認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21

若者チャレンジ100募金 for 2025:アジアの若者たちの挑戦を、一歩前に。

支援総額
368,000
36%
目標金額 1,000,000
サポーター
25
残り
41
2025年01月31日 23時59分 まで
『若者チャレンジ100募金 for 2025』は、日本、フィリピン、韓国の若者たちが未来を切り拓く力を発揮できるよう、その挑戦をサポートします。フィリピンで路上生活を抜け出そうと夢を追う若者たちや、日韓の架け橋になろうとする若者たちの挑戦を後押しします。あなたの寄付が、彼らの夢を実現し、アジアの未来を変える一歩になります!

挑戦は次のステージへ!─ 若者チャレンジ100募金 for 2025

こんにちは。認定NPO法人・アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)です。

私たちは、2005年の設立以来、アジア13か国の現地団体と協力し、貧困や災害に苦しむ人々の自立を支援してきました。20年近くアジアで貧困や不公正などの社会課題に取り組む中で、未来を担うアジアの若者たちが、数々の社会課題に向き合いながら、自らの力で希望を切り拓こうとする姿を身近に見てきました。しかし、これらの課題に立ち向かうためには、若者たちを支える環境と機会がまだ十分ではありません。

『若者チャレンジ100募金 for 2025』では、フィリピンで路上生活から抜け出そうと夢を追う若者たちや、日韓の対話を通じて平和の架け橋を築こうとする若者たちをサポートします。ぜひ、未来を創るこの取り組みに、参加しませんか?

アジアの若者たちが直面する課題とは?

フィリピン:路上生活を余儀なくされる子どもたち

フィリピンでは、急速な経済発展の陰で、37万人の子どもたちが「ストリートチルドレン」として路上生活を余儀なくされています。幼い頃から十分な教育や医療を受けられず、貧困を逃れて自らの未来を切り開く術を知りません。しかし、ACC21の「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援事業」の研修を通じて、自立を目指す若者たちがいます。

「路上で育った私でも、夢を持っていいと初めて思えた」

「Project Bamboo」では、自立に必要な職業技術や知識を学ぶ場を提供するとともに、若者自身がグループを立ち上げ、仲間と共に未来を変えようとする取り組みを支援しています。

ある研修生は、「(路上で長く過ごす中で)僕の人生は変わらないと思っていた。研修を通じて、自分も夢を持っていいと初めて思えるようになった」と話します。

フィリピンで研修に参加する若者たち

日韓:対立を乗り越え、対話を生む若者たちの挑戦

一方で、韓国との関係では、歴史的な対立や誤解が市民の関係にも影を落とす中、若者たちの間にも「話す場」「学び合う場」が十分に存在していないのが現状です。

しかし、対話を通じて日韓の歴史に向き合い、未来を築く若者たちがいます。

ACC21の「日韓みらい若者支援事業」の活動を通じて、日韓の若者たちが共に学び、話し合い、相互理解を深める取り組みが始まっています。これまでにACC21の活動に参加した方の人数は700人(年間のべ200人程度)を超えます。活動に参加した若者たちは、単なる学びや対話にとどまらず、歴史や文化をさらに学び、より深いレベルでの交流を続けていきたいと訴えています。

学習会活動のようす

『若者チャレンジ100募金 for 2025』で実現すること

今回呼び掛けている『若者チャレンジ100募金 for 2025』では、未来を切り拓こうとするアジアの若者たちが、直面する困難を乗り越え、希望ある未来を築いてゆけるよう、社会課題の解決のための挑戦をサポートします。

路上生活から抜け出そうとする若者たちの挑戦

フィリピンでは、若者たちが自立に必要な職業技術や知識を学び、自立への第一歩を踏み出せるよう支援します。さらに、職業技術や知識を学ぶ研修を修了した若者たちによるグループの設立に向けた議論を後押しし、その活動を支援していきます。

