SAPESI-Japan

南アフリカに移動図書館車を寄贈するために寄付をお願いします|NPO法人SAPESI-Japan/南アフリカ初等教育支援の会

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支援総額
109,000
109%
目標金額 100,000
サポーター
21
終了しました
2019年12月31日 23時59分 まで
NPO法人SAPESI-Japan/南アフリカ初等教育支援の会は、日本で使われなくなった移動図書館車を南アフリカ共和国に寄贈する活動をしています。 「南アフリカの子どもたちに読書の機会を提供し、将来の可能性を少しでも広げてもらいたい。」 活動継続のための運営資金が不足しており、皆さまからの温かいご支援を募集しております。

本を手にできる子どもを一人でも増やすため、 日本での使命を終えた「移動図書館車」を、南アフリカへ送りたい。

NPO法人SAPESI-Japan(サペーシ・ジャパン/南アフリカ初等教育支援の会)は、「移動図書館車」を南アフリカ共和国に寄贈する活動をしています。南アフリカのほとんどの公立小学校には図書室が無く、子どもたちは教科書以外の本を手にする機会があまりありません。そこで私たちは、日本で役目を終えた中古の移動図書館車を南アフリカへ送り、たくさんの本を載せて南アフリカ中を駆け回っています。

移動図書館車に「第二の人生」を

日本の移動図書館車は通常、走行距離2万から6万キロで車両を取り替えます。しかし、これは南アフリカにとってはまだ現役であり、丈夫な日本製の車体を捨てるには早すぎます。

幸いなことに、南アフリカは日本と同じ右ハンドルで左側通行、キロメートル表示なので、そのままの車体を南アフリカで活かすことが可能です。また、南アフリカはイギリス統治時代に道路整備が進みました。日本の約3.2倍の広大な土地を持つ南アフリカですが、ガタガタ道ではないのでバスの"健康寿命"を延ばすことができます。日系の自動車関連企業も数多く南アフリカに拠点を構えているため、現地での整備が可能なのも大きな利点です。ちなみに、南アフリカで自前の図書館車を製造するには1台あたり1,000万円以上かかってしまいます。日本の中古車を送る方が、はるかに効率が良いのが現状です。

 

移動図書館車は、現地で子どもたちが喜ぶように色とりどりにペイントされ、名前が付けられます。日本を飛び出した移動図書館車はその後、アフリカ風の愛称で人々に親しまれ、「第二の人生」を送るのです。移動図書館車のドライバーは、「司書」としての役割もあります。歴史的背景から、黒人の先生は十分に教職の教育を受けていない方が多いのですが、図書館車のドライバー兼司書から図書や教材の使い方、指導方法を教えてもらうことができます。子どもたちだけでなく、先生たちにとっても、移動図書館車はなくてはならない存在だと言えます。

本には人生を変える力がある。南アフリカの子どもたちの夢と可能性を増やすために

南アフリカの子どもたちは、満足な、日本でいう最低限の教育を受けることがまだまだ難しい状況です。そんな中、移動図書館車が学校にやってくると子どもたちは自分の好きな本を手にし、読みふけるのです。本を選ぶことは、私たちにとっては日常的で簡単な行為ですが、彼らにとってそれは「選択の自由」であり「学ぶ自由」となのだと思います。生まれた場所や肌の色ではなく、自分の能力や興味関心によって自分の人生を生きることのできる社会が必要だと痛感しています。そこにはまず、日本でいうところの「読み・書き・そろばん」の初等教育の普及が不可欠だと考えています。

これからも南アフリカの子どもたちに本を届け続けるため、皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。

ご支援の使い道

「移動図書館車寄贈プロジェクト」は、皆さまからのご支援で成り立っています。ここで集めさせていただいた寄付金は、SAPESI-Japan事務局の運営費、ボランティアの交通費、移動図書館車の修理費として使用させて頂きます。

教育というのは効果測定が難しい分野ではありますが、なんとか続けていけば、いつかプラスとなって子どもたちの人生に返ってくるはずです。即効性が無いからこそ、息の長い支援が必要だと信じています。アフリカ大陸を牽引する役割がある南アフリカ共和国という国を、子どもたちへの教育を通してサポートを継続してきたいと考えています。

初等教育が充実し恩恵を受けている日本の私たちから、これから発展を遂げる南アフリカへ、移動図書館車のプレゼントをしませんか?

【12月寄付月間の寄付リターンについて】

寄付金額は3,000円(それ以上をご希望の方は、ご自分で自由に金額をご設定いただけます)。お礼として私たちの2019年活動報告リーフレットおよび南アフリカ産のワイン(赤または白)をお送りします。発送は2020年1月下旬の予定です。

南アフリカ産のワインについて

南アフリカではワイン醸造が盛んです。ワイン産地の9割以上が世界自然遺産の保護地区にあり、保存料もほとんど使わずナチュラルで高品質なワインが出来上がります。今回、寄付のお礼としてお届けする予定のワインは、数あるワイナリーの中でも有名ワイナリー「フェアヴュー」で、非白人労働者が独立して設立したワイナリーです。「手があれば、子どもに食事を与えることも、仕事をすることも、ぶどうを栽培することも、そしておいしいワインを造ることも出来る」という想いがこめられています。サステイナブル農法を取り入れており、環境にも身体にも優しいワインです。

 

(備考)

  • 3,000円以上のご寄付をいただきましてもお礼のワインは1本とさせていただきます。
  • 赤/白ワインのご希望および領収書(PDF)の発行依頼は、決済完了後にメールにてお伺いします。
  • 在庫の関係で同等品に変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

マンスリーサポーター・都度寄付も募集中です。

移動図書館車を継続的に南アフリカに寄贈するため、下記の方法継でご支援くださる方も募集しています。

皆様からいただきましたご寄付は、事業継続のための運営費として大切に使わせていただきます。今後とも私たちSAPESI-Japanの活動を応援いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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