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路上で暮らす子どもがいない未来へ|フィリピンのストリートチルドレン37万人をZEROにしよう!
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
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支援総額
2,241,000
112%
目標金額 2,000,000
サポーター
108
終了しました
2023年05月31日 23時59分 まで
【2030年までにフィリピンの‟ストリートチルドレン”を37万人からZEROに】 フィリピンには、路上で暮らす子どもたち“ストリートチルドレン”が約37万人いると言われています。新型コロナ感染症の影響を受け、子どもたちの環境はさらに悪化しています。 認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(ACRP東京)とともに、SDGsの最終年2030年までにストリートチルドレンをZEROにするためにキャンペーンを始めました。 衣食住もままならずに路上で暮らす子どもたちが、安心できる環境で暮らし、学校で学び、社会参画できる未来を一緒に創りませんか。

【2023年5月31日 14:00追記】
おかげさまで最終日の5月31日午後2時までに98人の方から214万2千円のご支援をいただき、目標としていた200万円を達成することができました。温かいご支援、本当にありがとうございます。
本日23時59分までは引き続きご寄付を受け付けております。200万円を超過した金額につきましては、全額をストリートチルドレンのための現場の活動支援費に充てさせていただく予定です。

※5月31日の20時には、キャンペーンを主催する私たちから皆さまに感謝をお伝えしたいと、Youtubeライブ(生配信)を企画いたしました。ぜひ下記リンクからお気軽にご視聴ください。
視聴用リンク:https://www.youtube.com/live/A...


路上で暮らすフィリピンの子どもたちに「人間の尊厳」を

フィリピンには“ストリートチルドレン”と呼ばれる、路上で暮らす子どもたちの姿があります。彼らの親の多くは、農村で食べられなくなり都会に出てきた人々ですが、技能はなく、日雇いの仕事などで生活をしのいでいます。その子どもたちは、路上で物売りや物乞いをして家族を支えています。

空腹感を紛らわすため、残飯を漁ったり、中毒性のあるシンナーを吸ったりする子どももいます。親の虐待から逃げ出して路上で生活する子ども、性的搾取を受ける子ども、罪を犯して少年鑑別所に収容される子どもたち―。夜はビルの陰や道路わきの側溝で睡眠をとることもあります。子どもたちはまさに、「人間の尊厳」が踏みにじられ、社会の片隅に追いやられています。 

コロナ禍で深刻化する状況を受けて、私たちが描いた夢

ともにフィリピンで、路上で暮らす若者たちの自立を支援してきたACC21と、貧しい女性や子どもたちの支援に取り組んできたACRP東京は、新型コロナウイルス感染拡大が始まった2020年から、ますます深刻になる路上の子どもたちの状況に心を痛め、日本の私たちにできることを考え続けてきました。

そして描いたのが、「2030年までにフィリピンストリートチルドレンをZEROにする」という共通の夢です。

「誰一人取り残さない」社会の実現、37万人をZEROへ

2015年の調査では、フィリピンにはストリートチルドレンが約 37 万人いるとされています。

コロナ禍の都市封鎖(ロックダウン)で路上の活動は禁止され、ストリートチルドレンとその家族の生活は大きな影響を受けました。その後、都市封鎖は解除され、国の経済も回復しつつありますが、もともと苦しい生活を送ってきた路上の人々の暮らしは困窮したままで、ストリートチルドレンはさらに困難な状況に置かれています。

2030 年は、「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成期限です。私たちはこのキャンペーンを通じて、SDGsの基本理念 「誰一人取り残さない」をフィリピンで実行し、 “ストリートチルドレン”がZEROになるよう、最善を尽くします。

ACC21の伊藤と、ACRP東京の篠原からのメッセージをぜひご覧ください。(2023年4月14日追記)

どうして今、フィリピンのストリートチルドレンに支援を?

いま世界では、ウクライナ侵攻やトルコ・シリア大地震などで、多くの人々の生活が破壊され、私たちは緊急に対処すべき課題に直面しています。しかし、50年近くも前からフィリピンで続き、人権を奪われた路上の子どもたちの状況もまた、国際社会の喫緊の課題です。とくに日本は、フィリピンと地理的にも近く、歴史も長く共有し、経済活動や人の往来で深いつながりをもっています。

いまこそ、同じアジアに暮らす“隣人”として、同じ時代に生きる国際社会の一員として、フィリピンのストリートチルドレンにも温かい支援を届けたい、それが私たちの思いです。

キャンペーンで取り組むこと

「フィリピンの“ストリートチルドレンZERO”キャンペーン」では、主に次のことに取り組みます。

ご支援の使い道

いただいたご寄付は、次のように大切に活用させていただきます。

最終的な配分金額は、達成した金額を受けて、ACC21とACRP東京で協議し、決定します。

路上の若者の就職・起業を目指した自立支援

このキャンペーンでは、現場の活動支援として、フィリピンで活動する日本の2つの団体の活動を支援します。1つ目は、ACC21が2018年から現地団体のチャイルドホープと協働して行っている「路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」です。

路上で暮らしてきた子ども達は、朝起きて身なりを整えることや時間を守ること、生活費の管理など、一般的な生活スキルが身についていません。そのため、まずは生活スキルの指導を徹底し、その後就職や起業に必要な職業技術を身につけるための研修を提供します。さらに、就職を目指す若者には、就労サポート(健康診断や各種証明書の取得、面接指導など)、起業を目指す若者には起業資金を借りられるよう支援します。

研修期間は半年間で、これまでに122人の若者たちが修了しました(2018年7月~2023年3月、年間30~40人を支援)。2023年からの1年間で新たに30人の研修生を迎える予定ですが、一人ひとりの若者を育成し、自立に導くためには、研修の参加を促すための交通費補助や食事の提供、講師の謝金、サポートする現地スタッフの人件費などが必要で、一人当たり約15万円の費用がかかります。

本キャンペーンからのご寄付は、30人のうち5人の若者の育成に活用させていただきます。

左写真は、生活スキルを習得している様子。右写真は、職業技術研修(バリスタ)。

スポーツを通じた生活スキル研修と若者リーダーの育成

2つ目は、1994年からフィリピンでのストリートチルドレン支援を行う認定NPO法人アイキャンが実施する「路上の子どもの予防と早期介入のための基盤構築事業」です。

フィリピンの路上の子どもたちの多くは、周囲の人々からの差別や、大人から期待され褒められる経験や目標になるロールモデルが乏しいことから、自己肯定感が低く、現状を変えようという意識が持ちにくい環境に置かれています。

そこでアイキャンは、長年のパートナー・協同組合カリエ(元路上の若者で構成)をモデルとして、フィリピンの一般市民や政府職員に対して子どもの権利の啓発を行ったり、路上の子どもの復学や自立を促す“若者リーダー”を各地で育成することで、路上の子どもの予防と早期介入のための基盤をつくります。

この事業では、路上の若者や児童養護施設の子ども46人を対象に、バスケットボールなどのチームスポーツを通して、仲間とともに努力することで結果が得られるという成功体験を提供するほか、“若者リーダー”になるための研修を提供します。育成された“若者リーダー”は、40人の路上の子どもに自分たちが学んださまざまなことを伝えます。さらに、46人の“若者リーダー”のための若者議会を開催し、リーダー活動の学びと今後の方針を共有し、学び合います。

本キャンペーンからのご寄付は、コートの整備費、研修会場費、研修に参加者のための交通費(車両の借上げ代、ガソリン代)、現地スタッフの人件費のために活用します。

キャンペーンの推進のための費用が必要な理由

本キャンペーンでは、現地政府や自治体などの関係機関や日本とフィリピンのNGOとの連携、日本の市民の方々にストリートチルドレンの現状や抱える課題を知っていただくための啓発活動などにも取り組みます。ご寄付は、キャンペーン推進に関わる人件費や啓発イベントのための費用、フィリピンの政府・自治体・NGOらとの連携促進のための現地渡航費などに活用させていただきます。

“ストリートチルドレン”と呼ばれる子どもたちの人権が守られ、教育を受け、社会の仲間として健康な生活を送ることができる未来のために、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。


