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こんにちは!
2024年も残りわずかとなりました。
今年も、ACC21の活動に温かいお気持ちとご支援をお寄せいただきありがとうございました。
今年の主な活動と成果について、レポートさせていただきます。
◇フィリピン・ストリートチルドレン支援
マニラの路上出身の若者たち30人が、「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」で学び、修了しました。今年の4月からは、研修プログラムを「起業を目指すコース」と、「就職を目指すコース」の2種類のコースに分け、より若者たちの希望に沿った、充実した研修を行うことができました。
研修を修了した若者たちが学び合うグループ活動では、「将来は自分たちでグループ活動を運営していきたい」という声が上がり、グループの名前や目的についての議論が進みました。
そして、2030年までにフィリピンのストリートチルドレンを“ZERO”にすることを目指す“フィリピンのストリートチルドレンZERO”キャンペーンでは、4月13日に「ストリートチルドレンのための国際デー記念フォーラム」を開催。4~5月に呼び掛けたクラウドファンディングでは、70万6,540円のご寄付をいただき、関連の活動に活用しました。
そのほかにも、ストリートチルドレンについて学ぶ全4回の連続講座「Take Action!」に20人が参加するなど、啓発活動にも積極的に取り組みました。
◇日韓みらい若者支援
2月と11月に韓国での「日韓みらいスタディツアー」を開催しました。日韓の参加者計58人が参加し、過去の歴史や現在について知り、未来に向けて交流・対話する機会となりました。
2024年2月のツアー参加者から「自分たちで学び合う活動を立ち上げたい」という声が上がり、韓国の被爆者について学ぶ”語り場”が立ち上がりました。一般参加者とともに含めて、韓国の被爆者の歴史や体験を学び、国境を越えてつながる平和への思いについて話し合い、過去の教訓から新たな視点を得ようと取り組んでいます。
このほか、12月12日には、「Together we are Making A Difference (MAD)」をテーマとした子どもの権利に関する共同学習イベントを実施し、17名が参加しました。
ACC21の国際インターンと学生スタッフが司会・プレゼンターを務め、ゲストスピーカーとしてフィリピンの元ストリートチルドレンのジュード・ナティヴィダッドがフィリピンからオンラインで登壇しました。
皆さまの温かいご支援のおかげで、2024年も充実した活動を行うことができました。
2025年は、2024年の活動をさらに前進させるべく、理事会・事務局一丸となって取り組んでまいります。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします!