首都圏青年ユニオン

物価高と格差拡大の中で奮闘する首都圏青年ユニオン 活動を支える緊急カンパを呼びかけます

首都圏青年ユニオンは若者による若者のための労働組合です。 2000年代以降、非正規労働者や周辺的正社員が若年層職場の枠を超えて個人で加入できるユニオンとして2000年に結成されました。この組織は主に10代から30代の若者を対象としており、正社員のみならず、アルバイト、パート、派遣社員といった不安定な雇用形態で働く人々の権利を守るために活動しています。 最大の特徴は、職場に労働組合が存在しなくても、また現在職を失っている状態であっても、一人から加入できる点にあります。具体的な活動内容としては、賃金未払い、不当解雇、パワーハラスメント、長時間労働といった切実な労働トラブルに対し、団体交渉を通じて企業側と直接対等に話し合い、具体的な解決を勝ち取ってきました。さらに、現場での解決のみならず、社会的な啓発活動や労働法制に関する政策提言も積極的に行っています。 また、単なる労働相談の窓口に留まらず、同じ悩みを持つ若者が集まり、学び合う「居場所」としての側面も持ち合わせています。労働組合を自分たちとは無縁なものと感じがちな世代に対し、有効な武器としての労働組合を提示し続けてきました。格差社会や貧困問題が深刻化する現代において、若者の生存権と労働権を守るための重要なプラットフォームだと考えています。

物価高と格差拡大の中で奮闘する首都圏青年ユニオン活動を支える緊急カンパを呼びかけます

物価高の中で、格差が深刻化しています。

賃上げの機運が高まり、大幅な賃上げを実現する労働者がいる一方、この動向から置き去りにされた人びとが膨大に存在しています。物価高や家計の金融化がこうした動きに拍車をかけています。さらに働き方改革の中で、所得だけでなく、労働時間や両立支援制度などでも格差が広がっています。

現代ほど、労働者の連帯と労働組合の力による賃金、労働条件の底上げが不可欠であることは言うまでもありません。賃上げや労働条件改善からおきざりにされている人びとほど、労働組合を必要としていますが、そうした労働者ほど労働組合への組織化が遅れています。

このディストピアで、おきざりにされた労働者を組織化しているのが首都圏青年ユニオンです。

2022年にはじまった非正規雇用のための春闘である非正規春闘。首都圏青年ユニオンはその立ち上げから中心組織として活動しています。毎年、参加する労働組合が全国各地に広がり、2026年は35労組が160社と10自治体に対して、賃上げ要求を行うことになっています。首都圏青年ユニオンの中では、スシロー、はま寿司、根室花まる、モスバーガーなど11社に対し春闘要求を提出し、団体交渉を行うこととなっています。

賃金の引き上げや労働組合の広がり

これまでのとりくみをふりかえると、スシローでは1年間で平均10%以上の賃上げを実現。また、スーパーマーケットであるベイシアでは、ひとりの学生バイトのたたかいが全社員5%の賃上げにつながりました。とんかつチェーン店であるかつやではミャンマー人労働者が団結し、2年連続時給100円アップといった成果をあげてきました。

賃上げ、働き方改革と言われますが、こうした動きは企業主導、政治主導ではなく、首都圏青年ユニオンをはじめとする労働組合と労働者の力によって口火がきられ、その運動によって改善してきました。しかし、この事実は経営者や政治家たちによって巧みに隠され、あたかも賃上げ、働き方改革が政治家や経営者の発意で進めたかのように語られています。しかし、それは正しい認識ではありません。

首都圏青年ユニオンの活動が、労働者の新しい組織化につながっているのも近年の大きな特徴です。

首都圏青年ユニオンでは、若い労働組合員のアクティブな活動も目立ってきています。スシローやはま寿司など、回転寿司チェーンで働く労働者の全国的な組織化が進んでいますが、こうした組織化はいずれも学生アルバイトの活動が起点となっています。また、家電量販店ノジマやモスバーガーでも学生バイトが加入し、組織化を進めています。