※クラウドファンディングの目標金額を達成した場合、終了後にコングラント株式会社よりご案内が届きます。

■ ご寄付への税制上の優遇措置について

本キャンペーンへのご寄付は、本キャンペーンの主催団体のひとつ認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)が適切に管理します。ご寄付は税制上の優遇措置を受けることができます。詳しくは、こちら(ACC21ウェブサイト内)をご覧ください。

■ ご寄付の領収書について

<個人の方からのご寄付の場合>

2023年1月1日から12月31日までにACC21にいただいたご寄付を合算した「寄付金受領証明書」を、2024年1月末までに、郵送させていただきます。領収書日付は当団体に入金が確認できた日付で発行させていただきます。クレジットカード決済でご寄付をいただいた場合、お手続きされた日付ではなく、コングラントから当団体に入金された日付となりますのでご了承ください。

<法人でのご寄付の場合>

ご寄付の入金が確認でき次第、領収書を郵送させていただきます。


 

主催団体/関連団体

本キャンペーンは、ACC21とACRP東京の共同事業です。

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)

ACC21 は「アジアの人々と共に平和で公正な社会づくりを」をビジョンに 2005 年に設立されました。2018 年から、フィリピンの路上で暮らす若者の自立支援プロジェクトに取り組み、2020 年度にコロナ禍で路上生活を送る子どもや家族への食料・衛生キットなどの緊急援助を行いました。

詳しくは: ウェブサイトFacebook | TwitterInstagram

■一般社団法人アジア宗教者平和会議東京(ACRP東京)

ACRP東京は、2017年に 「アジア宗教者平和会議」の事務局が日本に置かれたことを機に設立されました。「アジア宗教者平和会議」の諸会議や大会の運営のほか、日本国内の諸宗教組織や NGO/NPO諸団体と協力して、平和活動を行うとともに、自然災害および紛争などの被害者への救援活動を行っています。そしてフィリピンでは ACRP 旗艦プロジェクトのひとつとして、 貧しい女性や子どもたちの人身売買の阻止活動に取り組んでいます。
詳しくは:ウェブサイト


現場の活動の実施団体のアイキャンと、ACC21の現地パートナー団体のチャイルドホープをご紹介します(ACC21の団体概要は上記の通り)。

認定NPO法人アイキャン

アイキャンは、一人ひとりの「できること(アイキャン)」を増やし、みんなで持ち寄ることで、フィリピンの路上で生活する子どもたちや、ゴミ処分場周辺で暮らす人々の生活向上に取り組む国際協力NGOです。アイキャンは1994年に設立され、フィリピンを訪れた会社員が子どもたちの置かれた現状を目の当たりにして、「何かできることがあるはず」という思いから始まりました。人々の「ために」ではなく「ともに」という価値観を大切にして活動しています。

詳しくは:ウェブサイト

■チャイルドホープ・フィリピン財団(チャイルドホープ)

ACC21が実施する事業「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」の現地カウンターパート・チャイルドホープは、フィリピンの子どもたちのための非政府組織(NGO)で、特に路上で暮らす子どもの福祉を促進し、権利を擁護し、保護するために活動しています。チャイルドホープは1989年に「チャイルドホープ・インターナショナル」のアジア事務所としてマニラに設立され(インターナショナルは1986年設立・1989年活動終了。マニラではその後も活動を独自に継続)、1995年には「Childhope Asia Philippines, Inc.」としてフィリピン政府証券取引委員会(SEC)に登録、2013年に現在の団体名称(Childhope Philippines Foundation, Inc.)に変更しました。路上で暮らす子どもたちに教育や保健医療を提供するほか、心理社会的ケアや職業技術などの習得も支援しています。フィリピン社会福祉開発省(DSWD)およびフィリピンNGO認定審議会(Philippine Council for NGO Certification)に登録し、認可、認定を受けています。


■お問合せ先

フィリピンの"ストリートチルドレンZERO”キャンペーン事務局
(認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21内)
電話:03-3945-2615(平日10時~18時)
メール:kifu@acc21.org

団体情報
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
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