活動・団体の紹介
「包摂的な社会実現へ、希望をともす灯りとなる」との理念のもと、公益認定法による認定を受けて助成事業を行う公益財団法人です。全国の社会事業を行う様々な団体・個人に創設来100年以上にわたり助成を届けてきました。特定の企業等に属さない独立のユニークな助成団体です。
活動の背景、社会課題について
社会保障分野においてセーフティーネットの不十分な市民社会形成期に、中間層である市民を救うために国に先立ち活動を開始して以降、時代に応じた助成活動を続けてきました。現在は、社会福祉、学芸・技術、災害等の分野において公的な資金が十分届かない隙間(ニッチ)を埋めるための助成(資金支援)を行っています。
活動内容の詳細、実績について
創設来300億円を超える助成を行ってまいりました。当会へのHP経由などにより直接、あるいは、社会福祉協議会や共同募金会を経由しての推薦・紹介により、全国の活動団体から助成応募を随時受け付けて、当会の選定委員会で助成を決定しています。1件当たりの助成金額は数十万円から数百万円であり当該活動の社会的意義、実現性、資金調達の見込み等を判断して支援を決定しております。当会の財源は創始者(原田二郎)の出資資金の運用による独自財源に加えて、個人や企業の方々からのご寄付や休眠預金などの資金により、広範な社会課題に取り組んでいます。
代表者メッセージ
原田積善会は、創設100 年を超える歴史の中で、日本全国を対象に、福祉、教育、災害、地方創成などの分野で助成活動を行ってきました。特定の企業にも属さず、支援も一切受けない独立したユニークな助成財団です。
我が国では、福祉・教育等の分野で、格差拡大による子どもの貧困や貧困の連鎖、相次ぐ児童虐待の発生といった社会的課題が山積しています。一方、財政面の制約からこういった課題への公的支援に限りがある中、民間による共助が求められており、包摂的な社会の実現に向けた創意工夫が必要になっています。
当会は助成団体として、行政と民間の狭間にあるニッチなニーズを捉えて、スピードと柔軟性をもって、永年培ったネットワークを通じて様々な活動への資金支援を行うよう努力しています。
当会の財源は、創始者の出資した資金の運用益が柱ですが、個人・企業の皆様からの寄付を受け入れて支援を様々の活動につなぐ媒体としての機能も果たしております。
今後も、「包摂的な社会実現へ、希望をともす灯りとなる」よう、助成事業を進めてまいります。
理事長 稲垣 裕志
寄付金の使い道について
ご寄付により、原田積善会の助成事業に参加することができます。広く一般からのご寄付を受けて、より広範な社会課題に取組んで参ります。
当会は、社会福祉の分野を始め、学芸・技術、災害支援、地域創成など様々な分野への助成活動を全国規模で行っておりますので、皆さまの貴重なお金を効率よく必要とする団体へ分配することができます。
(ご寄付の方法)ご寄付の方法は、一口3千円以上上限なしの一般寄付となります。一般寄付は当会の助成資金に組み入れて、重点助成分野を中心としつつ幅広い分野への助成の一部として使わせていただきます。ご寄付はその85%以上を直接的な助成として、15%未満を管理費(スタッフの人件費、広告費、活動を支える間接費)として大切に使わせて頂きます。
使途などを特定する指定寄付・特別寄付をご希望の場合は、必要とする寄付額などに関して当会にお問い合わせ願います。遺贈や相続などに伴う現金以外の財産についても対応が可能ですのでご相談ください。
(ご寄付の税務上の扱い)公益財団法人への寄付として所得税控除の対象となります。ホームページの「税制上の優遇措置」をご欄ください。法人様の場合は一定の損金算入が受けられます。