サポートする若者のチャレンジとは?-フィリピンの場合

キンバリーさんは、スラムの一室でパートナーと姪の4人で暮らしています。家庭の貧困により、8歳から路上で物売りを始め、11歳で虐待から逃れるために家を飛び出しました。その後、路上での生活を余儀なくされ、学校も小学校6年生で中退しました。家族を支えるために収入を増やしたいという思いから、「Project Bamboo」の研修に参加し、修了しました。現在は、さらに実務経験を積むため、ホテルでの「OJT(合計300時間の実地研修)」に向けて準備を進めています。

キンバリーさんはこう話します。
「OJTを修了して就職できたら、お金を貯めて雑貨販売のビジネスを始めたいです。そのためにも、修了生の若者たちと一緒にグループ活動に参加し、将来のビジネスに役立つ知識やスキルを学んでいます。」

キンバリーさん家族
キンバリーさん(右)

ACC21は、路上生活や貧困で十分な教育や成長の機会を得られなかった若者たちが、自立を目指して知識や技術を学べるよう支援していきます。また、研修を通じて意欲を高めた若者たちが、グループを設立し、仲間と共にさらに大きな目標に挑戦できるよう、グループ活動や新たな取り組みの実現をサポートしてきます。

対話で日韓の未来を築く、若者たちの挑戦

「日韓みらい若者支援事業」では、日韓関係の歴史や現在の市民活動などについて学ぶ学習会、“語り場”、フォーラム、スタディツアーを開催します。

なかでも、学習会は年度ごとにテーマを決めています。2024年度の学習会のテーマは「朝鮮半島の平和と私たち~学びと実践~」。2025年は、「戦後80年」「日韓国交正常化から80周年」という節目を迎えるにあたり、関連した内容でのテーマを考えています。

サポートする若者のチャレンジとは?-日韓の場合

韓国でのスタディツアーでは、参加した若者たちから「定期的にオンラインで対話や交流を続けたい」という声がありました。それをきっかけに、スタディツアー参加者の間で韓国の被爆者について学ぶ「語り場」グループが立ち上がり、2024年度中の講座の開催が決定しました。2025年には、歴史だけではなく、現代の若者が共通する社会課題について学ぶ語り場グループを企画しています。

日韓関係について学び、対話する活動に参加する若者たち

この「語り場」を企画する若者たちは、新たにこの問題に関心を持つ若者の参加も巻き込みたいと意気込んでいます。実現に向けては、テーマにあったリソースパーソンの招へいや、謝金の支払い、運営についてのノウハウが必要です。

ACC21は、スタディツアー参加者たちによる「語り場」企画のような若者たちのチャレンジに対して、必要なサポート(助言や金銭的な支援)を提供します。

この挑戦を支えるのは、あなたです。

若者たちは、社会にポジティブな変化をもたらし、自らの未来を切り拓く支えとなります。『若者チャレンジ100募金 for 2025』では、このような若者たちの新たな一歩を後押しします。

あなたのご寄付で、ぜひ未来を創る仲間になりませんか?

ご寄付の使い道

いただいたご寄付は、フィリピンでの研修の運営と、日韓の学習会・語り場等の運営のために活用させていただきます。

寄付者の皆さまには、年次報告書をお送りするほか、メールマガジンやSNSの発信を通じて、定期的に活動の進捗を報告いたします。

※なお、フィリピン・ストリートチルドレン支援事業に配分するご寄付金の一部は、ACC21を通じて現地パートナー団体・チャイルドホープに送金し、現地で活用いたします。

あなたの寄付でできること

  • 3,000円で、フィリピンの若者20人分の研修交通費(1日分)を支援できます。
  • 30,000円で、日韓の学習会1回分の運営費を支援できます。

(上記は一例となります)

前回の挑戦-『若者チャレンジ100募金』

昨年度、ACC21は“アジアの若者たちがチャレンジできる環境づくり”を推進するため、「若者チャレンジ100募金」を呼びかけました。2023年12月1日から2024年1月31日までの間に、のべ110人・団体の方から、128万207円のご寄付をいただきました。

