの乱れの影響がでています。
また、泉北ニュータウンで活動する支援団体への聞き取り調査によると、弱い立場に置かれた方々の社会的孤立が一層深刻化してきている、外部と接する機会が減ったことでSOSを出せないのではないか、3月から子どもや親からのSNSを使った悩み相談が急増している等、支援ニーズは増加しています。
地域には小規模ながらも専門性や独自性を活かしながら、子ども、若者や保護者に寄り添った支援活動をする団体があり、感染防止に努めながら緊急支援に取り組んでいます。長期化も懸念されることから、当財団は緊急支援活動をする団体に寄付を届けることで支え、この難局を乗り越えていきたいと考えます。
●想定される活動例
・子ども食堂・子どもの居場所の運営
・子どもの居場所の感染防止用品の購入
・食料確保支援(フードパントリーなど食料や生活必需品配布)
など
新型コロナウイルス感染症のまん延は、日常生活を一変させました。経済的な困窮や生活への不安から心身の調子を崩し、うつ状態に陥ったり、自ら命を絶つ人が出ることも懸念されます。 また、会合やイベント・娯楽は中止、外出が制限され発散する場もなく家にこもる時間が増えたことは、感染拡大の不安と相まって、人々のストレスを増大させます。家族間のストレスから暴力的なコミュニケーションをとってしまうことや、そういった状況でのSOSが一層出しにくくなっていることが懸念されています。 こういった生きづらさに襲われている人たちに、ひとりで抱え込まず、不安も希望も分かち合えるよう、相談活動や居場所づくりなどを行う団体への支援を行います。
●想定される活動例
・不登校・引きこもり相談・支援活動
・うつ・自殺相談などSOSキャッチ・ホットライン相談活動
・DV・虐待などの相談活動・シェルター運営
・孤立予防のための居場所運営・見守りや安否確認 など
新型コロナウイルス感染症のまん延は、教育格差にも拍車をかけようとしています。集合での教育が難しい中、オンラインでの教育に移行しつつありますが、必要な端末やwi-fiなどがないことが教育の機会を不平等にする懸念があります。
また、アルバイトにより学費を賄っていた高校生・大学生が、バイト先の休業等で収入がなくなり、このままでは退学するしかないという状態もあります。
どんな環境にある子どもたちも、学びたい気持ちをあきらめることなく学び続けられるように、相談活動や、学習機会の維持を支援する団体への支援を行います。
●想定される活動例
・不登校、引きこもり・困窮世帯支援でのオンライン教材開発・学習支援
・学生へのオンライン相談・居場所運営など
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。