聖霊高等学校・中学校の沿革

　本校は1949年に名古屋市中区三の丸の地に開校し、その後1970年に現在の瀬戸市せいれい町に移転しました。1980年代に入ると様々な教育活動が創出され、「宗教教育」「外国語教育」「情操教育」の三つを柱とする本校の伝統教育として今日まで続けられています。
　1990年代には中学5クラス高校6クラスの6年一貫の学校体制が完成し、1995年には法人合併によって「人間の尊厳のために」をモットーとする南山学園の一員となりました。2003年には「21世紀の聖霊づくり」として、これまで以上の学習指導の強化と進路指導の充実とを図ることを今後の改革の指針と定めました。

聖霊高等・中学校の教育活動

　本校は創立当初から「光のことして生活せよ」を教育モットーに掲げ、自ら輝く人生を希求しながら人々をも明るく照らす存在として社会へとはばたく女性を送り出しています。
　本校の伝統的教育を大切にしつつ、21世紀を生きる生徒たちにグローバルなものの見方と、人々と共に平和に生きるための力を育んでいます

『教え育む者の使命』
　学校での主人公は生徒である。彼らこそ次代を担う宝である。
　一人ひとりの生徒は、神からの光を受けて輝く「光の子」の原石である。
　この生徒たちが互いに切磋琢磨し、それぞれの光を多彩に輝かせるように導き、光り溢れる
　学校にすることこそ私たちの使命である。

『目指す生徒像』
　人と人とのつながりを大切にし、キリストの心をもって人を結びつけることのできる生徒
　自ら考え、知性を磨き、豊かな感性をもった生徒
　身体の健やかな成長に留意し、健康な体で活動できる生徒
　物事に積極的に挑戦し、体験を積む中で自信をもって生きることができる生徒
　自己の特性を活かし、他者と共同し、隣人に奉仕し、社会に貢献できる生徒

これからの聖霊高等学校・中学校

　本校が女子中高一貫校として積み重ねてまいりました70年以上の歴史の中で、これまで数多くの卒業生を送り出すことができ、新しい時代にふさわしい人材として各方面で素晴らしい活躍を見せてくれております。
　本校は、2020年4月に緑に囲まれた静謐な環境と同時に先進のICT環境に対応可能なキャンパスに生まれ変わりました。この素晴らしいキャンパスで、どのような時代にあっても人々のために尽くし、人々と共に生きる人間形成という建学の精神を大切にしつつ、本校の教育活動がより広く、さらに多くの皆様からご理解を賜れますよう、独自の女子中高一貫教育を通じて新たな時代に向けての教育活動・教育改革に取り組んでまいります。
　未来の聖霊生一人ひとりの未来のため、ぜひとも本校の教育施設・設備充実のために温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。