いただいたご寄付のおかげで、フィリピンでは年間30人に自立のための学びの機会を提供することができました。また、修了生たちからの「修了生たちのグループを立ち上げて、自分たちで運営したい」という声に応えて、グループ立ち上げのためのサポートを行いました。

さらに、「日韓みらい若者支援事業」では、学習会や語り場活動、韓国スタディツアーなどの活動を実施し、多くの若者たちが学びや対話を深めました。

ACC21の実績

ACC21は、2005年の設立以来、アジア地域での貧富の格差や社会的不公正の是正を目指し、国際協力と人材育成に取り組んできた団体です。2016年にはその高い公益性が認められ、認定NPO法人となりました。約20年間の活動を通じて、アジアの人々と共に様々な課題-農村開発、マイクロファイナンス、子ども支援、女性支援、人材育成など-に取り組んできました。そして、近年はフィリピンで路上生活を余儀なくされている子ども・若者や、日韓のより良い未来を志向する若者たちのサポートに尽力し、次のような成果を挙げてきました。

2023年からは「人々が温かいつながりの中で共に生きる、多様な“コミュニティ”に彩られた世界」をビジョンに掲げ、未来の担い手である若者たちがチャレンジできる環境づくりに注力しています。

未来を創る挑戦を、一緒に。

あなたの寄付で、アジアの若者たちが新たな一歩を踏み出します。1人ひとの挑戦がアジアの未来を明るく照らします。

この『若者チャレンジ100募金』に、あなたのご支援をお願いします!

皆さまからのご寄付について

本クラウドファンディングへのご寄付は、目標金額の達成にかかわらず、集まったご支援金の全額がACC21に支払われます。

■ ご寄付への税制上の優遇措置について

本キャンペーンへのご寄付は、認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)が適切に管理します。ご寄付は税制上の優遇措置を受けることができます。詳しくは、こちら(ACC21ウェブサイト内)をご覧ください。

■ ご寄付の領収書について

<個人の方からのご寄付の場合>

2024年12月末までに郵便振込/銀行振込でご寄付をいただいた場合:
2024年1月1日から12月31日までにACC21にいただいたご寄付を合算した「寄付金受領証明書」を、2025年1月末までに、郵送させていただきます。領収書は当団体への入金が確認できた日付で発行いたします。

※ご利用の金融機関の年内最終営業日等については、金融機関にお問い合わせください。

クレジットカード決済でご寄付をいただいた場合:
クレジットカードでご寄付をいただいた場合、コングラントから当団体に入金された日付がご寄付の入金日なります。2024年12月中にクレジットカードでご寄付のお手続きをされた場合でも、ACC21へのご入金は2025年1月以降となりますので、「寄付金受領証明書」は2026年1月末まで(2025年分の確定申告のとき)にお送りいたします。

2024年1月以降にご寄付をいただいた場合:
ご寄付の方法にかかわらず、2025年1月1日から12月31日までにいただいたご寄付を合算した「寄付金受領証明書」を、2026年1月末までに郵送させていただきます。領収書日付は当団体に入金が確認できた日付で発行いたします。

※今回のご寄付を含めて2024年分の確定申告を行われる場合は、郵便振替/銀行振込で12月末までにご入金いただきますようお願いいたします。(ご利用の金融機関の年内最終営業日については、金融機関にお問い合わせください)

<法人でのご寄付の場合>

ご寄付の入金が確認でき次第、領収書を郵送させていただきます。

お問合せ先

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21内
電話:03-3945-2615(平日10時~18時)
メール:kifu@acc21.org

※2024年12月28日(土)から2024年1月5日(日)は年末年始のお休みをいただきます。その間はお電話をお受けすることができませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。メールでいただきましたお問い合わせには、1月6日(月)以降にお返事いたします。