障害のある労働者 チャレンジドユニオンの挑戦と回転寿司ユニオンの拡大

さらに、障害のある労働者たちはチャレンジドユニオンを結成しています。障害者雇用の賃上げ、労働条件改善や社会保障の改善活動にもとりくみ、障害のある労働者のユニオンという、これまでにそれほど多くなかった新しいかたちの労働運動を追求しています。

加えて、最近のユニオン運動の中で特徴的なのは、地域を越えて組織化と運動が広がっているという点です。回転寿司ユニオンは全国18都道府県で、労働者が組織化されています。スシローの宮崎県の店舗では2025年春闘で労働者の過半数を組織したストライキを構え、6%賃上げを実現しています。その闘い様子は映画監督・土屋トカチ氏により記録されており、https://youtu.be/2ySJ3OOfIlY?si=MPI0joLLZ2ydrA8m で、その運動を体感することができます。沖縄県のある自治体では、非正規職員が非正規春闘につながったことをきっかけに、図書館司書の非正規職員の首切りに反対する運動が生まれています。

そして、2026年現在、首都圏青年ユニオンの組合員は500人の大台を超え、過去最多となっています。

リーダー層の形成も著しいものがあります。さまざまな業種職種、階層で結成される分会ごとに活動を主導するリーダーが育ちはじめています。また、この活動の広がりは、職場や地域での人と人との具体的なつながりの中で生まれており、SNSに負けないスピード感と力強さをもっています。こうしたリーダーたちが領域ごとの活動を担えるような活動体制が構築できれば、労働組合の力は飛躍的に高まります。

労働組合の戦闘力が減退した、組合員が減っている、若い人が組合に入らない、リーダーが育たない、地方では労働組合が広がらない、逆転の芽はSNSにしかない----こうした労働組合をめぐる逆境伝説を見事に覆しているのが首都圏青年ユニオンなのです。

首都圏青年ユニオンに集う主体には力と怒りがありますが、残念なことに、お金がありません。首都圏青年ユニオンのマグマのようなエネルギーを現実の運動に転化し、労働者の力としていくには、活動を支えるお金と励ましが不可欠です。

とりわけ、〈首都圏〉青年ユニオンであるにも関わらず、近年は活動が全国展開しており、これまで以上の財政的支援が必要となっています。地方でもユニオンの活動が広がることで、地域労働運動の再建につながるかもしれません。また、この動きは、確実におきざりにされた人びとと地域のゆたかでやさしいくらしにつながっています。

その動きをあなたもぜひサポートしてください。今回の緊急カンパは3000円からご寄付いただけると騒いです。3000円以上の寄付もも大歓迎です。

ご支援の使い道

首都圏青年ユニオンの活動は、皆さまからのご支援で成り立っています。
寄付金はスタッフの人件費や交通費に当てられ、労働問題を抱えたり困窮する労働者をさまざまな制度につなげる支援につながります。そのほか、労働者が労働法の知識を得るための学習会や居場所づくりとしての交流会の開催にかかる費用に使わせていただきます。

緊急カンパだけでなく、首都圏青年ユニオンを支える会に入会していただければ、常時、ユニオンを支えることもできます。支える会は会員の年会費5000円を原資に、ユニオンに財政支援を行う組織です。

物価高の中で、おきざりにされた人びとの労働運動を作り出す、首都圏青年ユニオンへの緊急カンパ、支える会への入会をぜひご検討ください。

首都圏青年ユニオン委員長 
尾林哲矢

首都圏青年ユニオンを支える会 共同代表
佐々木啓(東洋大学教員)、笹山尚人(弁護士)、杉田真衣(東京都立大学教員)、蓑輪明子(名城大学教員)

支える会入会は以下URLから。 
https://www.seinen-u.org/blank...

団体情報
首都圏青年ユニオン
任意団体
このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・会費決済サービス「コングラント」で作成されています。