ボーイスカウト日本連盟創立100周年記念募金は、以下2つの目的により未来を担う青少年の育成に役立てます。
◯未来の子どもたち基金
●世界にはばたく若者たちに
日本を飛び出す体験機会の提供。海外の仲間たちと共同での社会貢献活動なども世界的な活動であるボーイスカウトならではのメリットです。こうした活動に取り組む主に大学生年代の若者たちのための渡航費等の支援を行います。
千人を超える海外事業への参加など大規模な派遣事業から、個人単位でのプロジェクト派遣まで、大小様々な海外派遣事業を毎年実施。コロナ禍となる前の2019年度は、世界規模の大会(世界スカウトジャンボリー)もあり、1,216人の青少年を海外へ派遣しました。特別大きな事業のない2022年度はおよそ37人の海外派遣を計画しています。
●一人でも多くの子どもたちにボーイスカウト参加の機会を
経済的な理由でボーイスカウトに参加できない子どもたちにも提供するため、「ともにすすもう助成」として主にひとり親家庭の子どもたちをスカウト活動に招き入れる支援を行います。
この助成制度は、活動にかかる諸経費を定額で助成することで、経済負担を少なく、多くの子どもたちに様々な体験機会を提供し、社会ニーズに応えています。
2015年度、12人の支援からスタートして毎年支援人数を伸ばし、2021年度には226人の支援をするまでに至り、累計のべ620人の青少年をサポートしてきました。
◯デジタルミュージアム設立
ボーイスカウトが歩んできた歴史、様々な社会貢献活動、そして未来の子どもたちが活用できる様々な野外生活・野外遊びの知恵、楽しいゲームのヒントなどを集めたデジタルミュージアムの設立に向け、この100周年を機に取り組んでまいります。
全国各地から、そして海外からもオンラインで気軽に利用できる青少年を支援する、いわば情報センター。全国のどこに住む子どもたちでも、ボーイスカウトの知恵に触れることができるような環境づくりを想定しています。
こちらはまだ実績に至らず、構想を整理しています。2022年度にコンテンツを整理しながら財源を整え、デジタルミュージアムの規模等計画をまとめてまいります。