団体概要

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、アジア13か国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減や社会課題の解決に取り組む国際協力NGOです。路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、日韓みらい若者支援事業、企業・現地NGOとの三者連携事業(インドネシア)、公益信託事務局活動(アジア9か国)などに取り組んでいます。

詳しくは: ウェブサイトFacebookXInstagram

■ストリートチルドレン支援

フィリピンには、貧困のために路上での生活を余儀なくされた子どもたち、“ストリートチルドレン”が約37万人いると言われています。ACC21は、フィリピンのパートナー団体「チャイルドホープ」らと協働し、路上で暮らす若者たちが知識や技術を身につけ、社会の一員となって自立し、路上から抜け出せるように支援を行っています。2025年度は、年間30人の若者たちに研修を提供するほか、過去に研修を修了し若者たちが相互に学び合うグループの立ち上げを支援します。

そして、2030年までに“フィリピンのストリートチルドレンをゼロにする”ことを大きな目標に掲げ、2023年度から「(一社)アジア宗教者平和会議東京」と共にキャンペーンを共催し、日本やフィリピンの関連団体との連携に取り組んでいます。

■日韓みらい若者支援

日本と韓国の間では、植民地や戦後の処理問題を巡って対立が繰り返されてきました。とくに近年は政府間の関係が急速に悪化し、市民の間にも暗い影を落としています。 私たちACC21は、日中韓の市民活動家や在日外国人との交流に取り組む「(特活)AsiaCommons 亜洲市民之道」と協働し、日本と、朝鮮半島(韓国・北朝鮮)にルーツをもつ若者たちが共通の歴史認識を持てるよう、それぞれ歴史を学び合い、共に未来を創ってゆくのを支援しています。2025年度は年間150人を対象に、日韓関係について学び、交流する機会を引き続き提供していきます。

■アジアの今を伝える活動

日本で暮らす人たちが、アジアの人々の現状、特に支援をする人々の暮らしや課題などについて知ることができるように、イベントやセミナー、シンポジウムを開催するほか、大学の講義や外部のセミナーへの講師の派遣を行っています 。

■公益信託の事務局活動

ACC21は、「アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)」「今井記念海外協力基金」「川上甚蔵記念国際文化教育振興基金」という3つの公益信託の事務局を受託しています。公益信託とは、社会貢献を志す個人や法人からのご寄付を信託銀行等が管理・運用し、寄付者の立場に立って公益活動を行う仕組みです。 ACC21はアジアの途上国での長年の経験や知見を活かして、アジア各国で実施される助成事業の報告書の取り付け、助成団体との連絡・調整、新規事業の募集・調査、受託銀行との連絡・調整などを行い、質の高い助成活動を支えています。 2023年度は、3つの公益信託を合わせて、フィリピン、インドネシア、カンボジア、インド、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、日本の8カ国で34事業が実施され、約24,500人に支援を届けました。(本事務局経費は受託費で賄われています。)

《現地パートナー団体》

■チャイルドホープ・フィリピン財団(チャイルドホープ)

チャイルドホープは、ACC21がフィリピンで実施する事業「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」の現地カウンターパートです。フィリピンの子どもたちのための非政府組織(NGO)で、特に路上で暮らす子どもの福祉を促進し、権利を擁護し、保護するために活動しています。チャイルドホープは1989年に「チャイルドホープ・インターナショナル」のアジア事務所としてマニラに設立され、1995年には「Childhope Asia Philippines, Inc.」としてフィリピン政府証券取引委員会(SEC)に登録し、2013年に現在の団体名称(Childhope Philippines Foundation, Inc.)に変更しました。路上で暮らす子どもたちに教育や保健医療を提供するほか、心理社会的ケアや職業技術などの習得も支援しています。フィリピン社会福祉開発省(DSWD)およびフィリピンNGO認定審議会(Philippine Council for NGO Certification)に登録し、認可、認定を受けています。このたびのキャンペーンにいただいたご寄付の一部は、ACC21を通じてチャイルドホープに送金し、フィリピン・ストリートチルドレン事業に活用いたします。

団体情報
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