医療的ケア児のご家族に1日4時間の休息を!プロジェクト
PROJECT NAME

医療的ケア児のご家族に1日4時間の休息を!プロジェクト

日本には、医療的なケアを必要とする子どもが18,000人以上いることをご存知でしょうか?
24時間つきっきりのケアで疲れ切っている家族も少なくなく、
子どもにとっても家族にとっても負担の大きい状態となってしまっているのです。
青藍会はそんな現状を変えるため、「医療的ケア児のご家族に1日4時間の休息を!プロジェクト」を始めます。

医療的ケア児とは?

生活する中で”医療的ケア”を必要とする子どもを、私たちは「 医療的ケア児」と呼んでいます。
日本では、気管に溜まったたんを吸引する「たん吸引」や、
チューブを用いて胃に直接や栄養を送る「経管栄養」などの
医療的ケアを受けている子どもの数は18,000人以上に上ります。

医療的ケア児を取り巻く問題

■ 医療的ケア児の受け皿はほとんど存在しない

医療的ケアが必要な子どもたちは、どのような場所で過ごしているのでしょうか。
例えば未就学児の場合。
保育園による障害児の受入れは、日本においても進みつつあり、
障害が軽度のものであれば保育園や幼稚園でも預かりが可能な場合も多いです。

しかし医療的ケア児となると、預かりは難しいのが現状です。
なぜなら医療的ケアに対応できるスタッフ(主に看護師)が充分に配置できず、安全性を確保できないからです。

また、近年増加している未就学児の障害児を対象とした児童デイサービスなどの児童発達支援事業所においても、
医療的ケア児が通所できる医療型の施設は限りなく少なく、登録待ちのご家庭は多く存在します。

つまり、医療的ケア児が過ごせる場所は、日本ではほとんどゼロに等しいのです。

■ 医療的ケア児を受け入れる施設が増えれば解決するのか?

それならば、医療的ケア児が通所できる医療型の児童福祉施設を増やせばよい、と思われるかもしれません。

しかし医療的ケア児をお預りするために必要な、看護師など専門スタッフの確保は難しく、
大きな課題となってきます。

またスタッフが確保できたとしても、
既存の障害類型から医療的ケア児は排除されているため、
国からの補助(基本報酬額)は軽度障害児の扱いの基本報酬となってしまうのです。

医療的ケア児のお預かりに必要なコストと収益のバランスが保てず、
事業の運営は非常に厳しいことが課題となります。
制度と制度の狭間に存在する医療的ケア児を預かることは財政的に厳しく、
結果的に医療的ケア児の受け皿が極端に少ないことにつながっています。

結果、家族は重い負担を強いられることに…

上述のように医療的ケア児の預け先がないと24時間365日家族が一緒に過ごすことになり、
その負担の重さが問題となっています。

例えば、ある調査(※1)では、主たる介護・看護者の「1日の平均睡眠時間」を調べたところ、
医療依存度が高い子どもを持つ家庭では、およそ9割が6時間未満、
かつ睡眠が断続的であるという結果が出ています。
睡眠時間が短いと、身体的にも精神的にも健康を害することは想像できるかと思います。
またそれが原因で、結果的にネグレクトにつながる‥ということも考えられます。

(※1)全国医療的ケア児者支援協議会Webサイトから ※世田谷区内における「医療的ケアを要する障害児・者に関する実態調査(2015)」より

上述のように、医療的ケア児、そしてその親、
双方を支える社会的な仕組みが整っていないのが現状です。

障害があってもなくても、医療的ケアが必要でもそうでなくても、
全ての子どもたちが、活き活きと過ごす場所があり
また、保護者の誰もが、笑顔で子育てができる。

そのような社会を目指していくためには、
もはや制度や政策・法律に基づいた公的福祉サービスのみ依存していても
必要なところにスピーディに救済の手を差し伸べることは難しいのが現状です。

そこで、民間からの資金調達による財源(寄付金)により、
救済の手を差し伸べる事業を計画し、実施し、
現実に救済することを可能にするのが「民間福祉」です。

現在の制度の中では行き場のなくなってしまう医療的ケア児とそのご家族を、一刻も早く救いたい。
青藍会は、医療的ケア児を24時間見守るご家族の負担を軽減するため
「医療的ケア児のご家族に1日4時間の休息を!プロジェクト」を始めます。

プロジェクト内容

在宅生活を送っている医療的ケアの必要な重症心身障害児等に対し、
訪問看護師が自宅に出向き、一定時間、家族の代わりに見守りを行うことで、
家族の休養やリフレッシュを図ります。

・対象は、山口市内の5世帯、防府市内の2世帯の医療的ケア児を抱える家庭
・訪問回数は1世帯月4回を上限
・1回あたり2時間から4時間までの1時間単位

■ プロジェクトに必要な経費

7世帯×4回×4時間=1ヶ月で112時間のサービス提供を、1年間提供するための経費

  • (訪問看護の1時間単価算定額8,000円)×12ヶ月間=10,752,000円
  • 医師指示書作成料予算 年間1,000,000円
  • 看護師交通費等諸経費 年間1,000,000円
  • 募集管理経費率(30%)=3,825,600円

    総額 16,577,600円

寄付金募集要項

本プロジェクトを実現させるため、みなさまからご寄付を募ります。
ぜひ、皆様のお力をお貸しください。


募集期間:令和元年9月1日~令和2年8月30日

寄付をする
寄付募集元
社会福祉法人 青藍会